ラード・アラモード

アウトドア好きのオッサンです。山系バックパッキング、サバゲ、林道野宿ツーリング、好きなモノ、好きなコト、昔ばなし(w のんびりと、自分の興味をご紹介します。

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Author:ラード
千葉県在住
バイクはXR250「Baja」
クルマはE46「325i Touring」
メインアームは「SIG552 SEALS」


林道焚火野宿のバイク旅と
サバゲ、そして
バックパッキングの世界を愛する。
風流なオッサンとなるべく
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山について思ったこと(番外篇) ペミカンの巻

2006/12/19(火) 00:55:05

四半世紀も昔の大学山岳部における食べものにまつわる思い出話をアトランダムに書いてみよう。いろんな意味で、今ではとてもマネできない体験談だと思うのだ。面白くないっすかネ。ないか(w ならば、そこはワタシのアラレもない秘蔵写真をバシバシ貼るコトで許していただこう。許せるものならだ(汁

20061214015224.jpg

所属した部は、まあこんなムード。セピアな時代は70年代の末年。西丹沢の「悪沢」を登ったとき。フレッシュマンのワタシなワケだが、さきほどオフィスで一回り年下のおねいさんに「さあボクは、どいつだと思う?」とコレを見せたが、「このヒトだけは違う」と断言された左端だ。なんて初々しい過去でしょう(w

当時の合宿山行では、アメニティ装備などは何ひとつ持って行かなかった。そんな余裕は体力的にも金銭的にも無かったからね。時代が違うから現在と比較しようが無いとも云えるが。ランタンですと。いや登山用のド太いローソクしか有りえぬ。もちろん1本だ。晩メシですと。冬とか春の長期合宿なら、銀シャリの他には、カレーと豚汁とクリームシチューのテレコ・メニューだ(w

さて、冬季の合宿における調理は事前に簡便化して臨む。つまり合宿に入る前に「ペミカン」という保存の効く具材(ニンジン・タマネギ・ジャガイモとブタコマ肉を軽くラードで炒めて凍らせたシロモノ)を製作していくのだ。部室で、ホエーブスを使ってね。それを小さいビニール袋に小分けパックするのだが、見てくれは、あの「しもつかれ」ですな。つまりゲロ状(w ともあれ投入する「ルー」の違いだけで、カレーやクリームシチューや豚汁というメニューに変身するから便利なのだ。でもまあ、これだけで半月間の晩メシを回していくから、飽きちまうワケで、あまり思い出したくはないブツです(汁 おっと。ボルシチなんてバリエーションもあった。いやケチャップでペミカンを煮込むだけだが。

20061214015318.jpg

まあ、こんなレベルのメシですが、それでも食事どきになれば嬉しかったものだ。ホッとするひとときだね。長期の縦走であれ、ベースキャンプからアチコチへ出撃する登攀合宿であれ、山そのものを「楽しむ」なんていう余裕が当時はまるっきり抜け落ちていたのだ。時間なんざナンボでもあった時代だよなあ。もったいなかったと今なら痛切に感じる。

銀シャリおよびオカズの「おかわり」だが、なぜか早いもの順というストロングな法則だった。もともとワタシは猫舌なのだが良くガマンして競争に臨んだ。またコッヘルの中を漁っているヤツをインターセプトしても許容されるという暗黙の了解すらあった。だから「ブキ」(ハシとかフォーク、スプーンのコト。どんぴしゃのネーミングだろw)は大ぶりのフォークが戦闘には有利。ハシの場合は横からコソゲ取られて泣いたものだ。エッジの利いたワリバシですらフォークには負ける。しかしこのへんのスキルを体得するのに、さして時間はかからなかったな(w

ワタシらの部では3月に実施する春合宿が、その年度のメイン・イベントだった。そのための偵察および荷上げ山行なんてヤツを11月に行ったコトもある。もちろん春合宿での装備(食料って、かなり重いしガサばるワケです)を軽くするための荷上げなのだが、その場合、主食のコメはフリーズドライの「アルファ米」を使う。軽量で簡便。しかしコイツがまた、マズくて高価いのだな(汁 現在はどうなのか。ちっとはウマくなったのかしらん。

20061214015243.jpg

春合宿などの長期の山行中には停滞日が発生する。天候が荒れて身動きが取れなくなるのだ。まあ、仕方ない。「沈殿する」とも云ったが、もちろん予備日を設定している。あるとき北アルプスの「槍ヶ岳」肩の小屋で3日間ほど沈殿するハメになった。お外は大荒れだが、冬季小屋内にテントを張っていたからラッキー。ところが標高は軽く3千㍍を超えており、まあ寒いったらナイ。当然のこと、食料統制に入っている。「食いのばし」と呼んでいた。

そんな状態はヒマだから、あるヤツは便所の掃除というか手入れを始めたり(w というのも全てが「氷の宮殿」状態であって、ツララとか逆ツララ(氷製のタケノコだわな)だらけで、まあ危ないワケですよ。便所はとくに。ケツに刺さりそうだ、とかサ。そんなとき、よくやった遊びがチョコレート・ドリンクだ。といっても何のコトはない、バイル(アルミ食器をこう呼んでいた)に昼メシの一粒チョコと雪を少し入れ、ローソクで辛抱づよく溶かしていくのだ。何十分か続ければ、けっこうウマいブツができたものだ。
 
季節を問わずラーメンもよく作った。朝メシの場合が多かった。ところが、あまり良い思い出では無いのだ。その理由はハッキリしている。山に持っていくラーメンの銘柄は「マルタイ」印のみだったからなのネ。今も見かけるけれど、麺が棒状のアレですよ。パッキングのしやすさと壊れにくさが利点のラーメン。しかし利点はそれだけ(汁 すこぶるつきでマズイのだ。当時の首都圏では「博多ラーメン」なるジャンルが普及してなかったワケで、しょーがないかもだが。いつだったか、お湯が足らずにヘドロ状態のマルタイを喰わされたコトがあった。今でもトラウマだ。

ところで、長い山行を終えて久しぶりに下界(松本市とか)に下りると、さっそくやらねばならぬコトがある。儀式みたいなもんだ。まずは昼メシを喰う。松本駅前のトンカツ屋(屋号は失念)で定食だ。とにかくヤングだったワケですし。アブラで揚げたカツなどが、もうしみじみウマイと感じ入ったものだ。おっと。いちばん先はビールで乾杯じゃないか。いかんいかん。忘れるトコだった(汁

その次が喫茶店に入ってコーヒー。これは「山小屋」という、山ヤ御用達の喫茶店と決めていた。ほら。ワシラってば、もう臭いわ汚いわでアレですから(w ちゃんと淹れたブレンドが、つくづくウマイと思ったものだ。そこでは「イチゴパフェ」を喰うコトも多かった。いや昔からイチゴの加工製品が好物だったからだが、合宿中は「甘み」というのがネスカフェに入れる砂糖しかなかったワケで、やはりカラダが欲していたに違いない。あるいは「マクドナルド」に逝ってマックシェイクを頼んだりね。トドメにスーパーで買う「白桃」のカンヅメ。中央本線の上り急行「アルプス号」なんかでフタを開けるころ飢餓感はようやく落ち着く、そんなスケジュールになっていたのだ。


元「山ヤ」の体験談TB:0CM:21
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コメント

うほ、雪の中のテントだ。
いい感じ!
これなんてテント?
エスパースかなんかかな。
後のアレである。

そうか、なんでブキっていうのかとずーっと不思議だったんですよ。
命に係わる道具だったんですね。
ぎんなん #X.Av9vec|2006/12/19(火) 08:50 [ 編集 ]
「雪中」に食いつきましたか(w
ぎんなんさん、そのとーり。定番「エスパース」です。
昔はブルーだったワケです。オ-ルシーズン用なので、出入り口は吹流しのみ。冬場は天幕内側にに蚊帳のような「内張り」を吊るしました。現在は外張りがフツーのようですが、当時そんなモノは無かった。

顔だしてるロンゲがワタシで、場所は北ア・槍ヶ岳に向かう横尾尾根という登攀ルートの途中ですね。後方に見えるは穂高かと。4人用天幕に4人で暮らす10日間、なんつー二度とやりたくない生活でした(w

「ブキ」ね。文字どおり語源は「武器」だと思うんですが、とにかく「がっつく!」という不退転の決意がにじむナイスなネーミングだと今でも思うワケです(w


ラード #-|2006/12/19(火) 10:56 [ 編集 ]

「のちのあれである」はそういう用法ではないと思うがなぁ。w
一人っ子のわたしには耐えられなさそうな生活ですね。>4人用テントに4人で10日
なま #GCA3nAmE|2006/12/19(火) 12:45 [ 編集 ]
( ̄□ ̄;)!!
「後のアレ」の意味って、もしかしてワタシのエクセレントなウェッジシェイプのテントを指していたのかっ?(w

>なまさん
まもなく「うp」する(ハズw)続篇では、さらに暑苦しいテント生活のネタをご提供しますんで、お楽しみに(汁

 
ラード #-|2006/12/19(火) 13:37 [ 編集 ]

ちょっと言ってみたかっただけです。
今は反省している。

びっぱーじゃないので知らなかったのだが「のちのあれである」で検索すると結構引っかかるのね。
そーか、ひらがななのか。(^^;

エスパースはねー。
雪中といえば、ですからねー。
なんせ、つい最近まで雪の中でキャンプするヤツはどうかしてると思ってましたから。








今はもっと思ってますが。(⌒▽⌒)
ぎんなん #X.Av9vec|2006/12/19(火) 20:54 [ 編集 ]
雪中とはいうものの....
「キャンプ」じゃないですわなぁ、コレは。ま、今年は雪中と縁の無いワタシにとってどーでもよくなってますが(^^;
いーんだ、千葉でも氷が張るトコくらいあるやぃ。電波が届きそうに無いけどな。って、そーゆーハナシではないな。

ラードさんも若い頃はちゃんと氷点下と戯れていたんですなぁ。それが今じゃすっかり(ry
ま、ワタシはいつでもOKですので焼き場の上でも行きますか?(^^;
ぼうず #mQop/nM.|2006/12/19(火) 21:49 [ 編集 ]
むは。
>ぎんなんさん
>ぼうずさん

大昔の写真をスキャンして、昔バナシのエピソードをカマすと、思いのほか
筆がすすむと気づきました。わはは。

ちょっとは面白い読みものになったでしょうか?(w


「焼き場の上」。ははぁ。マキがあるなら、お供します(w

ラード #-|2006/12/20(水) 11:01 [ 編集 ]

>ぎんなんさま
言っておきますが、わたしもVIPPERではありません。母体のニュー速板住民だったがな。w

>ぼうずさま
北茨城あたりでも射程外なんですか?急いで帰れば2時間ぐらいで(ry

>ラードさま
なんとなく、登山の雰囲気がわかったような。やらなくてよかった。(汗
なま #GCA3nAmE|2006/12/20(水) 11:43 [ 編集 ]
いやその。
>なまさん
あんまり思いだしたくもない、シンドいハナシは書いてナイんですけどね(w
たとえば・・・

その「エスパース」(210cm四方)の中に5名で、つまり四隅1名以上という天幕内配置で、縦走をスタートして5日目のその日も12時間ほど行動してきて、汗くさくて、お外は豪雨で、濡れたザック含めて装備を腰の後ろに積み上げて、そうしてホエーブスでメシを、当然ながら天幕内で炊いているシーンとかサ(汁

そろそろ来年スタートする登山計画のアウトラインでも詰めましょうか?(w
ラード #-|2006/12/20(水) 13:29 [ 編集 ]

こういう読み物は悲惨なほどおもし…いやその。
やっぱテントは前室で合羽が脱げないとね。(・∀・)
ぎんなん #X.Av9vec|2006/12/20(水) 13:49 [ 編集 ]
うへ?
モスのあの低い前室でカッパ脱ぐのもタイヘンかと(w
ラード #-|2006/12/20(水) 17:38 [ 編集 ]
薪?
>ラードさん
林道なのに薪は無いの?そんなの林道じゃないですがな。
あ、間違えても遺体は焼きませんぜ(ヲイ

>なまさん
北茨城なんて全然ダメ。浮島でもドキドキする位ですから。や、昼間行って夜は千葉で幕営、というならまだいいけどな。
ってか、ケータイが通じるトコでマトモなトコを知りません。海沿いなら千葉でも似たようなトコはありますしね。
ぼうず #mQop/nM.|2006/12/21(木) 00:02 [ 編集 ]

>ラードさま
>来年スタートする登山計画
登山にはしないというアウトラインだったはず。(汗
合宿で床に寝たとかメシ炊くの失敗したとかはありますが、ラードさんのはケタが違いますなぁ。

>ぼうずさま
厳しいですか。(汗
まあ次の異動まで悶々としていてください・・・惜しいな、よい季節なのに。
なま #GCA3nAmE|2006/12/21(木) 07:41 [ 編集 ]
おっと。
>ぼうずさん
アメリカ民謡でしたっけ。
「おー 焼き場は み どーりー 」って。いやその・・・・(・∀・;)

>なまさん
あ。バックパッキングでしたっけ。

続篇に貼った写真の場所「五色ヶ原」とか、さらに雲上の別天地「雲の平」を再訪してみたい、と思うんですけどね。夢想レベルですが(汁 遠すぎ&高価すぎ。ハワイに逝ける予算と有休日がトビますから。

http://www.na.rim.or.jp/~acqua/5color/
http://plaza.rakuten.co.jp/himekyon2/diary/200608140000/

まあ、カキコした内容も含めて「やっといてヨカッタ」「逝っといてヨカッタ」です(w
ラード #-|2006/12/21(木) 13:12 [ 編集 ]
惜しい?
>なまさん
遠くにも行きたいけど、近場にこれだけいい場所があることを再認識させてくれたのも確か。気温低くないけど楽しめるから悶々とはしてませんが(^^;
ぼうず #mQop/nM.|2006/12/22(金) 20:35 [ 編集 ]

僕が学生の頃(およそ15-12年前)も、大学山岳部でアルプスから下りると、松本駅前の山小屋に行ってました。今もあるんでしょうか?ただし、女子もいた部だったんで、山小屋の前に銭湯が行程に合ったような。

エスパースも使ってました。なんだか、懐かしいです。

ただし集団行動の駄目な僕は、二年間フル活動した後、部長になる直前に、後輩を見捨て、山岳部を止めてしまいました。苦い思い出です。
亮介 #-|2008/12/13(土) 09:19 [ 編集 ]
喫茶「山小屋」
調べました。つぶれてましたネ。
http://ton.2ch.net/out/kako/1031/10317/1031764375.html
まあ、思い出に生き続ける店、ということで。

今では上高地に行くにも、新宿から高速バス1本という、昔は無かったインフラ(1984年GWからご無沙汰でw)なので、松本から乗り合いでタクシーとか、遠い記憶らしいですよ。

ブログ拝見しました。イタリアの山も上は荒涼としいるんですね。
ドロミテっぽいイメージですネ。

ラード #-|2008/12/13(土) 13:25 [ 編集 ]

つぶれましたか。ありゃりゃ。
松本駅は時間待ちで駅寝したり、合宿から下りたばかりの免疫のない頭でふらつき、下界の人間に高いギターのローンを組まされたり、何だか懐かしい土地です。

確かに荒涼としてますね、こっちの山頂は。中途半端に低いのと雨が少ないのとで、緑が羊の餌食になってしまったようで。驚くような場所で羊の群に出会うことがあります。
亮介 #-|2008/12/13(土) 19:40 [ 編集 ]

今後も松本駅に行く用事はあるかも知れないけど、「山ヤ」の視線で構内や周辺を眺めるコトは、もう無いでしょうね。
3週間の夏合宿を終えて上高地に下りてきたときに見たスカート姿の女性にときめいたなあ、なーんて思いだしました(w
ラード #-|2008/12/13(土) 22:42 [ 編集 ]

僕は同じ情況でも、きれいなおねえさんたちが上高地をきゃぴきゃぴ歩いているのを見て、おれたちが薄汚いのは間違っていない、ここはまだ山んなかだ、あんなのがあんな格好でお気楽に歩いちゃならねえ場所のはずだ、、、、なんて、訳の分からない混乱した思いに駆られた記憶があります。

谷川の壁を上り切ったら、ケーブルカーでやってきたヒールの姉ちゃんが上で待ってた、的な、ギャップといいますか。
亮介 #-|2008/12/14(日) 08:58 [ 編集 ]
今ではもう、
ヒト気がない場所に、ヒト気がない時期にひっそりと行きたいですね。

昔、好きなだけ山登りはしちゃったので、そのときに取りこぼしていた場所や「コト」を押さえたいと考えています。ジジイなりに、ですね。カラダが動かんので(w
ラード #-|2008/12/14(日) 19:35 [ 編集 ]
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