ラード・アラモード

アウトドア好きのオッサンです。山系バックパッキング、サバゲ、林道野宿ツーリング、好きなモノ、好きなコト、昔ばなし(w のんびりと、自分の興味をご紹介します。

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Author:ラード
千葉県在住
バイクはXR250「Baja」
クルマはE46「325i Touring」
メインアームは「SIG552 SEALS」


林道焚火野宿のバイク旅と
サバゲ、そして
バックパッキングの世界を愛する。
風流なオッサンとなるべく
奥義を研究する日々(w

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赤石山脈・再訪記(2)

2010/09/07(火) 17:33:23

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【8月15日・日】
6時過ぎに起床。イマイチ眠れず。朝メシは、コンビニおにぎりと缶コーヒー。7時発の東海フォレスト「臨時」バスの登場を期待して、6時半すぎから行列に並んでみますが、なかなか来ず。先に「井川観光協会」のマイクロがやって来たり。
これ、2009年度から新たに始まったサービスとのことです。南ア南部のそのまた下半分の稜線上の山小屋ってのは、コチラの系列なのだそう。このセクショナリズムはメンドくせー。
ただしどちらの系統でも、バス運行についてはサービス事業なんですね。「無料」ですが、カラクリがある。すなわち、登山者が往路のバスに乗るときに3千円を支払って、そのときのチケットを系列内の山小屋で宿泊するときに見せれば、先に支払った3千円分を差し引いてくれるというシステムです。

しばらくして、東海フォレストのマイクロバスが2台、登場。ワタシが乗車した車両はレンタカーでした。「白タク」ムード、満載(w これがまた、28名の乗車定員にマックスで詰め込むワケです。補助席もすべて座らせ、登山者はザックをヒザ上に抱えるという乗車姿勢。いやしかし、小屋泊まり系は大したコトはないでしょうが、パッと見で最もデカい60㍑ザックにリッジレスト・マットを外付けしているワシは、一瞬悩んでしまったぢゃないか(w
7:40、バスが出発。大井川沿いのフル・ダートの林道は、畑薙湖やら大井川の水面からえらく高い位置にあって、基本的に1車線。窓際のワシはビビる眺めです。林道法面からの崩落ポロポロもあり、ココが上高地とか広河原のようになる日は遠いナと実感できました。

それでも何でも34年前は、このフル・ダート18kmくらいを炎天下に徒歩で往復していたワタシですから、この片道1時間の送迎サービスは素晴らしい。コーフンのあまり、運転手のおじいちゃんに椹島で聞いたモンです。「このサービスって、いつから?」と。どうやら10年くらい前から始まったらしいのですが、そのヒトも「昔はこの道を登山者として良く歩いていたんだよ」と言っていた。

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この送迎システム、小屋に泊まりながら縦走する登山者には、素泊まりのヒトにとってもピッタンコですね。この交通インフラの改良と各山小屋のアメニティ(食事とか飲料の販売とか寝具とか)を充実させるコトによって、「南ア南部」という山の敷居を下げる、それが「1泊2食付き小屋泊登山者」の増加を促し、それら体験者が記録をブログやSNSで情報発信して、さらに相乗効果で底辺人口が拡がって登山者がますます増えると。イイことづくめではなかと。百名山が4座も連なるエリアですからネ。

かたやワシらキャンプ組にとってはイマイチで、登山中に荒天につかまって小屋に逃げこみたくなるような場合があればドンピシャ、ってトコか。
なんか、むかし昔の「山小屋で買うタバコ」ってネタを思い出しました。いや、売ってくれるんですよ、タバコ。ただし必ずマッチとセットで(w  セブンスターが180円の時代に、400円とかだったような。そんな「商い」を思い出したワタシでした。

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そうして椹島には、8:40着。芝生が輝くキャンプ・サイトがあります。昔の面影は何もフラッシュバックしませんが、ココでマッタリ過ごすキャンプってのも悪くない。水を2.5㍑入れて、9:05にデッパツ。

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この日のルートは千枚小屋まで、地図でのコースタイムは6時間10分。標高差は1,470㍍。比較的ラクなコースとのことです。間もなく急登になる。お天気は曇り。気温はちょっと暑いという程度ですが、汗がバンバン噴き出てきます。カラダは重い。

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きょうのレーション。初日はキモチ多めのボリュームです。

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ちょっとやせた尾根を通過。このあたりまでは、ワタシのいつもと同じスローペースだったんです。同じバスだった客たちが結構いて、抜きつ抜かれつしていた。

ところが、脚の筋肉に違和感が出てきたなと思ったら、両脚内側の大腿四頭筋が、キューンと攣ったのです。それもたて続けに数回。こんなトコロが攣るなんて、経験がないぞ。今さらストレッチングとかマッサージをして、医科向けのインドメタシン軟膏「インテバン」を塗りたくる。
まあその。事前トレーニングを一切しなかったからね、運動不足だったなー、などと、まだこのときは余裕がありました。ところがその後も定期的に攣るもんで、次第に不安になっていく。

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このルート上で唯一の水場「清水平」には、13:10着。冷たくて甘露な沢水です。
この先から、カラダがおかしくなる。攣らないように歩こうとするからバランスが崩れるのでしょう、疲労度が増大。ひええ。標準タイムからだいぶ遅れています。小屋泊の老人グループにも置いていかれた。そして、いったい何㍑の汗をかいているのか、首にかけているドライタオルを絞るとワシの汗がジャーッと落ちるくらい。引き返そうか、とも考えましたが、椹島まで下り着けるかどうか分からんムード。

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これは「蕨段」あたり。14:30ごろです。両脚は、5分に一度は攣る。全身バテまくり。完全にクチを開けてベロ出して歩いてました。加えて、立って両脚を伸ばした状態にするだけでキューンと攣りやがる(w こうなるともう、尻もちをつく他ないワケです。いやはや、大ピンチ!

それにしても、こんなバテかたは30年ぶりくらいってコトになるな。ザックは20kg弱だから、まあ、いつもの目方ってヤツです。事前のトレーニングはしなかったものの、ワタシの「通勤」というのがアスレチック的で、これ自体が運動だと考えていたんです。
ナゼなら片道だけで1.9km歩くんだもん。朝は電車に座れないから80分は立ちンボだし。階段やエスカレーターの高低差もハゲしく、片道でおよそ18階分くらいの昇降を繰り返している。もちろんエスカレーターで立ち止まったりはしない。それでも何でも、結果的にそんなんでは運動不足だったってワケですナ。

「蕨段」の手前で、おそらく登り組で最後にワタシを抜き去っていくヒトと思われる、小屋泊のソロ男性に伝言を託しました。「体調不良で遅くなる。最悪、コース上でビバークするかも。装備は整っているから大丈夫。小屋のヒトが、もしキャンプのヤツがひとり上がってこないとか問題視したら、この旨を伝えてほしい」と。

そういえば「アミノバイタル」粉末の予備があるコトを思い出し、ナニかしら効果があるかもと、一袋を飲んでみました。筋肉痛を解消する(という言い方でイイのかな?)サプリメントだからね。
結果から申しあげると、コレが効果テキメンだった。両脚の「攣り」が、ほどなくして収まったんです。もっとも廉価版のコレの一体どういうメカニズムが働いたのかは知りませんが、ワタシは高らかに宣言しよう。

ア ミ ノ バ イ タ ル 、 お 前 は 最 高 !

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いやその。もっと早く気づいて試しとけばヨカッタ。あとはバテバテとの闘いだ。登山道は、ごらんのようなシラビソの樹林帯のゆるい登りが続きます。水筒の中身は多くないものの、ビバークはできそうだから気はラクです。しかし、こんな尾根ごときで敗退したらカッコ悪いもんヨ。歯を食いしばった原動力って、じつはコレ(w

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汗ダラダラで15分歩いて15分休む、そんなレベルまで落ちぶれていましたが、一応、前進はしてますからね。この道がまた、ヌタヌタの場所が多くて、それらを避けるのがメンドーだったなあ。

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駒鳥池を16:10にヨタヨタと通過。なんとか明るいうちに小屋にたどり着きたいと、アミノバイタルをもう一袋、投入します。そして、こんな状態ながら腹はキチンと減っていて、本日のレーション200g分を喰いきりました。周囲はガスだったか。この標識を見たときは、ホントに嬉しかった。

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17:05、ようやく千枚小屋に到着。もう、ドロドロ(汁 1年前に焼失してしまったという小屋は、ごらんのように管理棟はプレハブのホッタテで営業しています。受付のやせた兄ちゃんが顔を合わせるなり「心配してました」と。ありがたいことです。「申しわけない。もうダメと、何回思ったコトか」と笑いました。

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小屋からだいぶ離れたキャンプサイトで、とっとと設営。2面あるサイトはけっこう広く、10張りくらいの先客がいます。静かなほうが良いので、もっとも奥のほうに張りましたが、コレが後ほどウザい事態を招くとは。

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ロング缶をフンパツ(w 800円也。あまりの美味さに数分間もだえ死ぬ。

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18時くらいから晩メシを作りました。キャンプサイトは、すでに静か。メニューは無印良品のトマトチキンカレーにアルファ米、その中にハゴロモのパウチ入り豆「ビーンズ5」を半分投入。そして、無印のフリーズドライ・オニオンスープ。さらに今回の秘密兵器・プリマハムのおつまみ亭「鶏の黒胡麻風味」。コレ、パウチに入ったツマミ用の鶏肉なんですよ。冷蔵不要。ワシら「山ヤ」のための商品としか思えぬ。売価は178円と少し高価いが、見切り品で安かったから試してみました。スプーンに乗ってるのがソレで、愛用のカルパスよりは当然ウマイものです。

19時に就寝。ココの標高は2,600㍍です。モンベルのペラペラ寝袋・サーマルシーツにULサーマラップジャケットでちょうど良い。

爆睡していたところを、テント前室に置いてあるチタン食器がガラガラ崩れる高周波ノイズで起こされた。すぐに状況を把握。「ゴラァ!」とかナントカ叫ぶ。正体はキツネです。枕元のGショックを確認すると、まだ22時。ファッキン・シット。
じつは、小屋の兄ちゃんからテン場はキツネが出るから要注意と言われていました。もちろん、ニオイの出るモノはすべてテント内に入れてある。が、狙われたのは、なんと登山靴だ。
前室の端に並べた登山靴には、濡れ対策として手さげビニール袋を上からかぶせていますが、キツネの野郎はソレごと外に引っ張り出そうとした模様。それにしても、ワシの「ツオロミーブーツ」なんて、革部分はほとんど無いのにナ。キツネとの接近遭遇は、かつて北海道は開陽台のキャンプ場でキタキツネに朝メシのカップヌードルをさらわれた平成元年以来、だな。マッタク。
その後、あまり眠れずにいたら、23:20に再来襲。撃退したら、それからは平穏だったみたいです。

バックパッキングCM:8
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コメント

いやぁ、待ってました。
しかし、まあ、これはバテではなくて、
内腿の筋の不具合では???

でも内腿をツルというのは、想像しただけで
かな~りツラそうですね。

ところで、小屋泊は自分、苦手なんですよ。
スーパーの袋の耳障りな音をたてる人が
必ずいるもので。

驚いたのはアミノバイタルの威力。
さっそく明日にでも入手してくるですよww
ユウ #2DdjN05.|2010/09/07(火) 17:58 [ 編集 ]

>ユウさん
お待たせしました。

この日は、いったい何だったんじゃ、ですよ(w
この翌日からは、カラダが山に馴染んだのか、攣ったりバテたりは無くなりましたからね。

アミノバイタルを飲むまでは、ただ立つだけでも激痛がくるんで、ヘンなフォーム、歩きかたになって余計にバテたんでしょうね。

アミノバイタル、グレードがいくつかありますよ。
ワタシのは、いちばん効果効能が低いヤツだけど、それでコレだもん。
次は高価いヤツを使ってみようかト。
ラード #-|2010/09/07(火) 18:21 [ 編集 ]
質問♪
最後のディナー風景ですが、
手前の白い袋の中はレトルトカレーですか?
カレーの中にはすでにアルファ米?

作る手順的には・・・湯沸し→アルファ米の袋に湯を投入→続けてコッヘルでスープ→残り湯でレトルト加熱→レトルト内にアルファ米を投入・・・と、こんな感じ??

あ・・・くだらない質問で申し訳無いです(汗
ユウ #2DdjN05.|2010/09/08(水) 08:44 [ 編集 ]

>ユウさん

この写真は準備が整って、喰い始める直前。余りものだったオニシのアルファ米「五目ごはん」に、レトルトをぶっかけてます。このまま食器がわりに喰う。
わびしいムードですが、入れ替えた食器をフキフキする手間がメンドーなので。

で、制作行程は、こんなムードですね。
湯沸し(180ccくらい)&アルファ米の袋に湯を投入→しばらく間→湯沸し(350ccくらい)&レトルト加熱→その湯をスープに→レトルトをアルファ米袋に投入
ラード #-|2010/09/08(水) 11:40 [ 編集 ]

  アミノバイタル僕も使っていますよ。山登りやチャリが終わって特に疲れているときに飲んでいます。いちよう翌日の疲れは軽減されているように感じています。それも一番良い「3600」です。
 ただそんな即効性を感じたことはないなぁ。
 即効性がほしい時はパワージェルなどのジェル系の物を使っていますが、高いから今度アミノバイタルを試してみようかなぁ。

 
IK #-|2010/09/08(水) 17:23 [ 編集 ]

>IKさん
服用して15分かそこらで、それから攣ることは無くなったワケで。
フシギですよね。当のワタシですら、そう思います。
ラード #-|2010/09/08(水) 22:46 [ 編集 ]
マップ手に入れたので
南アルプス南部のマップ(ヤフオク)・・・これでマップ片手にじっくりと拝見させて戴きます。マップがないと地理的にチンプンカンプンなのです~でも、初っ端から大ピンチでしたね!無事に小屋に辿り着けて何よりです。
チャイ #-|2010/09/17(金) 19:01 [ 編集 ]

>チャイさん
うは。マップ片手に辿られると、オハズカシー。
「え。コースタイム5時間のトコロで行動を切ってんの?」とか(w

初日のコース、標高差はかなりあるんですよね。最後はコケの一念でした。
「ぶぶ、ブログのネタが無くなっちまうッ」。

帰宅後、ヒトさまの記録をいろいろ漁ってたら、ワタシと同じくこの尾根でバテまくって、千枚小屋の手前でホントにテント張ってビバークしたヒトをを発見。
「おお。友よ」と思いました。
ラード #-|2010/09/17(金) 21:07 [ 編集 ]
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