ラード・アラモード

アウトドア好きのオッサンです。山系バックパッキング、サバゲ、林道野宿ツーリング、好きなモノ、好きなコト、昔ばなし(w のんびりと、自分の興味をご紹介します。

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ラード

Author:ラード
千葉県在住
バイクはXR250「Baja」
クルマはE46「325i Touring」
メインアームは「SIG552 SEALS」


林道焚火野宿のバイク旅と
サバゲ、そして
バックパッキングの世界を愛する。
風流なオッサンとなるべく
奥義を研究する日々(w

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避暑地の夏の正装

2012/04/30(月) 06:07:00

IMG_0630_1.jpg

いやその。「避暑地」っつったって、軽井沢なんかのハナシではない。
わが恒例のイベント、夏の山暮らしにおけるテン場でのカッコについて、なのです。
ま、そんなん、皆さんにおかれましては重々ご承知だと思うけどサ(w

そして避暑地の正装とはナニか。
ワタシのオススメはこちら、ユニクロ製のドライステテコであります。

ステテコ…。おお、古き良き昭和の香りよ(w
本来は「下着」、せいぜいがルームウェアに仕分けられるモノなんだろうがネ。
最寄りの巨大スーパー「イオン」にも、今、結構なラインナップが並べられている。
エコでロハスな今年の暑い夏に向けたアイコン的グッズなのかもしれない。
これを、キャンプのときのリラクシング・ウェアとして使い倒す、そう考えます。
マドラスチェック柄のものなら、なんとかなるんちゃうか、とね。

はじめてワタシがコイツを目にしたのは、あの銀座のフラッグシップ店だった。
12階建てのビルのフロアすべてがウニクロの製品という、ワタシには垂涎の場所。
リニューアル・オープンしてしばらくの4月の中ごろ、ヒヤカシに行ったんです。
すると他の店ではまだ見たコトがなかった「ステテコ」がズラ~リ、と。

「コイツは夏山でイケるかも」。そのとき、ピンときたワケですよ奥さん。
熟慮の末、むかし懐かしのバミューダショーツをホーフツとさせる赤チェック柄を購入。
ラグジュアリー用だからサイズはゆったり「XL」で。990円でした。

P1060802_20120607213837.jpg

強調すべきは、その軽さ。わずか108gです。
昨夏の尾瀬に持っていって重宝したユニクロ製の短パンは、296g。
それにしても、この写真はイイんだよなぁ。まあその。手前味噌すぎですが(w
でも、「夏の避暑地」で連想するすべてのモノやコトが写っている、そんなムード。
シッカリとした造りの短パンは、ステテコごときと比べられたら気の毒ではある。
しかし盛夏のキャンプ地では、今後はステテコ君で必要にして十分かと。
そう。この軽さと畳んだときの小ささ、そして低価格は「バリュー」なのです。

IMG_0800_1-1.jpg

やがて、近所のフツーのユニクロショップでもコイツが売られ始めた。
するとフザケたことに、早くも叩き売りなどしているワケですよ奥さん。
わずか680円。当然ながら即購入。今回は青系のマドラスチェック柄を。
これまたバミューダショーツっぽさを狙ったチョイスです。

いやその。ウチの中でも愛用していますがネ。
ツンパ1枚ではちょっとアレな週末とか。ま、年ごろのムスメがいることもあり。
そして生地の肌ざわりがイイから、フロあがりなどでもストレスがない。
山に限らず、フツーに長く使えるベーシックなスグレものと言えそうです。


【追記:2012年6月17日】
ユニクロのステテコ・プッシュがハゲしい。
先日、思わず唸っちまったニュースが、コレ。なんと「ステテコBAR」(w 
バーテンダーがお客に合う柄をアドバイスとかナントカ。
むーん。こうなると、山のテン場でヒトとカブる恐れも出てくるナ。


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バックパッキング・道具考CM:0

オトコの「ままごと」プロジェクト(24) それを「膳」問答と呼んだ。

2012/03/31(土) 06:16:02

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春分の日に、悩みに悩んでコイツを買った。
スノピの「Ozen」。

初めて訪れた千葉ニュータウンのイオンモール内で見つけたアウトドア・ショップ「L-Breath」にて。
上代はお手々も震える4,980円だが、ヨメが財布に入れているイオンカードの利用でソコから5%引き。わずかな値引きだが、それが何とかワタシの背中を押してくれたってワケです。

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「Ozen」収納時の大きさを、この7年ほど野宿の友として愛用してきたキャプテンスタッグのちゃぶ台と比較してみる。
イロケも無いナイロン製の収納袋に入ってはいるが、バツグンに小さく、薄っぺらであることがお分かりいただけよう。そしてソコソコ軽いことも持ち味。収納袋コミで330gなんだからね。コイツなら登山に持っていけるかも、そんなムードにさせてくれる製品といえましょう。

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キャプスタの「ちゃぶ台」、使いこんできてボロボロだ。コイツを買ったのはけっこう前のこと。2005年の夏、10数年ぶりに林道野宿ツーリングの旅に出て、5日間くらいを南東北の山中で過ごしたときの準備に、近所の「スポデポ」でゲットした。なんかの割引きがあって、千円でおつりがきたのを覚えている。

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いま見ても感心できる折りたたみ方法のアイデアとかデザイン、ほどよい「小ささ」、そして他社の同ジャンルの製品と比べて圧倒的に安価なところは、すばらしい。

それまでのワタシは、こんなテーブルなんか不要、邪魔、いたずらに装備が重くなるだけじゃんと唾棄してきたワケですが、まあその。オートキャンプという、装備のデカさとか重さの感覚がバカになっちまう遊びを経たコトもあって、登山ではないのだから700gの重量増くらい何だってんだ、そして地べたにアレコレ直置きするのもイイ大人として今さら如何なものか、そんな葛藤の末に、ワタシの野宿遊びでは装備スタメン入りを果たしたのだ。

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そんなこんなで、バイクの旅では欠かせぬ相棒となった「ちゃぶ台」、オフ会として林道野宿旅などを行うと、こんな「おれの城」的光景が当たり前となる。そしてコイツが目の前にないと、イマイチ落ち着かないというムードにもなり。

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今年のはじめに新発売となった「Ozen」が欲しくなった理由とは、理想の野宿地を山で見つける、そこでマッタリくつろぐというラード的「山系バックパッキング」の場で、座イスにもたれてアグラをかいたその目の前に「ちゃぶ台」があったら便利だな、ステキだな、そう思い始めたからだった。

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こんなウスラ侘しい写真を見たら、ですね、ご同意いただけるのではなかろうか(w ま、これはネガティブなほうの事例ではあるけれど。

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それにしても…。「Ozen」を買おうかどーしようか逡巡し、わが豆腐アタマの中で「膳」問答を長らく繰り広げたのには、もちろん理由がある。
まずは、コイツが高価すぎるんですよ。アホみたいな価格設定なのだ。
スノピの同じカテゴリーのアイテムである「Baja400」、10年近く前から売っているキャンプ・ツーリング用「ちゃぶ台」の元祖的製品なのだが、より見栄えがする(収納袋も含めてね)ソレよりも高価いってのが、いやはや何とも(汁 

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むーん。「Ozen」の適正売価なんて3,500円くらいなんじゃねーの? 余剰分の1,500円はこの御殿のような新社屋にお布施してんじゃねーの? そう疑ったとしても、諸君、誰がワシを責められようか。

もうひとつの理由は、この「330g」を山系バックパッキングの装備に加えることは「是か非か」と。ぶっちゃけ、要るか?コレ。
まあその。ここらへんについてもウンウン考えた末に結論を導いた。
「だって欲しいんだもん」、これが一番(w 
同じミニ・テーブルだけどキャプスタのヤツとはデキが違う、別モノだもん。なにをコレに載っけるかとかは重視しないよ、ワシの「アウトドア・ライフスタイル」を表現するアイコン的グッズなんだもん。

というワケで海辺の焚火野宿の場でも使っていけばイイよな、そう考えてようやく買うことにキメたのだ。ま、オッサンが祝日の店頭で長いこと「Ozen」を手に立ちつくしていたのは迷惑だったとは思いますが(w

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とはいえ、じつに悔しいコトにコイツは素晴らしいのだ。
え。どこがかと。まずはその設計アイデアだ。構成パーツがわずか4点、シンプルの極み。そして組み立てかたもごくシンプルでメンドくさくないのは登山のときにイイ。この優れたアイデアにおカネを投じたようなモンです。

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さらにキッチリと組み上がってミシリとも鳴らない仕上げも秀逸と言える。

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ステンレスの棒を立体的に折り曲げただけの四隅の「脚」は、しかしながら不整地でも低めにビシッと安定(コレとかコレなんか、ガタガタの山の地べたでは不安定で使えんシロモノだ)するだろうし、脚先が丸くてカドがないからテントのフロアを傷つける恐れがない。

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そしてテーブル上面の四周は少し折り返されてあって、箸などがコロコロ落ちるのを防ぐというギミックもイイ。
さらに所有欲を満たす表面仕上げの美しさも指摘しておきましょうか。
「A4」版という「小ささ」は初めのうちは戸惑うが、まあ、これも山のテン場では慣れてくるに違いない。

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悔しいコトだが、やはりコイツはまったく素晴らしい製品なのだ。いい仕事がしてある。
そもそもワタシはスノピの飲食関連グッズは評価しているワケで。価格設定がちょっとオカシイとは思うが。
ああっと。いつの日か素材をチタンにしてB4版の「Lサイズ」なんてヤツをこさえてくれたら、うれしいナ。間違いなくソレが上代1まんえんでも買っちまうだろう。

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思えばこの製品をネットで知ってから買うまでに一ヶ月ほどを悩んだワケですが、たまたま店頭にディスプレイしてあると、キッチリ背中を押されちゃうモンだね。
店先でヨコから見たり裏返したり、ためつすがめつ30分くらい立ち尽くしてウンウン悩んでいたワタシに店員のおねいさんが「イオンカードをお持ちですか?」とにんまり笑いつつ囁いてこなければ、あるいは買わなかったかも知んないナ。

でもまあ、買っちまったんだから、もうボヤかない(w 
山でも海でも使い倒していくベシ、だ。


【追記:2012年6月16日】

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そうして「Ozen」、愛用しております。
これは房総の山中、4月の野宿にて。ちなみに前方に見えてるのが、スノピの「Baja400」。いかにも高級なルックスを誇るアレよりもお値段が高い。フシギよの(w

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これは房総の海辺、5月の野宿にて。日暮れる前から全開だ。ま、きれいに天然芝が敷き詰められているこのシークレット・ポイントでは、ちゃぶ台なんか無くてもイイんですけどね。ムードメイカーという側面は大きい。

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これも房総の海辺、6月のソロ焚火野宿。すっかり焚火を前にしたときの生活道具になってます。
次は山で使い倒している画像、だな。

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ビジネスモデルとしての耳セン

2011/11/30(水) 17:56:55

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おばんです。オジンですが。「耳セン」愛用歴が、振りかえりますと35年にも及ぶ不肖・ラードめであります。
ずいぶん前にも、こんな記事を書いたモンです。しかしそれ以降は耳センについての研究や改良を試みるコトも、とくに無かったんですがネ。
それはナゼか。まあ、100均製品の台頭と言っていい。「ダイソー」の中華製でも買っとけば、そこそこ使えるからです。わが自宅マンションはごく静かな立地であり静かな部屋だから、こんな粗末なモノでも必要十分だったワケ。

もちろん、かつては壁がペラッペラの軽量鉄骨で大通り沿いのマンション、はたまた築40年くらいの風呂ナシ木造アパートの2階にして壁や畳はもしかして紙でできてんスか?的な荒くれオンボロ部屋なんてのにも好きこのんで住んできたワタシだから、遮音性能に優れて長持ちする安価な耳センというモノに対しては、けっこうなコダワリを持ってきたと言えます。

とはいえ、ワタシにとってのベストモデルは長らく「イアーウィスパー・サイレンシア」だった。さまざまの環境でも、まあ、コイツで十分にツブシが利いたからですね。これ以上の商品が長いあいだ見当たらなかったという理由もあるけれど。

ワタシが使う耳センは、いわゆるディスポ・タイプ。使い捨て商品です。ケッペキなヒトなら毎日とり替えるのかも知れませんが、そこを半年間くらいはシコシコと使い続ける。極私的な道具なんだから、ま、イイじゃないの。でも、ウレタンフォーム製のソイツは日を重ねるにつれて耳アカで汚れていき、そして鼻持ちならんくらい臭くなる。自分がガマンできなくなったら、それが替えどきです。

ところが、100均の耳セン性能に対して疑問がフツフツと湧きあがってきた。そのキッカケは今夏の尾瀬バックパッキング旅でのデキゴトです。
尾瀬にはいろんな人種がやって来る。山ヤとかハイカーだけでなく、極悪の渓流釣師なんてのもキャンプしているんですよ。で、連中とは基本的に生活時間が異なるワケ。そうして「見晴」というキャンプ・サイトで過ごした最後の晩、夜更け(23時まではガマンしていたんだ)までお喋りし続けるジジイ2名にブチ切れたワシ、そいつらのホムセン安物テントのポールをゴッキンゴッキンとケトばしなら「申しわけないんですがね、いいかげん静かにしていただきたいんですけどね」とお願い申しあげつつ、ご協力を仰いだんでした。いやはや。

例年になくユルく過ごしたこの尾瀬での夏休みを終えてから、「100均のモノなんかダメだな、やっぱ。イヤーウィスパーを久しぶりに買うか、アマゾンで」とググり始めたワタシは、そこでビックリさせられた。なんてこった。

耳セン「だけ」を商うネットショップってのが、わが国にあったのです。

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このお店なんですがネ、まあその。どっかの専業主婦1名でやってる内職みたいなレベルなのかも知れんが、ともかく耳センというブツが「Eコマース」としてモデル構築されていたワケですよ。少なからずショックを受けた。

そしてビシバシとネット検索を進めていったら、さらに奥ぶかい世界が今では展開しているではないですか。
まったくウカツであった。1977年ごろから、母から分けてもらったコットンを丸めて突っこんで耳セン代わりにして寝てきたというドトーの愛用歴を誇るワタクシが、それを取り巻く業界のナウい豊饒を知らずにノウノウと暮らしていたのである、なんちゃって。

そこで初めて、モールデックスとかハワード・レイトというブランドを知りました。さすがの科学立国・USAには防音・遮音に特化した専門メーカーなんてのが存在するのネ。ま、ブルーワーカー系の需要が大きいのでしょうが。
たとえばコイツなんか、ちょっと衝撃的な製品だと思わんかね? ウォーターサーバーというかガムボール・マシンみたいなナリから、イヤープラグが吐き出されてくるんだぜ。

あるいはアメリカのこのネットショップなんざ、最高ではないか。「遮音にイノチ賭けてます」的な凄まじい商品ラインナップで、まったく愉快な気分になれます。ただし英語「のみ」のサイト構成ってのが、ちょいと敷居が高いけれど。
まあその。そんなドメスティックな田舎モンのラードめには、多少は売価にイロを付けられていても大した差額ではないから、先にご紹介した日本語で注文ができる「耳せん屋.com」が安心、そんなムードだったのです。
とりあえず初めてのショッピングだから、このお試しセット商品を手に入れた。550円也。送料は100円、安いモンだ。

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ここで耳センという製品について、少しばかり解説しておきましょう。
耳センは、イヤープラグとイヤーマフに大別される。イヤーマフとは耳をすっぽり覆うモニター・ヘッドホン型のヤツです。ワタシもオーストラリアの射撃場で使ったコトがありましたね、そういえば。
イヤープラグはウレタンとかシリコン素材のブツを耳穴に突っこんで遮音するタイプで、ごく一般的なのはコチラ。そして素材の違いで、使い捨てタイプと継続使用タイプがある。
肝心の遮音性能(NRR値という。「騒音減衰指数」の略)については使い捨てタイプが優れる。NRR値は資料をいくつかチェックする限り、現在では「33」が最高です。

製品的な特徴としては、この遮音性能はもとより、各人の耳穴へのフィット性能ってヤツも重視すべきポイント。
指で丸めて突っこんで、それが耳穴内で反撥してピッタリと塞ぐというメカニズムで遮音する製品だから、耳セン個体の大きさ、その形状、そして素材のやわらかさや反撥フィット感など、各社が持てる技術をブチこんでくる部分ですね。
欧米人と東洋人は、そしてまた男性と女性ではアタマのサイズが違うから、もちろん耳穴の寸法ってのも異なるワケです。自分の耳に少しでもフィットしないモデルは、安眠するために寝ている間をずっと入れ続けるにはリスキーだ。というのも、耳の内側がドヨーンと痛くてたまらなくなるから。ワタシも何回も経験しましたが、これがツライ。自分に合わないと感じたらサッサと別のモノを試すべきで、この自分の耳にドンピシャの一品を見つけるには、とっかえひっかえ自分で試して研究するしかありません。

ところで耳センを使ったコトがないヒトは、コレがまったくの無音状態になるのか?と思うかも知れませんが、それは少し違う。たとえば満員の山小屋、「サシミ」のザコ寝状態で、真横に往復イビキのヒトが全開でガーピーと歌っていたら、ある程度は低音と高音域が殺されてるナというレベル。過剰な期待など、お持ちにならぬよう(w ま、ワタシの場合は耳の中に異物をブチこんでいるという安心感から、その状態に依存して安眠できるというヘンな体質になっちまっておりますが。

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さて、まず初めにモールデックスの黄色+ミドリの「ゴーイン・グリーン」を開封して、内房の海辺野宿で使ってみた。じつに優秀でした。自宅でも使っているけれど、しかしコイツはワタシの耳にはキモチ大きいムード。少し痛くなる。
そこで自室での安眠用には、ソフトな入れゴコチに定評のあるハワード・レイトの「レーザーライト」を試してみるコトに。するとコイツはじつに耳に優しくピッタリとフィットして素晴らしい。今後のリピート買い指名ブランドにしましょう。
画像でオマケのプラ・ケースに入れているのは、イヤークラシックの「スーパーフィット」。その商品名とはウラハラに、コイツがデカすぎかつ硬すぎ。耳が全体的に痛くなってガマンならぬ。ゴミですね、ワシには。
そしてカモフラ柄の紙ケースに入っているのが、モールデックスの製品群では最強の性能を誇るという「カモ」。もしかしたらワタシには痛くなる大きさ及び装着感になるかも知れませんが、ココ一番のとき用に温存しています。

ま、こんな小さなコトでも、アレコレ・ネチコチと研究するのは楽しいもの(w 
ところがですね、世の中はやっぱり広い。理想のブツを求めて日夜数年を耳センに打ち込む学究の徒がいらっしゃるワケだ。それが、コチラ。ともかく、このページこのページに目を通して、代表的な商品たちを把握していただくのが早いでしょう。
ほかにはこのブログもなかなか。モールデックスを買うならこのショップが最安という情報もゲットできたしね。
さらにこのブログもじつに有用です。なんたって製品に手を加えて改良を図るのは、ココだけ。勉強になるなあ。

それにしても、高性能の耳センが手軽に通販でゲットできるとは、イイ時代になったもんです。そして超ピンポイントなそんなショップが「商い」として成り立っているってのも、なんか起業の敷居が低くなっている現代のユニークなケース・スタディとして、ヒトに語りたくなるネタでもありますね。
布団一枚に3名で包まる山小屋サシミ寝とか、芋の子洗うがごときキャンプ場での騒音公害にイラカッカする紳士淑女諸君には、この耳セン・ビジネスモデルに相乗りしていただき、さらに活気づかせていきたいと考えるワタシです。


追記:2012年6月8日】

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耳センのネット発注、その第2回目を行った。
今回は「アマゾン」経由でじつにイージーに。そのショップは、コチラ
ココに決めた理由はカンタンだ。お目当ての耳センを、わずか「1ケ」単位で注文できるから。そして手に入れたいモデルが絞られて明確になったってコトもある。

まず、自宅以外の場で使う耳セン、遮音性能および装着感に秀でた性能を発揮しなければならんモデルなのだが、それはモールデックスの「camo」でキマリ。
というのも先週末、谷川岳の山中に佇むとある山小屋で30余名を集めて行われた大宴会のあと、「イビキの種類ってのもさまざまなモノがあるのだな、いやしかし」と思わず感心してしまった床の間での雑魚寝という状況で、絶大なる遮音性能を「camo」は発揮してくれたからです。
まあその。ところがワタシの寝場所の位置が最悪で、夜中にオシッコに起き出す老人たちにエレキで顔面をピカピカと照らされ、またわがボデーを踏まれ蹴られまくってほとんど寝られんかったワケではありますが(w

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その他には、装着感が「カモ」よりソフトだという「スパークプラグ」、そして自宅での安眠用に「メテオ」という比較的あたらしいモデルを試してみよう、というもの。「カモ」と「メテオ」は5ケづつ、「スパークプラグ」を3ケの計13ケ、メール便の送料含めて計1,000円ちょっと、というオーダーにした。
 
ところが、ですね。届いた商品の数がちょっと違うワケ。3商品がナゼか5ケづつ入っている。きっちりと赤ボールペンでチェックしてるクセに。「むーん?」と思ったが、ま、コレは初回注文者のワタクシに対するサービスの一環であろうとナットクして不問にしとこうか。てへ。

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右が「camo」、中が100均の耳センに付いてきた携帯ケース、そして鮮やかなキミドリが独特なカタチの「メテオ」だ。今後、かれこれ1年間くらいはこのラインナップで使い回して逝けそうだナ。そしてまた、仕様感などをレポートするつもりですんで、お楽しみに。


バックパッキング・道具考CM:2

背もたれの安楽

2011/10/10(月) 23:58:12

むは。記事を書かなくなって、早5週間ほど。
なんつーかその、アレコレ重なったワケです、考えることが。
書くべきコト、たくさんあるんですがネ。
たまにフリーズしちゃうワシですが、いやその。申しわけない。

で、リハビリと言っちゃナンですが、書きやすい道具レポから始めてみます。そういえば、7月に「うp」したトランギアのネタ。こいつがその後、ちょっとした影響を「業界」に与えているみたいなんですがね、ヨシ。今回はその第二弾というムードでご紹介していこう。

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ワタシの海外通販、輝ける二度目は、ふたたび英国が舞台となった。
今回はココんちなんですがネ、「Wiggle」よりはキャンプ・アイテムのラインナップが豊富で、サイトの日本語対応がワシでも何とかなりそうなレベルってのがイイ。しかし送料は単品ごとに付与されるシステムと思われ、じゃ、とりあえず何かひとつ買ってみようと考えたワケです。

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そうして注文したモノは、「トレッカーチェア」。キャンプ用のマットレスを組み込んで「座イス」に変身させる、ソコソコ軽い(298g)ナイロン製のホルダーだ。
お値段は、日本円では購入時のレートで送料の488円(このショップ、為替レートをマメにメンテナンスして価格表示に反映させている模様)を含めて、3,232円。国内定価は税込3,570円だから、送料を含めて英国から取り寄せるほうが安い、という面白ショッピングになります。

ちなみにコイツを買った理由はキチンとある。2年ほど愛用してきた同じメーカーの最軽量モデル「コンパックチェア」を、8月の尾瀬バックパッキング時の初日に壊してしまったからだ。もちろん軽量化と引き換えにペラペラで危なっかしいブツなのは承知していたんですが、夕刻、地べたに置いたコイツに「よっこらしょ」ともたれたとき、「ビリリッ」とイヤな音を発して背もたれ背面上部の縫い目が5㌢ほど破れてしまったのだ。
ダクテで応急補修をしながら旅のその後も使い続けたのだが、まあその。やっぱり「UL」系なモノってのは神経質だな。こっちも疲れて動作がラフになっているワケで、もう少しデヴでも安心できる強度を持つ製品に身を任せたい、と(w

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ワタシの考える登山スタイル、「山系バックパッキング」に座イスは欠かせない装備品と言える。背もたれのある「山での生活」ってのは、じつに快適で安楽なんですよ。
まあ、1泊くらいではコイツの持ち味を発揮できないかも知れんが、5泊6日レベルの山旅になると効果テキメン。ヤングなころのワタシだったら「そんなの不要。あぐらで十分」と吐き捨てたかも知れないが、ジジイに変貌を遂げた今では「ワシのために開発してくれたアイデア・グッズじゃ!」と叫びたいくらいのブリリアントな存在なのです。げほごほ。

ところで、このショップの所在地を改めて見てみると「ベルファスト」とある。む。ココって北アイルランドのアレですよね、「IRA」などによる泥沼の紛争が長らく続いていた。大英帝国の本島(と言っていいのか?)とマン島を挟んで西側に位置する島で、くわしい経緯を知らぬワタシですが、今では平和が訪れたのだろうか。
ともかく、いろんな意味で遠い場所から「ナチュラム」よりも安い送料で、一週間で届けてくれた優良な通販ショップです。「ジャクソン・スポーツ」、オススメだ。さらにワンポイント・アドバイスをカマしますと、「コンパックチェア」はおトクだよ。日本で買うより送料含めて1,500円ほど安いからね。スリムなヒトは、是非。

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こうなると新しいマットレスにも色目を使いたくなる、それが人情(w いやその。以前からカスケード・デザイン社のウレタン・マット「リッジレスト」の分厚いモデルが何となく欲しかったワタシだ。

「トレッカーチェア」の購入を機にアレコレと海外サイトでチェックしていたんですが、ふと「アマゾン」を見ると何てこった、今年からモデルチェンジして円高還元価格改定も施されている「リッジレスト・ソーラー」のレギュラーが、定価から千円ほど安い4,295円で売っているではないか。ウカツだった。「灯台もと暗し」とはこのコトじゃん。そして送料はタダ。奥さん!ココがポイントだ。即購入。

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もちろん注文した翌日に届けてくるのが、ココの持ち味。かつて見たことのない大箱が笑えます。ちなみに今「アマゾン」を確認したら、もうコイツは正価でしか売っていない。むーん。フシギだの。とりあえずショッピングの神さまが見てくれていた、ってコトにしとこう。

愛用してきた左側の黒いマットが、昭和末期に買ってあった今ではレアな旧モデルで、その厚さは15mm。かつては「リッジレスト・デラックス」という名だった「ソーラー」の厚みが20mm。雪山でも笑って使える断熱性能を持つが、それにしても巨大ですわね。ラグジュアリー用にカテゴライズされている「ソーラー」には半身用サイズのラインナップが無い。もったいないけれど、無雪期の山系バックパッキングには半身用マットで十分と心得るワタシは、いずれ110㌢にチョン切る予定だ。

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セッティングしてみると、おお。こいつは素晴らしい。今までは15mm厚のマットとペラペラのシルナイロン製「コンパックチェア」の組み合わせで、コシが弱くてフニャフニャの座り心地だったワケですが、生地の厚い「トレッカーチェア」に20mm厚のマットが二つ折りでガッチリとハメこまれて、「クレイジークリーク」の座イス並にカチッとした座り心地になる。オマケにアレよりも座面の幅が51㌢と広いから、背中の両脇が痛くならないというメリットもより強調されますね。

ただし、ごく軽量の組み合わせだった今までより合わせて200gほど重たくなってしまうワケだが、まあ、この「安楽イス」を味わえるのなら喜んでガマンしよう、そう思えるキャンプ・アイテムと言える。

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コンパックチェアと比べて劣るポイントが、ココ。両脇および真ん中を横断する黒いストラップが取り外しの容易なバックル式ではない。セッティングは今までより少しメンドくさくなります。

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コンパックチェアでは耐えられなかったワタシの上半身の「重さ」が、うまく分散するように思える設計です。この新型リッジレスト・マット、シルバーの塗装がナニやら断熱上の奥義を発揮するらしいのだが、いずれポロポロとハゲ落ちてきそうなムード(w

そういえば、ナウい高機能マットレスが新たに登場したという「アウトライダー」誌の記事を読んで即購入した1988年以来、ワタシはこの黒い15mm厚の「リッジレスト」2ケを使い続けてきた。そして自宅では、昔も今もマットレスなど下に敷かない煎餅蒲団で寝ている。べつに健康法というワケでもないんですがネ、煎餅でないと背中がナゼか痛くなっちまうカラダなのだ。
それを野宿の場とか山の上でも維持し続けてきたんだが、最近、ちょっとシンドいと思い始めたんです。だから厚みを5mm「うp」して、少しラグジュアリーにしてみっか、と(w もちろんコレは加齢現象の一断面なんだろうがネ、それでもまだ、ワタシはエアマットには逝きませんから。まだまだ、ウレタン系の「お床」で寝続けるよ。

バックパッキング・道具考CM:14

オトコのままごとプロジェクト(23) Trangia 27-8

2011/07/15(金) 12:56:58

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トランギアの「ストームクッカー」なんてのを、買ってしまった。「27-8 UL/HA」と言います。
ソースパン2ケがハードアノダイズド加工されたウルトラライト仕様のSサイズ、そしてヤカン付きという、現行のSサイズ・ラインナップでは最良のモデルだ。

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申しわけない。
買うつもりじゃなかったんです。
こんなん、アウトドアで使うかどーか、わかんないしサ。

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なんと申しましょうか、あれこれとイイワケが脳裏をよぎる。
ええ。いまどきは宴会キャンパーですら皆さん持ってるストームクッカーだよ。
まあその。ネタですよ、ネタ(w

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では、本題からいこうか。
ストームクッカーを始めとしたトランギア製品を今から買おうというヒトがいるなら、英国の通販サイト「Wiggle」が最強だ。
ナゼか。ワタシが購入した「27-8」のお値段は、6,824円。わかるヒトには良くわかる、オドロキの低価格だからです。あまつさえ注文の合計が7千円を超えたら、なんと送料がタダになる。

この優れた価格競争力よ。これでアマゾンだのナチュラムだのの国内勢はすべて退場する。米国の通販屋、キャンプセイバーだのムーントレイルだのも、このブランドに限ってはマッタク勝負にならないワケです。

こんなコト書くと、いやいや、ストームクッカーは風防もチャコールグレイのシリーズじゃなきゃ認めん!なんつーアマノジャッキーが裏庭の水たまりから湧いて出そうだが、そんなん、知ったことか。「賢いお買いものとはナニか」という厳然たる事実を前に、キンチョールをブッカケられて昇天したまえ。
こんなコト書くと、「いやいや、もっと激安のショップはあるぜ、ここな情弱モノめが」なんつーネット弁慶もヨコ入りしてきそうだが、いやその。あるなら教えてくださいませ(w

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ほかの製品だと、みんなナゼか大好きな「メスティン」も国内売価の半額だし、さらにワタシは使いもしないに違いないLサイズのストームクッカーだってアホみたいなお値段。ついつい「予備として…」ポチってしまいそうじゃないか。

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さて、「27-8」のみでは送料が発生(2k円以上もする)するので、とりあえず、もっとも安い商品である「スポーク」を同時に注文した。まあその。ワシはスポークなんて使わないんだけどネ、きちんと箸を扱えるから。

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先に申しあげておくと、このスポークは発注後に在庫を切らしたらしく、ストームクッカーが届いてから1週間後、これ1ケのみを、イギリスのポーツマスという僻遠の地から送料無料で送ってきたのだ。なんかもう、じつに実直な通販屋ではないか、「Wiggle」。ジョンブル魂を感じるぜ。本邦では一般的なエアキャップ材を使わない(英国には無いのかね?)梱包ってのは、イヤハヤですが。

ほかにも何か買ってさしあげたいトコロだが、このショップは基本がチャリンコ屋さんだからアウトドア・グッズの守備範囲はごく狭くて、欲しいモノが見当たらんのが残念ではある。

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感心しちまったので、ついついグーグル・マップで会社所在地を調べてしまった。ポーツマスってのは、英国の南端、ドーバー海峡に面した海沿いの街なんだね。

ちなみに伝票の上に乗ってるジェリービーンズの小袋は、ストームクッカーのに小包に入っていたもの。サービスと考えてよろしいか?(w せっかくなので喰ってみたが、どえらくチープな味でした。うへ。

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さらに「Wiggle」の長所に触れていこう。
HPのサイトを見てお分かりのとおり、日本語での案内の充実度が抜群なのだ。料金表示の細部にわたって、しっかり作られているからね。いっさい「ポンド」とか「シリング」を考えなくてイイってのは、安心感がデカい。

云わずもがなですが、通販サイトがワールドワイドにEコマースを展開するなら、各国語に対応するサイト構築がマスト。アウトドアグッズの業界の場合、「UL」と「山ガール」、そして円高でハジケている日本のカスタマーの規模は右肩上がりで、それはデータ上でも明らかなハズだ。しかしながら米国の通販サイトがそこらへんの改良対策を未だに実施してないのは、ビジネス・チャンスを無視しているとしか言えない。今ならココが、ちょっとした「ブルー・オーシャン」だぜ(w 広告屋としては、ぜひ米国へ飛んでコンサルティングを行いたいくらいの「もったいないネタ」なんです。
とまれ、海外通販に対してキモチのハードルってのが高々とそびえ立つワタシですら、フール・プルーフに限りなく近い「Wiggle」のHPでは躊躇せずに買いものを行うコトができたワケ。

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もうひとつのイイところ、それは商品の発送が迅速だったことだ。
ポチったのが6月20日(月)の夜で、その週の金曜(24日)、会社から帰宅したらすでに届いていた。グッジョブと言えよう。
比べるのもアホらしいが、GW前に「ナチュラム」に発注した「SIGG」のボトル・キャップなんか、3日でお届けするかんねと表示してるクセに、半月もたってから到着したモンだ。525円もの送料をボッタくっておきながらだ。まったくナチュラムはファッキン・シット、なんである。

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さてさて。ワタシが「Wiggle」を知ったのは、なんかのはずみにこの記事に気づいたからです。4月の下旬、だったかな。「こりゃまたベラボーに安い」と驚いたものの、ブロガー・キャンパーたちに大人気のストームクッカーは、即ポチるという脊髄反射のブツでは無かったワケです、ワタシの場合。

それはナゼかと言うと、アウトドアでの調理システムは、ガス・キャニスター・ストーブがもっとも優れると考えているからだ。より良いガス・ストーブ製品に対しては食指が動きやすいワタシですが、燃料にガソリンとかアルコールを使うモノには、イマイチ興味が湧かぬ。
コレは、何回も書いてきたことですが、昔の「山ヤ」時代の体験から定まった。マナスルの石油ストーブだの白ガソリンのホエーブス625だの。プレヒートというメンドーな儀式がもれなく付いてくる、それら重厚長大な火器しか使わないという状態だったんだから、そんなモノとは「真逆ベクトル」の製品へとコミットしていくのは当然でしょう。

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トランギア・ストーブの単体である「TRB25」は数年前に買ったのだが、ほとんど使う機会がないままでした。やっぱりメンドくさくてサ。
もちろん、アルコール・ストーブのアウトドア・ブログ業界での自作ブームとか個人工房のニッチなハンドメイド製品がウケている現状はキッチリと承知している。
しかし「不便を楽しむ」などという心境には、やはりなれない。ワタシが登山を始めてからの30数年間、快適に安楽にと正常進化してきたキャンプ道具から、わざわざ「外した」チョイスをするなんてのは真っ平御免之介ってワケ。ホントに不便だった昔を知るジジイなんだから(w

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ウダウダと理屈を述べてきたが、では、不肖・ラードめはナゼこれを買ったのか。
それはつまり、この記事を書くため、なんですよ。 

まあその。ネタですよネタ。

そんなんだから結局、ポチるまでには1ヶ月、3回目の正直でようやくオーダーを入れたっつー経緯があったのだ。「27-8」の在庫がフッカツして「残5ケ」とあるなあ、どーすっか、などと煩悶・懊悩してる間にふたたび売り切れたりして。この状態が許せなかったというか酔ったイキオイというか。

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そういえば、この激安っぷりを利して、ヤフオクなんかで「27-8」を8,400円くらいで売りさばくヒトが結構いる。千円強を儲ける算段だ。機を見るに敏だナと感心するけれど、この記事を読んで知恵を授かったヒトは、もう手を出さぬように(w

ああっと。ストームクッカーの長所・短所なんてのはネットに出尽くしているネタですから、そちらを参考にしてネ。中には製品に「バリ」が多いから気をつけるベシという記事も見たが、ワタシのはスッキリきれいなコンディション。

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さておき、ネタと承知しつつも山系バックパッキング用にコイツのシステム構築を考えてしまうのは、わが「ままごと」の性(さが)。カタチが気に入ってるヤカンは重くてスタッキングの足かせとなり、使うかどうかの悩みどころではある。
いつもの山メシを想定して、とりあえず画像のセットを組んでみた。TRB25ストーブ、ストームクッカーの風防上下、フライパン、ハンドル、結束バンドに、ソースパン外側を1ケ、GSIネスティングボウル内側、エバニューFDチタンカップ。
あとは100均のマナイタを切り抜いてインストールするのと、ガタガタ鳴る対策を考えないとイカンな。

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実際には、これにアルコール燃料ボトルとシェラカップが加わる。ね。アルコール・ストーブでは軽量化は図れない。けっして軽くはないのだ。

そしてこんなのを買っちまうと、関連グッズにも否応なく手を出すコトになる。いそいそと津田沼の山道具屋「ヨシキP2」へ行き、トランギア純正の燃料ボトル(2,362円)と高級アルコール(924円。高価い!)を購入。この名ショップは夏前のバーゲンセール中で価格はココから10%引きだったから、まあ、ラッキー。

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週末に、こんなファッキン・クレイジーなお値段の燃料をアセって買い求めたのには、もちろん理由がある。食卓の上で、お肉(ブタだけど)を焼きながら喰いたかったからだ。
いやその。ホントは湯豆腐を考えていたんだが、ヨメ(気がつよい)が「梅雨どきに湯豆腐!」と言ったんだ。じゃ、おでんもイイなーと言ったら「梅雨どきにおでん!」と(ry

ええ。美味かったですよ。そして「27-8」、可愛いヤツです。しかしながら目の高さ直前にアブラが飛び散るフライパンがあるワケで、けっこうオッカネー状態。やっぱり湯豆腐がお似合いかな。

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ああっ。なんだコレは。山で使うつもりもない、ストームクッカー用のアルコールが。
じつはですね、燃料用アルコールが欲しいのなら「ジョイホンへ逝け」と2ちゃんに書いてあったので、いそいそとシルキーシックスで出張りましたよ、ホムセンのジョイフル本田へ。なんと1本あたり200円。登山ショップで売ってるヤツがボッタクリとしか思えぬ良心の叫び。

それにしても、ナゼ4本も(w 
むーん、ヤル気マンマンではないか、ワシ。
ナニを求めていると言うのか、こんなレガシー・クッキングシステムに。

そうか、味か。味なコトやるマクドナルド、か。

ワタシがコイツとともにステキな山上でのキャンプ生活を過ごせる「バックパッキング」を考えてやればイイのだな。そうして、そんなプランニングをするのが至福のひとときってワケか。

購入記なんかで終わらせずに、「コト」を起こさなければ。
老けこんでいてはイカン、そう思いました。
いろんな意味で、ラード的にイイ買いものだったのかも。



【追記:2012年5月】
久しぶりにこのサイトをチェックして、驚いた。
なんと「27-8」が値上げされて、9,800円弱で売られているのだ。
むーん。この記事を「うp」してから1年近く経つ。そして相当な人数が読みに来たワケですが、ようやく「wiggle」の中の人も、ココは儲けドコロだったのか!と気づいたのかもネ。

ま、これからゲットするつもりのヒトは、がんばって安いヤツを探してネ(w 


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モンチッチ的ナイロン袋

2011/07/13(水) 12:45:46

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モンベルのバリスティック・ナイロン製のフクロを、ふたつ買ってある。
前から何べんも申しあげてるよーに、ワタシ、なぜか「袋もの」にヨワいのです。とくにトートバッグ系が弱点であって、あんなのを使うケースは実生活では無いにもかかわらず、つい買っちまって後に後悔する正しいバカなんである。ええ。

さて、まずはシルバーの「UL.MONOバッグ」。5月の下旬、谷川岳へ遊びに行くのに合わせて購入。1,800円でした。

どシンプルなズダ袋だけど、こういうモノってアウトドア・ユースでは、あれば便利この上ない。
山では、まず入下山時に重宝する。サイフとかカメラなど、貴重品入れとして。ザックを置いてコンビニで買いだしとか、思いつくケースはナンボでもあるでしょう。
バックパッキングの最中でも、何かしら防水スタッフザックとしてモノを入れて運べるワケだし、もちろん何人かで焚火を囲んで野宿宴会ってな場合も、身の回りの小物入れとして役に立つ。

いわゆる「マジックバッグ」で、小さく折りたたむと小銭入れくらいのサイズになる。そして36gと、えらく軽い。
山でペットボトルを水筒がわりに使ってるヤツは「風情がない」と唾棄するワタシ。同様にスーパーのビニール袋をガサガサさせるノイズもキライだから、こういったモノを使って、ホンの少しリッチなアウトドア・ライフが広まればイイなと考えます。ま、モンベルだけどヨ。
ナニ色にしようか迷ったが、ソコソコ目立つ(踏んづけない目立つ色ってのが大事なのだ)明るい灰色に決定。ま、オッサンですし(w

そしてもうひとつ、ネイビーの「UL.MONOショルダー」、1,650円也。ネーミングが似てるな、しかし(w

マチが無くてペラペラのジッパー付きショルダーバッグで、つまり「サコッシュ」だね。ショルダーバッグも大好物なワシですが、コレ、もちろんバックパッキングで使うためにゲットした。
行動中、もっとも頻繁に出し入れする小物を入れるためだ。それはナニかと言うと、デジカメ、山と高原地図、タイムを記すメモ帳とボールペン。スントのコンパスを入れる場合もあるな。
今まで、ザックの左ショルダーベルトにモンベルの「アタッチャブルポーチ」を取り付けて使ってきたのだが、これ以上はモノが入らず、ソロ山行では使う機会の多いミニミニ三脚「ゴリラポッド」を入れたくても入らん、そんなストレスがあったワケです。
コイツの目方は29gと、ごく軽い。可変式ショルダーベルトを短めの「たすき掛け」にすれば、登りのときにも歩きにくくはないだろうし、肩に食いこむ重さでもない。

7月最初の週末に買ったこのバッグ、じつは、今年の3月に配布されたモンベルの分冊カタログに掲載されているのを見て、「イイではないか」とロック・オンしていたワタシだった。ところが何の理由があったのか、いつまでたっても売り場に並ばずヤキモキさせられたりして。だから先にグレーのフクロを買っちまったんだがネ、そんなこんなで、ようやく購入できたと。

色は、いちばん無難な紺色しか選択肢はナイけどね、オッサンには(w 
そしてコレがバックパッキング時のフロント・バッグとして最適かどうか、これから実地検証をしていきます。

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オトコのままごとプロジェクト(22) 2011夏山バージョン

2011/07/06(水) 12:56:47

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6月のはじめ、会社帰りに銀座の「A&F」ショップに立ち寄り、「GSI」の「ウルトラライト・ネスティングボウル・マグ」の取り寄せを頼んだワタシ。しかし長い名前だな。で、注文した翌々日、入荷したので引き取りに。定価の1,470円でした。
「A&F」はワタシには妙に敷居の高いショップなんですが、このブランドの正規ディストリビューターだから仕方がない。オマケに「GSI」なんて、ごく最近になってポップでカワイイ色使いの製品群で婦女子に評判をとってきたナベカマ・ブランドなんだろ、貴様それでも銃後の妻か、そんなムードだったんです。

そんなワタシがコイツに注目したのは、ちょっと前のこと。大きな声では言わぬが、このお方のこの記事ですね。いろんな意味で衝撃を受けたシリーズ登山レポだったんですが、まあその。声がデカいよ声が(w  

ところがだ。コレ、アウトドア・ショップでは置いてあるトコを見たこと無いんだもん。あまつさえ通販系でも、当時は「アマゾン」はじめドコも売り切れていたのだった。そうなると気になって仕方なくなるワシは絵に描いたよーなバカとも言え。

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ごらんのように、この商品は、つまりプラスチック製のどんぶりですね、フタ付きの。
しかし、懐かしいわな。というのも大昔の山岳部時代、合宿などではこんなカタチの白いプラ製「バイル」(食器のことを、こう呼んだ)2枚のみ(スプーンとフォークもあった)が、食関連の「個装」のすべてだったからだ。火にかけるコトなんかしないから、このレベルで十分だったんですが、いま振り返ると質素のきわみ(w

そんなアイテムをワタシ好みのオレンジ色にして、サイドをグレーのネオプレーン生地で巻いただけなんですが、それだけの工夫で別モノ的にカッコ良く思えちまうワケだ。

ところで、わざわざコイツをゲットしたのには、以下の理路整然としたヘリクツがある。すなわち、
・「オプティマスHEクックセット」を買っちまった。もったいないから活用していく。
・このクッカーは、しかし蓄熱の鬼的アルミ製。猫舌どころか猫クチビルのワシ、どーなる?
・一回、ラーメンを作って喰ってみた。フチが熱すぎてスープが飲めぬ飲めぬ。
・ここで「ネスティングボウル」のコトを思い出す。
・エッジが心配な「ヒートエクスチェンジャー」のボトムを収納時にカバーできるメリットもあるじゃん。

如何だろう。じつにスッキリ爽やかな論理展開とは言えまいか(w

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とりあえず、製品評価をくだしておこう。メリットは、まず、ポップなこのオレンジ色。ココにマルタイラーメンとかレトルトをブッカケたマカロニが入ってるサマを想像したワケですが、まあ、違和感はないな、と。ブルーよりは見栄えがしそうだし。また、軽量なプラ製のフタ、コイツがあつらえたようにHEクッカーにジャストフィットするし、クッカーの底部分のカバーにも、ほぼピッタリという収納状態になるのだ。

デメリットもあるけどね。それは、このネオプレーンの保護材なのだ。まず、鼻持ちならんくらい臭い。洗ってもみたがニオイは抜けない。スタッキングすると外側の大きな方の内側にニオイが付着し、イヤハヤでもある。それからこのお椀を持つ場合、サイドのみ覆うカタチは熱さ除けとしてはイマイチ意味がないワケで、まあその。コイツはカッコだけなのかな(w

それでも何でも「ままごと」なんだから、試行錯誤錯誤錯誤でネタは続いて逝くんですがネ。

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これが昨年の夏山バックパッキング時の組み合わせ。内容は、エバニューの900mlクッカー、600mlクッカー、FDカップ450ml。スノピの300mlシェラカップとFGSの皿フタ。すべてチタン製で、この目方になる。

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今年は、それがこの目方になる。内容は、GSIのプラ・ボウル内側600ml、オプティマス900mlアルミ・クッカー、エバニュー・チタンFDカップ450ml、スノピのチタンシェラカップ300ml、そしてGSIのプラ・フタ。

それにしても、この統一感あふれるカラーリングの凛々しさよ(w 「EPI」のガス・キャニスターなら、カラー・コーディネイトはさらにピッタンコだ。

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軽量化をソコソコ優先する、ワタシの夏山BPにおける「調理・飲食関連」の今年のアイテムは、こんなラインナップになる。実際にはガス・キャニスター(中身半分入り)がもう1ケと調味料セットが加わります。まあその。こーゆーのをシーズン・インの前に晒すのは「出血」大サービスっぽいから避けたかったワケだがネ、まあイイや。

とりあえずこれ以上、アイテムを削るつもりはナイ。その気になればシェラカップをチタン・ロッキーカップ480mlに代えてザックにブラ下げて、FDカップを削るという「テ」もありますが、どうもねえ。やっぱりコーヒーはシェラカップで飲みたいもの。そしてスープやら味噌汁を飲むカップとウイスキーを飲むヤツも、別にしたほうが気分はリッチだ。

この組み合わせは、今までのヤカン代わりの小クッカーを廃して、ネスティングボウルでラーメンとかマカロニを喰う。大クッカーでの調理は煮るのみにして、アブラまみれになるのを避けるワケだ。内側にはハードアノダイズド加工がしてあるから、ふきふきしやすいとは思う。

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いやはや、病膏肓(やまいこうこう)じゃの(w まあその。「HE」が付いているクッカーはアルミ製しかありえず、するとチタン製より100gほど重くなっちまう。しかし燃焼効率はバツグンだからブタンガスの使用量は下がって、すなわちガスが少なくてすむ分、その重量は軽くなる。ってコトは昨年のシステムと、ほとんど重量的な変化は無いワケで、自分が持ってないモノを買ったんだという自己マンゾクが残るのみ。

いやはや。まったくもってイタチごっこ。そしてコレがすなわち「オトコのままごと」、イバラの道です。
まだまだ続くよ(w

バックパッキング・道具考CM:2

鷲は舞い降りた、ワシの手元に。

2011/07/04(月) 18:56:29

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ブラック・ダイアモンドのLEDランタン「アポロ」、その2011年モデルをゲットした。

いやその。毎度ながら、ひと月以上も前のコトなんですがネ。
ところで記事タイトルの元ネタとは、もちろん「アポロ11号」に由来する。
今回、いくつかの「アポロ」系エピソードを盛りこみつつ、宴会夜話的に書きすすめていこうと考えた。

◆上の画像は、1968年12月、アポロ計画で初めて月の周回軌道に乗ったアポロ8号(映画にもなったアポロ13号の船長・ラベルもクルーのひとり)から撮影した写真で、通称「earth rise」。すなわち地球の出。荒涼たる月面と暗黒の宇宙空間、そして宝石のような発色の奇跡の星との対比で、冷戦とかベトナム戦争とか東大紛争なんかが真っ盛りの当時に、「宇宙船地球号」(バックミンスター・フラーが提示した概念)というステータスをイッパツで表現して全世界に衝撃を与えた、偉大な1枚なのだ。

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◆実際にこの光景を目撃したアストロノーツ(宇宙飛行士。ソ連ではコスモノーツ)たちは、この地球が2次元ではなく奥行きのある球体として見えているワケで、受けるインパクトは格別だったらしい。だから、スペースシャトル計画を含む地球のごく最寄りをグルグル周回するだけの宇宙飛行と、はるかに遠い月まで飛んで行った飛行士ってのは、根本的に違うのだト。
ところがだ。アストロノーツはバリバリのエリート軍人にして理系の人種(ボルト&ナッツ・タイプ)しかいない。人文科学の素養なんざ全員がナッシング、しかしながら当時の(ほぼ)全国民がキリスト教徒という、とても宗教意識の高い米国人(履歴書に「宗教」の項目があれば、そこには宗派のみを書くのだと)のひとりである彼らが、暗黒の空間にポツンと青く輝く小さな星を見て、はたしてどのような精神的な変化が起こったのか。
そのコトを初めて世に問うたのが、ワタシの好きな本「オールタイム・ベスト」で第3位となる「宇宙からの帰還」(立花隆・中公文庫)なんです。こんなに刺激に満ちあふれたノンフィクションもない。読むベシ。

◆それでも何でも、地球から月への距離なんてのは、宇宙の「スケール」感から見たら鼻クソ以下のレベルなんだけどね。以前にも貼ったモノですが、惑星と恒星のデカさを比較するこの動画でビビるべし(w

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ちなみに、このブツはヤフオクでゲット。ええ。せっかくのプレミアム月会費がもったいないから、活用しないとね。4,900円にて落札。送料は300円。安くてラッキーと思ったが、振り込み料180円を忘れてた。ちょっと残念(w 大震災の直後、コゲ茶色のアポロが「好日山荘」にて定価の5,250円で売っていたのを見ていたので、ソコをガイドラインとしていたワタシ。

◆まあその。アウトドア用の製品だから、いつもワシが申しあげているように、白という目立つ色合いがイイ。コゲ茶色の「アポロ」よりも多少はレアですしね。それ以上に、「アポロ」と言えば白に決まってる白い印象なのだ。いや、司令船とか月着陸船ってのは実際は銀いろだし金色ピカピカのカバーも印象的だったんですけど、知るか、そんなん(w アポロと言えば、まずは白く輝く巨大なサターンⅤ型ロケット・ブースターとバラバラ落下しまくる白い氷塊ではないか。コゲ茶色のロケットやら機械船? 笑わしちゃイカン。

以前の記事でもご紹介しましたが、「宇宙からの帰還」に書いてある「サターンⅤ型」ロケットの解説がハードボイルドなので、ふたたび引用してみよう。
・・・・・・・
ロケットのエンジンは爆発的燃焼によって巨大な推力を出す仕掛けになっているから、その燃焼時間はごく短い。アポロ宇宙船を打ち上げた、三千四百トンの推力を持つサターンⅤ型ロケットの初段部分は、トラックが三台横にならんで走れるほど巨大な直径を持ち、そこに六百トン余のケロシン燃料と千四百トン余の液体酸素がギッシリと詰め込まれているが、これをわずか百五十秒間で燃焼させてしまうのである。一秒間に十三・五トンである。
 (中略)
サターンⅤの打ち上げ時重量は約二千九百トン。これを持ち上げるだけで大変で、打ち上げ後最初の一秒は、推力三千四百トンのうち五百トン分しか加速にまわらないから、人の歩く程度のスピードにしかならない。しかし、百五十秒の間に燃料の重量分が二千トン軽くなり、重さはわずか三分の一になり、その間同じ推力が出されつづけるから、みるみるスピードアップして、百五十秒後には、時速八千五百キロに達してしまう。

二段目、三段目になると、これほどすさまじい推力はない。二段目が四百五十トン、三段目が百トンである。しかし、ロケットの自重も軽くなっているから、二段目は三百六十秒間の燃焼で時速二万四千キロに、三段目はまず百六十五秒間の燃焼で時速二万八千キロに、つづいて三百十秒間の燃焼で時速三万九千キロにスピードアップしていく。人類史上最高速の乗物である。
・・・・・・
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じつは数年前、「アポロ」を小型化したLEDランタンの弟モデル「オービット」が登場したとき、ちょっと欲しかったワタシ。でもまあ、キャンプでのムード照明なんてのは焚火の明かりさえあればイイと思ってるワケで、ビミョーなアイテムだったんです。
オマケに単4電池3本で駆動する「オービット」って、スタミナが弱い。照明時間がごく短いのだ。とくに気温が低いと尚さらで、カワイイけれど、現実的な使い勝手はイマイチ。その点、兄貴分の「アポロ」は単3電池を4本も使うからハナシは違ってくるハズ。だから、と言うべきか、コイツは少し重い。アウトドアへ持ち出すTPOってのは限られてはくるでしょう。

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で、うちのヨメに「買っちゃった、コレ」と見せて、「アポロって言うんだ」と。するとヨメが返すには「アポロってカンジがした!」のだそう。わかってるじゃないか(w さすが、同世代。まあその。この場合は宇宙空間を月に向けてブッ飛んで行く「アポロ」の第2形態をモチーフにしているワケですが。

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ところで、今回の記事のタイトルはナニを意味しているか。じつはコレ、「アポロ11号」から引いてきたんですね。1969年7月20日。人類が最初に月面に着陸したとき、アームストロング船長が地球の管制室に向けて最初に報告したコトバなのだ。

Houston-ah, Tranquility Base Here, The Eagle Has Landed.
「ヒューストン、こちら静かの海基地。鷲は舞い降りた」。

この動画の4分57秒あたりで、そのコトバが聞けます。ちなみに、コレの2分15秒あたりで司令船着陸船が分離し、月面着陸フェーズに。3分00秒と3分25秒で、各管制官への最終確認。そして着陸適地を探して手動で降下し、月面にタッチダウンしたときにオルドリン飛行士が「コンタクトライト?」と言ったのがホントは第一声なんですが、まあイイや(w 
そして5分15秒から、アームストロングが月面に降り立つ瞬間を固唾をのんで見守る全世界の人びとの様子が続く。日本でのシーンは実写版「サザエさん」みたいな違和感があるが、これってホンモノか?(w まあその。丑三つ時だったが、当時小4のワタシも叩き起こされて、このシーンを見ていたワケです。
現在、「アポロ宇宙計画」のコトをまとめた最強サイトが、こちら。まったく素晴らしい。そこから引用させてもらうと、アポロ11号の場合、司令船の名前が「コロンビア」、そして月着陸船の名前が、すなわち「イーグル」となるワケです。

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◆そのまま脱線してまいります(w 先の月面着陸の動画にも、泥沼状態に陥っていた「ベトナム」の米兵たちが見つめるシーンが出てくる。さぞや無情を覚えていたコトだろう。「本国の連中は、お国のために戦っているワシら数十万人を忘れて、宇宙にいるたった3人に熱狂してやがる」と。
しかしながら、月面にヒトを送りこむ「アポロ計画」ってのは、米ソ冷戦による産物でもある。「クレムリン」の建物に水爆を搭載した大陸間弾道ミサイルを誤差ゼロで叩きこむための、ロケット誘導技術の確立と密接にリンクしているワケだからね。先っちょにヒトを乗せるか核弾頭を載せるか、ってなモンですけどね。

◆ちょうどそのころに流行った、ベトナム反戦がテーマのオフ・ブロードウェイ・ミュージカル「ヘアー」の劇中歌をリメイクした「フィフス・ディメンジョン」の歌、「アクエリアス」。けっこうなヒット曲(邦題は「輝く星座」)で、小学4年だったワタシですら懐かしく覚えている。スケールのデカいところがステキ。ボーカルのひとり、マリリン・マックーは可愛かったが、40年後の今もルックスが変わらんというサイボーグっぷりはファンキーである(w この動画には日本語の直訳が貼り付けられているけれど、何かしら意訳を施さないと意味不明な歌詞ですね。で、調べてみたら、ドンズバの記事を発見。なるほど。またひとつ、賢くなった。

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◆そしてアクエリアスといえば、もちろん「アポロ13号」ではないか。「輝ける失敗」と呼ばれた、あの宇宙での爆発事故をクルーと地上スタッフたちが知力を尽くして対処・対応して、クルーは全滅も当然という危機的状況と時間との闘いから見事に生還させた、ナミダと感動の事例なのだ。

司令船「オデッセイ」の酸素が無くなってしまうため、本来は2名乗りの月着陸船「アクエリアス」に3名が乗船して救命ボートとして運用。その場でロケット噴射して方向転換するのか月を周回して引力を利して帰還させるのか?、電力のほとんどが消失した宇宙船をどうやって維持させていくのか、船内が二酸化炭素に冒されて飛行士たちのイノチが危なくなったとき、飛行主任のジーン・クランツ実在の人物。ワタシ好みの俳優、エド・ハリスが演じている)はどのような意思決定をするのか、そして船内にあるモノだけで、どうフィルターを作るというのか
この他にも、もちろん寄ってたかって解決しまくっていくエピソードはたんまりある。泣けるネタ、背筋が思わず伸びちゃう名セリフも目白押しだ。
だから、今まで何回か観てきたこの出来事を忠実に再現した映画「アポロ13」のDVDを、今年の初めにワタシは買ってしまったワケです。中古だけどね。1,780円でした。特典DVDにはドキュメンタリ番組などが盛りだくさんだから、もう願ったりかなったり、という。実話に基づく非常に良くできたシナリオ、すばらしいSFX、そして弾道飛行での無重力状態の撮影を繰り返した迫力で、何回観ても飽きるコトがない。

いま考えると、40年以上も昔の「NASA」の管制室のスタッフィング、アポロ・プロジェクトチームの組織ってのは先進的だな。当時から40年も経て、広告業であるウチの会社もこういったプロフェッショナル・チームみたいな構成になっちまったからね。
そしてフライト・ディレクターのジーン・クランツは「部長」くらいの役職だったのか。30代後半にして、このリーダーシップだもんなあ。爆発事故の直後、騒然として駆けずり回るスタッフたちに向けて言ったコトバからして意義ふかい。「OK。みんな、クールにいこう。そして問題解決に取り組もう。当て推量でコトを運ぶな」。

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最後になりますが、「アポロ」ランタン2011年バージョンのメリットを挙げてみよう。

・まず最初に、ホワイト・モデルはカッコよろしい。
・2011年バージョンでは、光量が80ルーメン(今までは56ルーメン)にアップ。十分に明るい。
・スイッチボタンを押し続けると、光量を無段階で増減できる。これは便利。
・収納した状態では、ゼッタイに誤作動などしないスイッチ(「GENTOS」製品は、この点でダメダメ)。
・バッテリーの残容量が3つのランプで分かるインジケーター付き。
・アイデア賞ものの「ダブル・フック」が秀逸。旧モデルには付いてなかった利点だ。
・3本足は先端にゴムが巻かれていて、ドコに置くにもグリップが良好。
・その3本足を畳んだ収納状態はホヤをガードするカタチになり、ゴムのおかげでホヤが開きにくい。

イマイチな点もある。
・白色LEDは、やはり眩しい。ここだけは「GENTOS」の電球色LEDを使ったランタンが優れる。
・重いといえば、重い。単3エネループ4本を含めて320gだ。

まあその。防災用アイテムとしてコイツを買ったワケでは無いんですがね。わが家は今夏の灯火管制、もとい(w 「計画停電」時も、再び除外されるエリアだから。その点では「備えあれば憂いナシ」的な買いもの、というか。何よりカッコいいしギミックが満載だから持つヨロコビがある。アウトドアで使い倒していくベシ、だ。

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オトコの「ままごと」プロジェクト(21) ママゴトの真髄

2011/05/30(月) 12:49:25

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豪快に予算を投入して、水筒ふたつ分の栓というかキャップを買い替えた。

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リプレース用として販売されているモノですが、こんなの、ほとんど需要は無いんじゃないかしらん。

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ところが、4月のとある晩だった。こいつら、「うっふん」とワシのハートをいきなりノックしてきたんだ。

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仕方あるまい。オトコがすたる(w ウイスキー用と焼酎用に特化させているボトル2本を、お化粧直しさせよう。

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「SIGG」のコイツと、「Klean」のコイツだ。

いやその。けっして安くはないのです。どちらも「amazon」での購入だったが、「Klean」は「vic2」経由の840円+送料472円。「SIGG」は「ナチュラム」経由で1,040円+送料525円だもんね。 
あまつさえワタシは初めてお買いものした「ナチュラム」ってのがフザケている。3~4日でお届けと表示されていたクセして手元に届いたのが半月後。ダメじゃん、ナチュラム(汁

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ところが、だ。「Klean」は、ステンレス素材で健康にこだわる同ブランドが、すべてステンレスとなるのが潔い。
「SIGG」は、ロゴのエンボス加工を含めて、メタルでマッチョなムードを醸しだすのが素敵でしょう。

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まあその。早いハナシ、「SIGG」は「レトロボトル」シリーズの、「Klean」は「ワインカラフェ」のキャップというだけ、なんだけどサ。

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でも、可愛くなったでしょ? そこらの凡百のキャンパーの持ちモノとは、ちょっとばかり違うんだぜ。てへ。

これこそオトコのママゴトの王道、道具バカの真髄、そう言えるネタではなかろうか。
ええ。そう言っていただきたい、是非(w
バックパッキング・道具考CM:0

オトコの「ままごと」プロジェクト(20) 冷やすため、どちらかといえば

2011/05/29(日) 21:55:16

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4月の中ごろ、生まれて初めて「テルモス」を買った。象印のコレですね。近所のホムセン「Mr.Max」にて、1,480円。安いもんだ。

そして先日の「お祓い野宿」に持って行きました。自宅の冷蔵庫の氷をコレに詰めて、焚火端で飲む焼酎にカケラをブチこんで、冷たいサケにしていたのだ。初夏の外房なんて、コイツの保冷性能をもってすれば「お茶の子」でしょう。詰めてから約6時間後でも、きっちりサラサラの氷たちを堪能できました。

そう。ワタシ、飲みものってヤツはキリリと冷えた状態を好む。サケに限らずコーラでもムギ茶でも、氷をドバドバ入れるのを是とする。いやその。腸が弱くて何かというとゲリ腹になっちまうクセして、つめたーいモノが好き。誰が何と言おうとも、である。
で、テルモスというアイテムは「あったかい飲みもの」を保温するためとゆーのが本来の使いかただと心得ますがネ、ワタシの場合、どっちかと言えば氷を持ち運ぶためにゲットしたワケなのだ。

ついつい「テルモス」と書いてしまいましたが、30年も昔に棲息していた「山ヤ」であるワタシは、保温・保冷水筒のコトをこう呼ぶ。それにしても「テルモス」という単語ってのは、世代によって呼び名がカンペキに異なる典型例と言えるのではなかろうか。このブログ記事が、そのあたりについて、良くまとめています。

さらに昔、こういうモノは、世間的には「マホービン」と呼ばれていたワケ。漢字では「魔法瓶」。ちなみに国産の名門2社の正式社名は、現在でも「象印マホービン」に「タイガー魔法瓶」ですね。凛々しいではないか。登山にも持っていける携帯用のマホービン、それがいわゆる「テルモス」だったのだ。
ところが現在では、商品カテゴリー名が統一されておらずにバラバラ。いわく保温保冷マグだのステンレスボトルだのサーモマグだのインシュレーテッドボトルだの。どうしてこうなっちまったんだか、知りませんが。

さて。ワタシが現役の「山ヤ」だったとき、テルモスを持っていく山行ってのは、冬場の合宿のみだった。「共装」(部の共同装備のコトね)として、500mlくらいのボトルが1本、部室にコロがっていた。もちろん本家の「サーモス」社製などではない。頑丈で安価だった「アラジン」のモノです。
そうそう、アラジン! じつはけっこう頑張って思い出した名前なのだヨ(w ググってみたら、キタキタ。きましたよ、コレだ。この赤いタータンチェックのカップ付きのヤツを使っていた。うむ。きっかり30年ぶりに写真で対面したぜ。懐かしいったらない。

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懐かしついでに、写真を一枚。コレは1981年3月上旬、北ア・餓鬼岳と燕岳の間の要衝、「ケンズリ岩峰群」をトラバース中のワタシ。トップでルートを拓いている。足並みが揃ったパーティだったので、この程度ならノーザイルだ。
そして、こんな悪場を超えてパーティが集合したら、一服(当時は皆、タバコのみだったんだ)しながら、カップ一杯に注いだ熱い白湯(いつも白湯だったなあ)を回し飲みしつつ、一本取っていた(休憩するコトをこう呼んだ)んです。
「アラジン」のテルモスは、現代の製品とは比較にならないほど中身が早く冷めてしまうシロモノだったのかも知れません。でも、殺伐とした縦走の毎日(釣魚尾根~ガキ~ツバメ~槍~横尾尾根~上高地という、約2週間)にあって、楽しいひとときを演出する優秀な小道具であったことは間違いない。

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ステンレスマグ・360mlは、なんのギミックも付いていない、もっともシンプルなモデル。目方は220gと軽量、また広口かつ樹脂製カバーで、熱い飲みものでも唇が「アチチ」とならず、内側がフッ素コーティングで清潔だってのが、ウリとのこと。ワタシ好みのシブい銀色。言わずもがな、高ポイントです。

そういえば、コイツの保温・保冷という基本性能の高さについては、半年くらい前の「ヤマケイ」誌の記事を立ち読みしたから知っていた。ソコには、「モチはモチ屋」というコトバでまとめてあったのが印象的だった。象、虎、サーモス3社の専門メーカーの製品がバツグンの実験データを叩きだしたという当然の結果を、ですね。

そしてこの「3ブランド」のうち、どれをチョイスするかと言えば、ワタシは「象」さんでキマリなんです。
ナゼかと言うと、昔、シゴトでお世話になったからだ。20数年くらい前の大阪支社時代のこと、毎年の夏に「ビーパル」誌が「アウトドア・サマー・ミーティング」というオートキャンプ時代のハシリとも言える大規模なキャンプ・イベントを企画・実施していて、象さんには、協賛スポンサーとしてブース出店をしてもらっていたんです。
イベントの立会いで会場最寄りの民宿に連泊して、アレコレと盛り上がった楽しい夏の思い出はともかく、今でも覚えているのが、彼らのコレら真空ボトルの「結露」に対する並々ならぬ情熱、だったんですね。30℃超えという長野の牧場の炎天下で、自社製品の外側がわずかながらも汗をかいてしまった、ソレが判明したときの熱い対応には、モノづくりのメーカーの真骨頂を見る思いがしたモンです。そしてあのときの熱意のまま、このジャンルの製品を日々改良しまくってきたんだろうなあ、とネ。

よってワタシは今も当然ながら、テルモスは象印に限る!と、縛られているワケなのだ。
一生モノですよ。愛用していこう。

バックパッキング・道具考CM:2
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