ラード・アラモード

アウトドア好きのオッサンです。山系バックパッキング、サバゲ、林道野宿ツーリング、好きなモノ、好きなコト、昔ばなし(w のんびりと、自分の興味をご紹介します。

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Author:ラード
千葉県在住
バイクはXR250「Baja」
クルマはE46「325i Touring」
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林道焚火野宿のバイク旅と
サバゲ、そして
バックパッキングの世界を愛する。
風流なオッサンとなるべく
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飯豊連峰、夏の山旅(6) 雷鳴の日・旅の終わり

2008/09/12(金) 19:20:04

すでに一ヶ月も前のハナシに成りさがっておりますが、ラスト2日分を一挙にお届けしましょう。

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【8月14日・木曜】
3:30起床。毎朝の恒例儀式は「はいはい。起きてますよ」とブロックされました。むは。学習しよった(汁 外に出ると、なまぬるい風が吹いて雲が垂れこめている。この旅で初めての荒天です。長居は無用、さっさと下山スベシとモチ入りマルタイラーメンを流し込む。
撤収に困るほどの風ではなかったのが幸いでした。離れになっている荒くれ便所で朝の儀式を強行しましたが、コレは面白いハナシなので別項を立てましょう。雨対策をして、5:15、デッパツ。

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ザックは今までで最も軽くなっています。水も行動中の2㍑くらいだし、17kgあたりではなかろうか。いやあ、ラクチン。そうして暑くもなく、下り基調でもあるしスイスイ歩けます。高山植物たちとも、これでお別れ。

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このピークを過ぎたころ、スコールの第一波が襲ってきました。でも、まだ小手調べっぽかった、そんなムード。まもなく降りやむ。平地での天気予報では昼から崩れる模様と言ってましたが、山では当然ながらアテにならんなあ。

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周囲は、ますますダークな世界に沈んでいきます。

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6:30、下降ルート「足の松尾根」の分岐点である「大石山」に到着しました。あとは下るのみなんですが、ワシらはイマイチ気が重い。なぜなら、この尾根はイイデで一番「ガチ」な登降ルートであるとの由。事前に調べた登山記録で印象に残ったフレーズは、コレ。「前を歩いているヒトの靴の裏が見える」。これは登りの場合ですが、そういうレベルの傾斜が続く、らしい(汁 
そういえば、入山ルートの川入からの急登では「4歩で1㍍かせぐ」レベルでウンザリでしたが、今から下るルートはそれ以上なのかも知れん。事前の計画時には「なま」氏に対して「だからシンドイけれど、早く下れる」などとメリットとして説明していたワタシですが、いやはや、その見込みは甘かった(w

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尾根を下り始めてスグのあたりで自分撮り。うまく雷雲から逃げられるかもとという予想は大ハズレ、まもなく雷鳴と豪雨がワシらに襲いかかってきました。だもんで写真をほとんど撮れなかったのが悲しい。
「らいさま」は2発、ごく近くに落ちました。最短でピカドン=3秒ってのがあった。尾根は明瞭にそそり立っていますが、稜線上の登山路もブナとか松の巨木に覆われています。晴れていれば眺めが阻まれてウザい状態でしょうが、おっかねー雷雲に取り囲まれている目下の状況では、逆にありがたい。
途中でハタと気づいたのですが、落雷にやられて真っ黒コゲになった巨木がルート上のアチコチに佇立しています。うひゃあ。是非きょうもワシらの身代わりになってくださいとお祈りします。

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たしか5ケ所くらい、「冗談だろ」とあきれるような坂というより「壁」状態の下降がありました。この画像は、ようやく小降りになった下降終了間近の一枚ですが、コレは「なま」氏が前を向いて下っているから、まだ緩いレベル。入山時の尾根の様子とは違って、ココは「足の松」の名のとおりで根っこがニョキニョキと地べたを這い回っていて、階段状といえなくもない。そして画像のような場所ならばダブルストックは有効に使えます。

ところで、この尾根にも2ケ所、小さな岩場がありました。両側がスッパリ切れ落ちたナイフ・リッジとか登場します。フツーに立って歩けば渡れるワケですが、何たってドシャ降りだもんね、スリップを極度に恐れた「なま」氏がモジモジしている。ええ。もちろんガミガミ攻撃をカマしましたヨ(w 氏は「腹ばいで進もうか」とまで思いつめたらしい。いやその。よっほどソッチの方が危険だっつーの。
でも、こんな非常時は別にして、きょうの「なま」氏は荒天下で弱音を吐くコトもなく順調でした。ついに一皮ムケた「岳人」に成長したか。あるいはコレを下っちまえば苦労から解放されるというバラ色の期待感からか(w

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エンエンと続く下降路での歩みが遅すぎるくらいに慎重だったから、かどーかは知らんけれど、ふたりとも一回もスリップダウンすることも無くこのハードな尾根を下りきりました。メデタシ。でも、このときも4組くらいのパーティにブチ抜かれましたがネ(w 画像の場所が「足の松尾根」の取り付き点。いきなり壁、でしょう。ワタシのヒザはもう、カックンカックン。

この雷雨もあいまってワシらはこの日、けっこうファンキーな体験をしました。好天続きの山上での楽しかった縦走や面白いエピソードたちは、この苦行の半日でキッチリと思い出として封印された、そんな印象ですね。

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11:00、ようやく林道に出ました。無事の下山を祝って「なま」氏とこの旅4度目の握手です。
ワタシの登山靴の中はビチャビチャになって、濡れたソックスを絞っています。それほど暑くはなかったし新品のハイドロブリーズ・レインウェアだってのに。袖まくりをしていた腕が大きく上がったとき、肩から脇腹を伝って水がドバーッと浸入したコトが何回かあったから、かも知れない。あるいはモンベル「ツオロミーブーツ」が、じつはゴアテックスを使ってなどイナイ、とか(汁
ココから4kmほど舗装林道を歩いて、イイデ北西部の登山基地である「奥胎内ヒュッテ」へと向かいます。本日はソコで最後のキャンプをする予定。時おり豪雨になる中、もうそんなコトを気にもせず気楽におハナシしながら下っていきました。

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11:45、奥胎内ヒュッテに到着。アブがすごい。ワシらはタイガーバームとかハッカスプレーで予防しているからまだマシですが、後で屋内に入ってきた登山者などは大量のアブにワンワン付きまとわれて、スゲー眺めでしたね(汁
さて、この雷雨の中をテントで寝るのもタイヘン(とくに床下からの浸水が)なので、フロントのオジサンに「素泊まりしたいの」と正直に訴えました。まあその。どうみてもココはフツーのホテルです。お盆の最中であり、ズブ濡れのワシらは追い払われるのではと少し心配でしたが、部屋を用意してくれるとのこと。後から「ところで、おいくら?」と確認したら、なんとたったの3,500円。いやあ、こいつはラッキー!

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ところがベッドメイクを終えた部屋に通されるまで、それから優に2時間はかかりましたね。エアコンが効いたロビーはうすら寒かった。
どうやらいちばん小さい部屋をあてがわれた様子ですが、安いんだもん、気にしませんよ。窓の外では再びハゲしい雷雨だしね。まずはフロだ。一週間ぶりだ(w 温泉ではないものの、広くて快適な殿方風呂。まるで天国です。
それと特筆すべきは、脱衣場で立派なデジタル体重計に乗ったんですが、いいですか皆さん。なんとワタクシは3,5kgも軽くなっていたんでえす! じつにヘルシーなレジャーではないか。まあその。それだけ運動して干からびた、というワケなんでしょうネ。

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売店で「スーパードライ」のロングを3本買って、ビシッと乾杯。いやしかし、サイコーに美味い。濡れたウェアと臭くてたまらん登山パンツや下着どもは、洗濯機と乾燥機にブチこんでスッキリきれいにできました。ううむ。あまりにも良好にコトが運ぶシアワセ(w

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ワシはイケると踏んだのだが、なま氏が「この天気の中を、火災報知機を作動させて追い出されるのは、まっぴらゴメン」と慎重なので、湯沸しポットのみで作れる晩メシをセッティング。
アルファ米とスープとサラダ、カルパスなど分け合って、そういや初めて見る「北京オリンピック」(開幕式が出発前夜だったから、結局なにひとつ見ていなかったのです。べつにイイけどサ)を楽しみながら喰いました。21時ごろ、就寝。

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【8月15日・金曜】
さて、下山するためだけの一日の始まりです。夜明け前に再びの雷鳴で目が覚めました。ひとり朝ブロに入って、そして「なま」氏を叩き起こそうと思ったが、すでに氏は起きていた。もう、このアトラクションを楽しむコトはできないのであろうか(汁 悲しい。
6:25、予約しておいたタクシーにアブ数匹とともに乗り込み、ヒュッテを後にしました。

7:00、羽越本線「中条」駅着。前日からの雷雨はこの平地でも結構な被害を与えたようで、この日は特急が運休したり、鉄道ダイヤが大幅に乱れています。うむ。ナイスなタイミングで下山したもんだ。
これから「川入」キャンプ場に残置してあるクルマまで、電車とタクシーを乗り継いでいきます。なんたって奥胎内ヒュッテからクルマのトコまで逝く交通費がひとり9千円くらいかかるんだもんね。下界に下りた途端に憑物がオチてフヌケになったワタシに代わり、なま氏が時刻表をカクニンしてくれました。

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7:23、中条駅発、新潟駅に近づくにつれ満席の通勤電車化。新潟駅で磐越西線の快速に乗り換え、8:24発。電車にはとんと馴染みの無いワタシ、ワンマン電車っつーんですか、路線バスみたいに発券機がついた車両ってヤツは新鮮でした。

車内はけっこう混雑していて、前に座っているギャル(女子大生と思われ。つまり平成生まれであろう)4名にオジサンたちは目が釘付け(w いやその、べつにエロい意味ではないのです。まずはそのユニット構成の点。「ソコソコ・ブス・ブス・ソコソコ」という絵に描いたが如き黄金比率とその並びかたに瞠目しました。
次いで、何と彼女らはトランプを始めたのです。じつは50代のご婦人がたなのかと、思わず目をこすりました。だって旅の車内でトランプってば、ワシがガキのころからの昭和的レクリエーションのド定番。なんかネ、こういったシチュエーションでの振る舞いにおける大和民族的DNAのようなモノが存在するのかもなァ、なーんて「なま」氏とヒソヒソ語り合ったものです。

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山都駅からタクシーに乗って20数km、ようやく「川入」に戻ってきました。10:50着。ココもアブだらけ(汁 ただちに「なま」号に乗り換えて帰路につきます。予定よりも2時間近く早いスケジュールで、うれしい。
そして日本海側のお天気は大荒れだったワケですが、こちらは崩れてはいない模様。でも、帰宅してから8月後半ってのは、ずっと不順な天候だった(「ゲリラ豪雨」が続いたでしょう)ものだから、この点でも、ワシらは本当にラッキー・チャンスを捉えて憧れの山上で休暇を過ごせたコトになります。いやぁ、日ごろの行いが(w

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会津若松市内で名物「ソースカツ丼」を喰おうと思っていましたが、もっとも有名な店「むらい」が凄まじい数の客待ちで、一撃でココロが折られます。朝から菓子パンとトレイルミックス(もう、見たくもない)しか喰っていないので、普段は温厚を絵に描いたような不肖ラードめも超イライラ(汁 
そのとき、芦の牧温泉「会津ドライブイン」のヤツが美味かったコトを思い出し、転進してソコへ急行。なま氏は並、ワタシは大盛(1,100円)のソースカツ丼。ひと目で「こいつはデカい…」と身構えました。胃が小さくなっていたんでしょうが、ドンブリ飯2杯分くらいの銀シャリで、喰いきった後しばらくは動けなかったワタシです。

そういえば「なま」氏がマイカー移動分のガソリン代を負担してくれました。サンクス。その分、ワタシは歌とお喋りで恩返し、なんてのはウソですが、居眠りもせずに楽しくアレコレと語らいつつ、北関東の13エイカーの裏庭を誇る「なま」邸には、18:00着。ただちに愛機「Baja」号に乗り換えて千葉市を目指し、遠雷ピカピカのスペクタクルを横目に一目散に走って、20:20、雨に降られるコトなく自宅に帰り着きました。長い山旅が、こうして終わった。

バックパッキングCM:4
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コメント

ああっ、最終日の写真が。w
わたしなんて一枚も撮る気力が無かったのに。
しかしこの日のおかげで、今回の山行がきっちりと〆ったのは確かですね。いやー楽しかった。またよろしくお願いします。ほぼ12時間後にお世話になります。w
なま #8gfOIHpU|2008/09/12(金) 20:51 [ 編集 ]
妙にニコヤカな写真が多いんだ。
最終日は、ユーがネ(w

ホントに、もろもろありがとう。で、明日からの尾瀬では、またよろしく。

今度こそは気取られずに叩き起こそう(w
ラード #-|2008/09/12(金) 21:17 [ 編集 ]

再読してしまいました。
この夏、行く先が決まらなければこういうお気に入りのトレイルを再訪して見てもいいですよね。ここ数年、僕なんて地元の山しかいってませんし。
亮介 #-|2012/05/30(水) 07:58 [ 編集 ]

>亮介さん
イイデは素晴らしい山ですねー。
いま振り返ると、山というより「秘境」に近いムードですが。
とくに全山縦走すると、より達成感が際立ちますね。

まあ、ワタシはこの4年前のデキゴトが最良のパッケージとして記憶されているんで、再訪するには、季節など状況を変えたいトコロですけど。

今どきの国内・関東一円の著名な登山対象で、食事は自前で担いでいかなくちゃダメな山なんて、イイデくらいかもね。前後のアプローチも最悪ですし。
ま、「だから、良い」。そう言いますがね、登ったコトのある全てのヒトは(w
その後に訪れた「南ア南部」のほうが、よっぽど今では開発されてたもんね。いまどき貴重な山脈です。
ラード #-|2012/05/30(水) 11:26 [ 編集 ]
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