ラード・アラモード

アウトドア好きのオッサンです。山系バックパッキング、サバゲ、林道野宿ツーリング、好きなモノ、好きなコト、昔ばなし(w のんびりと、自分の興味をご紹介します。

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Author:ラード
千葉県在住
バイクはXR250「Baja」
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林道焚火野宿のバイク旅と
サバゲ、そして
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風流なオッサンとなるべく
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飯豊連峰、夏の山旅(4) 静かな稜線歩きは続く

2008/09/07(日) 23:56:27

P1000239_800.jpg

【8月12日・火曜】
本日は、まず最初に大日岳を「カラミ」でピストンしてきます。ちなみにカラミとは最低限のモノのみで行動するコトで、このときは水筒、レーション、雨具とサイフにカメラ、だったかな。ちっとも「空」ではないよーな気もするが。モンベル・アルパインパックの雨ブタがウエストバッグに変身するので、それを使いました。

起床は、3:35。この山旅でのお楽しみ、起床予定時間の直前にコッソリ起きだして「なま」氏を叩き起こす儀を余裕で行いました(w 外からテントの表面をバンバン叩きつつ「起床!起床!」。
なま氏は後に、あと数分でアラームが鳴るタイミングでテントを揺さぶるワタクシの鬼畜ぶりを憂えましたが、ええ。もちろんこの方面でワタシは鬼畜。ほかは優しいけど(w ま、今回もワタシの自動起床装置は有効に作動したワケです。ラード的には奇跡的なまでに今もデキが良い人体パーツだと言えるでしょう。
ところがそんな悪行のタタリなのか、デッパツ直前になって、前夜にまとめた荷物のうちナゼかカメラが見当たらずにアセリまくる。いや、じつは暗がりの中で黒いボデーの背面がカメラと気づかなかっただけなんですが、ホラ、まだ買ったばかりだし(汁 
結局、歩き始めた時刻は予定を30分も押した4:57でした。すまんすまん。

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稜線上でご来光を見るのは、だから、ちょいと間に合いませんでした。これは「ハクサンシャジン」と早暁の雲海。ハクサンシャジンの群生は稜線でよく見かけました。当然、このときは名も知らずに「ミヤマツリガネアオイロソウ」とか何とかテキトーに呼んでいましたが、このハクサンシャジンは「ツリガネニンジン」の高地バージョンとのことだから、あながちマチガイではなかった。

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さすがにイイデは花の名所、登山道脇にバシバシと咲き誇っています。これは「チングルマ」。可憐です。
それにしてもワタシの登山人生上で、花と星座の名前ってヤツは鬼門だったんだよナ。恥ずかしながら今でも「北極星」がドレだか分からんのです(汁 でも、名前が分かったからと言って特別にシアワセかと問われると、まあ、どうでも良かったり、そんな程度ですね。きれいな花、可愛い花が絶景に文字どおり「花を添えている」、それを愛でる。それでイイじゃないか。それで満足です。あとから調べよう。

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小屋からは、少し下ってから200㍍ほど登り返します。まもなく頂上。登ってきたルートと昨日の飯豊本山が見えています。早朝の太陽はまだパワーが控えめなんですが、稜線上のクセして、すでに暑かった。たまに風が通り抜ける場所に出くわすと快感でした。

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6:05、飯豊連峰の最高峰「大日岳」(2128㍍)に着きました。再び「なま」氏とガッチリ握手。
この頂上はけっこう広く、四周にはじつに印象的な光景が広がりました。なんたってこのお天気だもんね。また、周囲が深い谷に取り囲まれているから、峰と尾根と谷という要素がメリハリあふれる山岳風景をこさえているワケです。もう、見惚れてしまいました。

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(picture by Mr.nama)

頂上では30分ほどのんびりしてからピストン・ルートを戻ります。カラミだから、さすがの鈍牛スピードで歩むワシらとはいえ、なかなか早い。御西小屋には7:45に帰着しました。

ひとシゴト終えたムードですが、ただちにテントなどを撤収して縦走を始めないといけません。ふと見ると「なま」氏はテント内でアグラをかきつつ、のーんびりとマットを丸めたりしている。ソコで一喝。「外に出てやれ。チンタラすんな」。「ひぃぃ」。
思えばこのあたりから「なま」氏のココロは折れかかっていたような気がします(w デッパツの時間を遅らせてほしいとか訴えてきたり。まあその。それでもイイんだけど、一事がバンジージャンプでそんな「甘え」を聞いていたらズルズルとスケジューリングに悪影響を受けていっちゃいますからね。ここはビシッと鬼軍曹。本格的な長期の登山体験はコレが初めてである「なま」氏、この後も修羅場は続いていくのです(w 

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8:55、御西小屋をデッパツ。カンカン照りの中を北上します。

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大日岳をバックに咲き誇る「ハクサンシャジン」と「ミヤママツムシソウ」。この紫色した2種の可憐な花はイイデの稜線ではドコでも見られ、本当にワタシを和ませてくれました。

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前方に聳える「天狗岳」に向かって進みます。ソヨとも風が吹かない酷暑の縦走路で、アタマがクラクラ。潅木の根っこが入り乱れた痩せ尾根の通過とか、こまかいピークをデコボコ越えるとか、けっこうなアルバイトが続きます。
この半月前にも、ここらあたりで遭難者が出たんだっけ。おそらく腐った雪に足をとられて滑落していったんでしょう。ルート上で痩せ細った残雪を踏み越えるのは3回くらい、あったかな。8月も中旬だから、すでにワシらにとって歩くときの障害とは言えないレベルでしたが。

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大日岳を含めて歩いてきた道のりが丸見えです。御西小屋からコチラ側は再び山の様相が変わったというムード。周囲は緑のじゅうたんが敷き詰められているようです。
また、さらに静かな山になりました。この日に会った登山者なんか、合わせて30名もいなかったんではないか、そんなレベル。まあ、ヒトは少ないほうが気分はイイ。ウェルカムです。
でもこの日後半の縦走については、歩いているときから印象が薄いよなあと感じていました。ともかく前日とこの朝イチが相当な強印象だったからね。このときはクライマックスに向けてのリエゾン区間、そんなムード。

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天狗岳へのガチな登りをやっつけているところ。画像ではイマイチ迫力が伝わらんのが悔しいトコロですが、コレがオトコらしすぎる直登ひとすじ道。
この付近ではトンボも再び多くなりましたが、なんといってもミツバチが回りをブンブン飛び回ってウザかった。まあ、画像のようなお花畑の中を拓いた登山道なのだから、ココは連中の縄張りといっていい。

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まもなく天狗岳に着こうというところ。ネコジャラシっぽい花は「イブキトラノオ」。この直前から雨の気配を含まないガスに巻かれました。ホントにアレヨという間もなく。日光が遮られて一挙に歩きやすいコンディションとなりました。

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石転び沢へと続く谷の斜面。ミツバチどもがワンワン飛び交うゾーンです。見たとこ、4種類ほどの花々がありますね。

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11:30、ようやく烏帽子岳(1,895㍍)に着きました。ガスで周囲は何も見えないし、たいした距離を歩いているワケでも無いのにカラダはシンドい。たしかに最近では毎日きちんと歩く、なんつー運動は絶無でしたからね。
ふと、横の「なま」氏を見たらナニやら様子が妙。ポヨーンとしています。「なまさん、どうした?」。しばし間があいて「ほえ」「大丈夫か?」「なにが~?」。どうやら意識が向こう岸へ逝きかけてるらしい。エンドルフィンとか言ったっけ、脳内麻薬が充満しているのかも。「せっかくいいキモチだったのに~」とかワシに向かって怒ってらっしゃる(w

本日の予定では、さらに2時間半ほど歩いて「北俣岳」を越え、「門内(もんない)小屋」にキャンプするハズでした。翌日は主稜線の終点である「杁差(えぶりさし)岳」まで。この直前、その残りルート分の所要時間を地図で見たら、うれしいコトにココからすぐ先にある「梅花皮(かいらぎ)小屋」で行程を区切ったほうがモアベターってコトに気づいたんです。「ラッキー」。だって眺めは利かないし、シンドイしね。
で、ポヨヨンとしている氏に地図(なま氏のモノですがw)を見せて「きょうはドコまで歩くべきか、考えてみよ」と黄泉の国から引き戻す作戦を鬼軍曹チックに実施。氏はウンウンと3分くらい唸っていましたが、わかんないと投げ出しました。

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翌日の行程が少しばかりシンドくなりますが、豊富な水場で有名な「梅花皮小屋」でキャンプすることを宣言。とたんに気もラクになったワシら、ホイホイと下っていきます。ガスの切れ間に目的地が見えてきました。13:15着。痩せたコルに立つ、ワリと立派な小屋です。
ところで、この「梅花皮(かいらぎ)」と「杁差(えぶりさし)」ってヤツがイイデの難読地名の両巨頭、でしょうかネ。この地を訪ねてようやく馴染めたという感じですが、いずれ1年もしたら再び忘れちまうコトでしょう(汁 

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一応、記しておきますと、飯豊連峰の主稜線上では基本的にテント設営を推奨しておりません。昭文社「山と高原」地図のブックレットにも、幕営禁止と表記されている。もちろん環境面への配慮でしょう。ワタシが現役「山ヤ」だった30年近く昔と決定的に改革された部分。いわゆる「オーバーユース」への対応ですよね。登山道などの荒廃とトイレ問題がとくに顕在化しているようです。
登山の初期計画時に「なま」氏が所轄の役場へ問い合わせてくれて、各山小屋のヨコに張るのであれば歓迎ならずとも黙認する、という回答を得ていたんですね。だもんでワシらは大手を振ってキャンプしていました。なんたって山上で暮らすような山行がしたいってのが、本来のワタシの動機ですからネ。

梅花皮小屋でのテント泊はワシらを含めて6張りくらい、でしたか。料金は500円。なま氏とまったく同じモンベルのシングルウォールの横にちんまりと設営しました。イマイチ平たい場所が少ないから、仕方なく。

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水量ドバドバで名を売る水場、「治二清水」は小屋のすぐ横にあります。汗臭いタオルを洗って上半身をフキフキして、いやもうサッパリしました。

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さてさて。「もうガマンできぬ!」と吼えて、小屋番の兄ちゃんからビールを売ってもらう。1本800円也。デカいクーラーボックスに雪渓の雪でチンカチンカに冷やされていた「アサヒ・スーパードライ」であります。このシチュエーションではベストマッチの銘柄でしょう。3日ぶり。しかし、である。タダの3日間ではナイ。あまりの美味さにもだえ死にました。

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晩メシは16時くらいから作ったんだっけな。それまでは「なま」氏とウイスキーを飲みつつおハナシをしていました。ヨコに張っている単独行のヒトは、なんと博多から遠征してきていると聞いて驚いたり。
そのヒトは逆に2名でテントが2張りもあるとか、晩メシを2名が別々にこさえているというワシらの「山系バックパッキング」スタイルに対して、心底ビックリしていた模様(w

このリアクション、「元・山ヤ」であるワタシには、よおっく理解できるコトでもあるのです。ところがこの山行を計画しはじめた当初、2~3名用というテントに2名が暮らす、そんな「パーティ登山」スタイルが山では基本であることを「なま」氏に説明したら、必ず氏は逆ギレするんだもん。「一緒のテントでアンタはオレと寝泊りしたいのかい?」とね。そう切り返されたら「ウン」とは言えぬ(汁 「オレはいやですよ?」「むーん。まあ、な」。 
ラード的には「山仲間の絆」「同じカマのメシを喰った仲」などという大昔のロマンチックな「山ヤ」の心情を今に引きずっているワケですが、インデペンデントな「なま」氏の典型的な「オフ会」持論を覆すほどの説得力が無い。悲しい(w 
そんなこんなで、各人が全ての責任および装備を持って対等に行動するソロ・バックパッキング・スタイルという山旅を行っているワケなんですが、ちょっとマテ。当の「なま」氏が縦走中盤に入ってからはメンタル面で弱ってきちゃってるんですねえ。

このときのメニューは、明太子ソースをかけたマカロニ、モチ入り「海老と青梗菜の中華風スープ」にカルパス半本といったもの。

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夕刻になって周囲のガスは消え去りました。無風。夕焼けにはならず。小屋内のトイレを借りにいったら、お客は10名くらいですべて老人。皆でヨガみたいなストレッチをやっていました。なま氏は18時くらいで気絶するように寝ちまったらしい。ワタシもさすがに疲れがたまっている。疲労予防のアミノバイタル粉末を飲んで、18:45に早々と就寝しました。

バックパッキングCM:2
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コメント

あのヘロヘロが気持ちいいのに。w
いやでも、この日はマジで辛かったですね。翌日からは少しマシになりましたが・・・慣れるもんなんでしょうか。
なま #8gfOIHpU|2008/09/08(月) 07:58 [ 編集 ]
この翌日の
ユーのボヤキ戦術も面白かったです。
あのテこのテでワシを篭絡しよーとして(w

続篇うpに、ご期待ください。
ラード #-|2008/09/08(月) 13:26 [ 編集 ]
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