ラード・アラモード

アウトドア好きのオッサンです。山系バックパッキング、サバゲ、林道野宿ツーリング、好きなモノ、好きなコト、昔ばなし(w のんびりと、自分の興味をご紹介します。

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ラード

Author:ラード
千葉県在住
バイクはXR250「Baja」
クルマはE46「325i Touring」
メインアームは「SIG552 SEALS」


林道焚火野宿のバイク旅と
サバゲ、そして
バックパッキングの世界を愛する。
風流なオッサンとなるべく
奥義を研究する日々(w

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飯豊連峰、夏の山旅(3) 白い道と青い空

2008/08/29(金) 01:59:14

P1000194_1024.jpg

【8月11日・月曜】
3:30に起床。すぐに薄切りモチ5枚入りの熊本ラーメンを煮ます。いいネ、ラーメンの朝メシ。フツーの生活なら真夜中っつー時間なのに、つるつる喰える。
雲海の朝焼けは4時半あたりから。入山前の週間天気予報では、この週半ばから崩れるかもという見込みでした。まあ、いきなり台風が発生したら困るけれど、何とかなるんじゃないの、そう楽観していたワタシ。

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5:10、朝日を浴びつつデッパツ。じつは本日の行程が、この画像で丸見えなんです。右奥に飯豊本峰、そのまま左に稜線が続いていて、ワタシのザックの後ろあたりがこの日の目的地「御西小屋」。
前日の疲れがコシや肩に残っていたらイヤだな、なんて思っていたのだが、たいしたコトはないようでヨカッタ。前夜に飲んだアミノバイタルの粉末が効いたのかも知れません。

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きれいな雲海上の稜線を北に向かう。正面は「種蒔山」というピークで、150㍍ほど高度を上げます。そのピークまでは腰くらいの潅木が茂る暑苦しい登山道が続きました。トンボもブンブン飛び回ってウザい。
そういえば、同じ小屋に泊まったソロのオッサン(管理人に怒鳴られたヒトだ)が途中で追いついて、ちょっと話したんですが、一番にデッパツしたワシらの後を追う登山者らしき姿を見たとかナントカ言う。「え」。もちろんそれまで追い抜かされたヒトなどいない。「うーむ」。一瞬、背中に涼しい風が吹きました(汁

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切合(きりあわせ)小屋が近づくころ、ついに森林限界を超えました。いよいよ白ザレが広がる高山特有の光景と、一面のお花畑が眼前に展開します。コレだ。待ってましたっ。
ちなみにこの高山植物は「マツムシソウ」。以後、この群生はイイデの至るかしこで見られたものです。しかしその名を覚えたのは、じつはこの翌々日の夕方、ヒトに教えてもらったから(w 
いやその。花の名は今までの登山生活では全て「ミヤマシラネソウ」オンリーで片付けてきたワタシです。しかし今回だけは、ウェブで見つけた花図鑑のコピーを持ち込もうと考えたのです。花の名山だからね。ところがソレを持ってくるのをキレイさっぱり忘れたワケで。例の寝坊のドタバタでサ。

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7:10、切合小屋に到着。ドバドバ流れる清水が引かれています。思わずタオルにぶっかけてカラダを拭いたり。サイコー。
あとで「なま」氏に話したんですが、初日にココまで登って来たとしたら下界と隔絶された「ワープ感」がバッチリで、2日目の朝から強烈な別世界という印象を味わえたかも、そんなキモチを抱きました。三国岳の小屋ってのは、まだ潅木に囲まれた低山というイメージを引きずっていたからね。これは少し残念でした。

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「草履塚(ぞうりづか)」という小ピークに向かう。画像の右上に「本山小屋」が小さく望めます。前日の一件で、ほかの登山者とは行程のスケジュールで時間差が出たものだから、ほとんどヒトに会わない静かなトレッキングが続きます。

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「姥権現(うばごんげん)」というコルへ少し下ります。鮮やかな赤いおべべを着たお地蔵さんが小さく見えます。そう。ココは古(いにしえ)から続く信仰の山岳でもある。

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登り始めると岩稜が登場します。「御秘所(おひそ)」という、これまた由緒あふれる系のネーミングだ。前日の「剣が峰」より短いワケですが、両サイドがスッパリ切れ落ちていて、なかなかの高度感が吹き上がってくる楽しい場所。
ってコトは「なま」氏にとっては恐怖そのもの、らしい。画像では見えませんが、この直前にストックをザックに収納して3点支持で登る部分を超えて来ています。

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本山小屋に向けて300㍍ものダイナミックな登りが続きます。ふたたびシンドい。まったく風が吹かないし、ギンギラのお天道さまは容赦なく半袖Tシャツから出たワタシの腕を焼きます。「SPF50」の日焼け止めクリームを塗ってましたが、ほとんど効いていなかったような。行動中はずっと「フェニックス」のハットをかぶっていますが、地面からの照り返しで眉から下側がやっぱり焼けちゃうという強烈さ。
登山道はごらんのようなガラガラ系で、小刻みなジグザグに道が切ってある。やっぱりザックは重いワケで、前日と同じく休憩を抜かした歩行時間が地図のコースタイムと変わらんというスローペース。画像は歩いてきた道のりを見返していて、真ん中に「御秘所」が望めます。

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本山小屋で30分ほど大休止したあと、目前に横たわる本峰「飯豊山」を目指します。ココまで来て初めて、飯豊連峰の北側へと続く主脈縦走路の全貌が見渡せました。いやもう、このドピーカンだもんね、好印象なんてレベルではない。

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11:00、飯豊山に着きました。なま氏とガッチリ握手。お約束でしょう。ココは四周ぐるりを眺め渡せるピークだから、ちょっと感動的な光景が広がっています。またまた30分も休憩してしまった。
頂上には他に単独行の2名がいました。高齢者はグループで、中年(オヤジだけでしたけどね)はソロで登っている登山者が多いように、イイデでは見受けられました。
そういえば電源を入れてチェックしてみたら、この付近では「au」のケータイが何とか使えたので、久しぶりにヨメにお電話なんかしました。いやその。つい、嬉しくてサ(w

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飯豊山頂より、これから進む幸せなトレイル越しに飯豊の最高峰「大日岳」を望みます。
川入から入山した登山者たちですが、この本峰までをピストンで、同じルートを戻るパーティがけっこう多い様子でした。それがマイカー登山スタイルの宿命とはいえ、あのシンドい登山道を再び下るのはイヤだな。ああ。このピークが「深田百名山」のお印のひとつですから、ココだけマーキングすればOKという考えの登山者が多いというコトはナットクできます。

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11:30、本日のキャンプ地「御西小屋」に向かって下りはじめました。途中、ビシッとポーズをキメてみる。まあその。こういうグレイト・アウトドアな写真が欲しかったワケ(w パーティを組んでいると撮影するには何かとラクですね。右のピークは翌日のルート上にある「烏帽子岳」です。

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全行程を通じてもっとも歩きやすく、また美しくて印象的なプロムナードが続きます。

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ルートは色鮮やかな緑の草原をドコまでも進む。そうして周囲はこんな「ニッコウキスゲ」の群落です。この花はまあ、さすがに知っていますが、そういえばマツムシソウなどの名の知らぬ花についての「なま」氏との会話はファンキーでした。「この青いヤツ、きれい」「ほほう。なんつーんですか?」「む。深山知らね草…」「またかyo!」「じゃあ、ミヤマアオイロ.ver2」「バージョンツーとはまた極悪じゃないかyo!」、こんなムード(w

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南の方角に多少の雲が湧きあがってきましたが、それにしても絶好のトレッキング日和ですね。痩せてパックリと大きくとクチを開けた雪渓と色鮮やかなお花畑に挟まれた歩きやすい道は、間もなく目的地に着くはずです。正面には明日アサイチにやっつける予定の大日岳が凛々しい。

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13:15、御西小屋に到着しました。幕営代は500円。まずはテントを張るワケですが、風が吹いたら結構すごそうな立地ですから、小屋ヨコの平地に目をつけソコを確保。
ついで50㍍くらい下ったところにある水場に向かいます。画像は小屋の真横に仲良く並ぶワシらのテント。

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小屋のオヤジが「先代が発見した最高に美味い水場」とジマンする水場がコチラ。じっさい冷たくて美味い。5.5㍑分を水筒に詰めこみます。この日も優に2.5㍑は水を飲み干したかな、暑い一日だったもんで。ちょっと消費量が多すぎですが。

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15時すぎからドッカリとあぐらをかいて、サケをチビチビ飲み始めたワシらです。ワタシは好みのバーボン「エズラブルックス」を400cc担ぎあげてきました。なま氏はニッカの「竹鶴」とかナントカ。おたがい「トーモロコシなんか」「そんなダセー名前の合成酒なんか」とバトーしまくる(w
というか、管理人のオヤジにビールはあるかと尋ねたら、「ある。1本せんえん」だと。そのくせ自分の分が残り少ないから客に売りたくないんだト。水がウマイからソッチを飲めとかゴタクを抜かしたので、思わず笑ってしまいました。いや、ヒトは良いオヤジなのだが。

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この日はテントが12張りくらい、あったかな。小屋の宿泊者は夕方になるにつれドンドン増えて、30名くらいになったのではないかな。それはかなりシンドい寝かた(昔の呼びかたで「サシミ」、他人の臭い靴下が眼前にくるワケですよ)を強制されたのかも。イイデでは山小屋と言えども素泊まりしかできません。
ココはお外で夕餉をこさえる客も多かった。夏山の正しいくつろぎのひとときです。

ところで、この地面はオニのように硬い。ペグなんか入らないとお嘆きの「なま」氏にビシッと提示したのが、「快速旅団」で仕入れた「vargo」のチタンネイルペグです。コレ、イーストンのジュラ製ステイク(わりと簡単に曲がっちゃうんですけどね)などをブチかます前の先行穴を穿つのに最高で、難なくペグダウンを終了しました。山はキャンプ場とは違うんですよ、ってなもの。熱烈に読者諸兄にもオススメしておこう。

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晩メシはアルファ米に胡麻味噌タンタンをぶっかけた主食、キムチスープにスライス餅を3枚、カルパス半分と水で戻すネバネバサラダ。
ちなみに厳選した調味料は3点。荒挽き黒コショーと一味唐辛子、白いりゴマ。毎食のメシの取り合わせとボリュームはジャスト・フィットでしたね。厳しく長かった食材研究の結実といえましょう(w

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日本海は見えなかったものの、その方向にポトリと日が沈んでいきます。19:30、就寝。風もなく穏やかな夜。さすがに少し涼しくて、きちんと寝袋に入って休みました。

バックパッキングCM:0
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