ラード・アラモード

アウトドア好きのオッサンです。山系バックパッキング、サバゲ、林道野宿ツーリング、好きなモノ、好きなコト、昔ばなし(w のんびりと、自分の興味をご紹介します。

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Author:ラード
千葉県在住
バイクはXR250「Baja」
クルマはE46「325i Touring」
メインアームは「SIG552 SEALS」


林道焚火野宿のバイク旅と
サバゲ、そして
バックパッキングの世界を愛する。
風流なオッサンとなるべく
奥義を研究する日々(w

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ピークハントと山系バックパッキング(後篇)

2009/07/22(水) 23:58:38

SC04542_800.jpg

さてさて。けっこう間があいてしまいましたが、この記事を受けての後半を述べていこう。

昨年の3月に購入してディープ・インパクトを受けたのが、このムックだ。「シェルパ斉藤のニッポンの山をバックパッキング」、斉藤政喜著。発行は2007年1月。この本にインスパイアされて、1年前からワタシはアウトドア遊びの方向性を「山系バックパッキング」の実践、そう定めたのだ。それくらい、入れ込みました。

シェルパ斉藤といえば筋金入りのプロ・バックパッカー。古くから「ビーパル」誌などで活躍しているコトは知っていた。しかし、それまでの氏の「フィールド」ってのが東海自然歩道踏破とか耕運機で日本一週とか犬連れバックパッキングとか、ワタシにはぜーんぜん興味の湧かぬコトだった。
ところが、このムックを書店で見かけて「ほほー」と思い、買って読んだらコレが「自分ゴト」であるからジワジワと訴えかけてくる。ココロが動く。そうして新たな座右の書と化したのです。

このムックの内容は、アウトドア系フリー・マガジンの「フィールド・ライフ」に掲載された同タイトルの旅レポ連載から抜粋し、装備紹介記事やコラムと共にまとめたもの。連載は現在も継続中で、新しい記事は同誌のウェブ・マガジンで読める。
掲載されたイベントは今ではちょっと古く、2004~5年あたりの旅から選ばれた傑作選なのだろう。目的地はメリハリがあって、ワタシには新鮮だ。大判の造りで写真も豊富なレポートは読みやすいし、眺めているだけでも楽しい。

P1010454_1024.jpg


ワタシがこの本に受けたディープ・インパクトは、ふたつある。
ひとつは、エッジの利いた「テーマ設定」に共鳴した。これは登山ルートの設定の新鮮さと言ってもイイ。テーマとは何かというと、毎回、彼が「ねらい」を定めたルート設定をするワケです。たとえば氏の自宅から望める南アの山脈を渡り歩くコトとか、屋久島で海抜ゼロから登り始めて2千㍍近い最高峰を経て再び海抜ゼロへ下るとか、あるいはオンドル小屋を渡り歩きながら東北のレトロな理想郷・八幡平を逍遥するとか。
ウロコがはらはらと落とされた。「そうか。着眼点ってヤツか」「考えかたひとつで、山に対する情念を焚きつけるコトができるんだ」。エッジが利いたネタを設定すれば、楽しいイベントに仕立てあげられるワケだ。

DSC04544_1024.jpg

著者が日本の山岳をターゲットにバックパッキングを始めようとする「ねらい」は、この巻頭エッセイに述べてある。4か条のルールのうち、「登頂を目的としない」ルーティングってのは、たしかに「あり」かも。というのもワタシは学生時代に面白そうなエリアの縦走はほとんど行って自己満足であり、数10年ぶりに山の世界が恋しくなったとは言え、マッタク同じコトをやるほどガッツも体力も無いからです。

もうひとつのインパクトは、氏が披露するバックパッキング装備の選択基準への共感、コレです。グレゴリーの「トリコニ」、60㍑ちょっとという容量のバックパックに収めるアイテムを厳選し、それしか持っていかない。そして食糧と水を含めたバックパックの重量を15Kg以内にまとめ上げるという基準設定だ。
ワタシのメイン・ザック「アルパインパック60」も同じ容量で、ナニ、パッキングにかけてはワシだってナカナカ上手かったモンだぜ。ヨシ。日和って70㍑のザックに買い替えたりなどせずにコイツで乗りきろう、などと外角高目にガンバッタものです(w 総重量については、2,4kgのザック含めて15kg、コレはホントかなあ、と思ったものだが、それから1年以上かけて、けっこうな投資もしてきた現在のワタシなら、何とか合致させられそうなガイドラインになりました。

後半では、シェルパ斎藤が愛用する各グッズを豊富な写真とともに解説している。これにもカブレた。とくに「食」関連のアイテムに感化されたワタシ。たとえば「ツアラーライト」コッヘルとか、木製スプーンも然り。
同じころ、ホーボージュン氏もフィールドライフ誌上で愛用グッズたちを紹介していたが、氏からはとくに食糧品の選択基準について影響を受けた。氏の装備リストも「フィールド・ライフ」誌のウェブ版で公開されているから、確認してみてほしい。ラード的には、ちょっとベタな選定と思えるシェルパ氏のほうがフィットすると考える。
まあ、こうした先達プロフェッショナルの秘伝・奥義を自分のモノとして、さらに取り込んだスキルなどを当ブログで公開し、あるいは誰かの何かの参考になるかも知れない。そう。これらが「集合知」としてグルグル回っていくワケです(w

この「フィールド・ライフ」誌への連載は現在も続いており、同誌の最新号を版元からもらって読んだら、氏の自宅の裏にそびえる八ヶ岳の主峰・赤岳に初めて登るの巻だった。バックパッキングの内容はともかくとしてワタシが面白かったのは、山中で偶然、氏の熱烈な信者(ヤング・ギャルねw)にバッタリ遭遇して、それがいかにレアなデキゴトだったのかを謙虚にジマンしまくっているのです。うーむ。人間くさくてイイよなあ。

「日経ネット」のシェルパ斉藤インタビュー集で、このムックの発刊当時、内容について語っています。
その1 その2 その3 その4 その5

さて、ここから記事を展開していこう。

ナニを隠そう、これは昨春に「うp」するべき内容だったんですよネ。ズルズルしてたら、1年余(w まあその。ともかく「ニッポンの山をバックパッキング」の各記事をを再読三読して、ワタシは、これから自分が行うアウトドア遊びの方向を見定められたのです。それはこういうコトバにした。

「山系バックパッキングを進める」。

それまでの数年間に熱中していたオフロード・バイクを使っての「林道野宿ツーリング」が飽きちゃったってのもある。もとより今や走って楽しい未舗装路なんて全滅寸前だしね。関東周辺のダートをひと通り走ったら、そりゃまあ、居住まいを変えざるを得ない。さらに張ってキモチよい野宿場所なんてのも、今では絶滅寸前、風前の灯だし。
ではワタシは今後、何をやりたいのか。林道野宿旅に代わる世界観は、ラード的には「野宿場所を極める」、そんなムードかも知れん。バイクでは、もう分け入れられないような場所、すなわち山岳。もちろん昔にやっていたような生き急ぐがごとき「登山」をするつもりはないが、かつてとは異なるアプローチで楽しむコトはできそうだ。今のワタシにとって、山の空気が懐かしい。そうだ。

山で暮らす、そんなコンセプトはどうだ。

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もともと「なぜ、山に登るのか?」なんつー永遠の命題は、ワタシにとってシンプルだった。答えは「目の前に展開する非日常な風景を眺めるのが好き」だったから。それは夏ざかりのカヤトの小道だろうが、クラストしたナイフエッジだろうが、街なかでは決して味わえない空気感と光景が拡がるという点で同列と心得る。
もちろん、非日常の光景が朝に夕に広がる中で暮らすという視点から、言わずもがな、野宿仕様が基本です。小屋泊まりは「生活感」が希薄になる。だからNG。テントは暑くて寒くて不便なことも多々あるが、自由で楽しくてコダワリがある、そこがフィットするんだ。定住キャンプでもイイし、縦走もイイ。このキリクチなら、かつて「制覇」してきた山域だってOK、そんなムードではないか。
ワタシはこの遊びを、個人的に登山とは違うというニュアンスを強調したいから、「山系バックパッキング」と表してきたのです。

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1年前、この考えをベースにして友人と実行に移したのが、「飯豊連峰」バックパッキングだったワケ。まあ実際にイイデは未体験の山だったコトと、毎日がガチな行動時間になっちまって、コーヒーをまったりすする寛ぎのひととき、なんてワケにはいかなかった(w ドロドロに疲れちゃったからね。それでも結果オーライとしか言えぬ奇跡の好天に恵まれ、山旅を終えたときのワタシの満足感は大きかったものです。ふたりで繰り広げた珍道中、そんなムードでもあったし。

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続いて昨初秋に行ったダート走行と尾瀬トレッキングというコンボも成功裏に終わった。これも実体験はもとより企画そのものもうまくできた満足感にあふれるイベントで、そうして、ヨーシ。次の夏は久しぶりにナニか大きい山系バックパッキングをやってみっか、そうココロに誓ったワタシなのだった。

バックパッキングCM:12
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コメント

僕の山行ともぴったりなスタイルです。本、もう、今から発注してきます。ああ、また高い発送費が、、、
亮介 #-|2009/07/23(木) 06:47 [ 編集 ]
私も持ってます。
この本、最初読んだ時は山の知識がなく何処をどう歩いてるのかチンプンカンプンでした。現在、多少山の知識を習得したので・・ははぁ~ここをこうして歩いてるんだ~と確認しながら寝床で再読中であります。今頃になってこの本の面白さに気付いた次第であります。シェルパ斉藤氏の本は一時期嵌ってしまいほとんど所持しております(笑)
チャイ #-|2009/07/23(木) 07:17 [ 編集 ]

この本読みましたよ(買ってないけど)、共感できた部分が結構ありました。
 大雪山からトムラウシへのトレイルを日本最高のトレイルと称したのに「うん、そうだそうだ。」とうなずきました。
 また0から0はやっていないけど、山から0を白馬から栂海新道でやっているのですが、なかなか感動的でお気に入りコースです。
 先日事故が起きたけど、大雪山~富良野岳はまた行きたいなぁと思っています。

 
IK #-|2009/07/23(木) 09:28 [ 編集 ]

私もこの本に大いに影響されています。なので昨年も今年も海の日連休に、この本のコース(の一部ですが)を歩いてみてるような次第です。ピークを求めるというより山で過ごすことを楽しむという山系バックパッキング、まさしく私の求めるスタイルでもありまして、ラードさんやIKさんというバリバリの山や様にも共感をもって頂けるということを勝手に嬉しく思うような次第です。
kimatsu #mQop/nM.|2009/07/23(木) 10:50 [ 編集 ]

>亮介さん
春ごろに「乞うご期待」なんて言ってたのは、この本です。やっと仕上げました(w
発送費のモトは取れること、請け合いですよ。

でも心配ごとがあるとすれば、それは、ホームシックかも…。
「ぐは。日本の山に登りてえ」、とか(w
ラード #-|2009/07/23(木) 11:45 [ 編集 ]

>チャイさん
「旅人」には、なんか憧れますよね。
この本の「キモ」を自分流に取り込んで、考えて、自分の山旅を成し遂げたい、なーんて、つい妄想してしまいます(w
ラード #-|2009/07/23(木) 11:46 [ 編集 ]

>IKさん
これって、「フィールドライフ」誌だからこそ実現できた企画かも、なんて思います。
ツガミ新道、下りられましたか。うむ!(w まさしくあのルートを歩くことが、この本の「キモ」を表していると思います。シロウマから海へ、いつかやりたい。
あの論外な事故はさておき、大雪山系も象徴的なエリアですね。いつか必ず、と憧れています。
ラード #-|2009/07/23(木) 11:46 [ 編集 ]

>kimatsuさん
おお。kimatsuさんも、ですか。いいぞいいぞ(w おもしろいアイデアを出しあって、長く楽しく続けていきましょう。

ワタシは明日の晩、デッパツします。そのへんの記事を、これから2本以上、書かねばという(汁
ラード #-|2009/07/23(木) 11:47 [ 編集 ]
ハッピー
下の3枚・・・何よりも幸せが匂ってくる、素晴らしい写真にカンパイしたいです!
ボクまでハッピーにしてくれそうな写真です(^^ v
ユウ #2DdjN05.|2009/07/23(木) 12:22 [ 編集 ]

>ユウさん
サイコーの褒め言葉、サンクスです!
被写体のオッサンは、よろこんどります(w

きっとまた、似たような構図の写真をバシバシ撮ってくるコトと思います~。

ラード #-|2009/07/23(木) 13:27 [ 編集 ]
同じくこの本持っていますw
山を始めた時に買った本で色々と参考に
なりましたし、こんな山旅をしてみたいなぁ
と思いましたよ

熊野古道もこの本の影響があったんです。
ノリ #-|2009/07/31(金) 00:46 [ 編集 ]

>ノリさん
「山旅」、コレは素晴らしいコトバだと思うんです、今になって、とくにネ。
ラード #-|2009/08/04(火) 00:31 [ 編集 ]
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