ラード・アラモード

アウトドア好きのオッサンです。山系バックパッキング、サバゲ、林道野宿ツーリング、好きなモノ、好きなコト、昔ばなし(w のんびりと、自分の興味をご紹介します。

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千葉県在住
バイクはXR250「Baja」
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林道焚火野宿のバイク旅と
サバゲ、そして
バックパッキングの世界を愛する。
風流なオッサンとなるべく
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赤石山脈・再訪記(4)

2010/09/12(日) 22:36:57

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【8月17日・火】
起床は、3:30。いつものようにインスタントのコーヒーを飲んだら、乾燥キャベツをブチこんだ博多ラーメンをつるつる喰います。

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きょうも無風快晴。ただしフライシートの夜露がすごく、通り雨でもあったかと思ったくらいです。数百㌘は重くなっていそうだから、パックタオルでしずくを拭き取りました。コーフンしつつ何枚か撮った富士山、ナゼかすべて焦点合わず。老眼、ウカツでした(汁 5:25、デッパツ。

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歩き始めてスグ、森林限界を越えてザレとガレとハイマツの世界に入ります。画像で影の部分の右側から上がって行くんですが、なんか、今回は「森林限界」の上と下を行き来する山旅、そんな印象があるなと思い始めたものです。寝泊まりするのは樹林帯のオアシスで、歩き渡って行くのがザレとガレとハイマツの非日常ゾーン、という。
そして連日の好天で太陽クンとはお友だちだし、種々さまざまのお花がキチンと彩りを添えているワケで、この山旅にテーマを付けるとすれば、「森林限界と花と太陽」になるでしょう。

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そのちょっと手前で、チングルマの群生が広がる斜面がありました。

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これはチングルマの花が散った後で、「果穂」とも言われるもの。同じ花に見えないトコロが面白い。ワタシの好きな高山植物です。

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小赤石岳へのザレ場の登りから北西方向を振り返る。眼下の「ダマシ平」の向こうに望めるのは中央アルプス。

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6:40、「小赤石の肩」に到着。けっこう急な登りでした。「山と高原地図」によると、ココから「稜線の空中散歩」が始まるとのこと。ヨーシ。

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ソコから歩いてきた方を見返した画像がコレ。左手前に、荒川小屋。その上に荒川三山がひと繋がりに。その右側に目立っているのが千枚岳。ってことは、ソコから右手前に下っている尾根が2日前にシクハクした場所ですね。

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太陽ギンギラの下、たしかに空中慢歩です。爽快。

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タカネツメクサ。この付近にはチシマギキョウも咲き誇っていて、天国なムード。

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7:47、小赤石岳に到着。ちょっと雲が出てきました。

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ソコから赤石岳を望みます。ずいぶんピークが広いんだね。

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登り返しを過ぎたトコロで、雷鳥の親子3羽と接近遭遇しました。寄っても逃げないどころか、道の上でゆっくり毛づくろいとかするんだもんな。 

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下ってきた二人組が「ヤマケイ誌に投稿するぞ」とかコーフンしながら、大撮影会中(w

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8:35、赤石岳(3,120㍍)に到着しました。34年ぶりの宿題、ミッション・コンプリート。それにしてもあの高2の夏、この楽しい周遊ルートをキッチリ歩き通していたのなら、それは相当キョーレツな体験談となって今も強く記憶に残っていたに違いない。そしてこの写真は、たぶん高校山岳部と思われる山頂で休んでいたヤングのパーティ(先生はいなかったけど)に撮ってもらったんです。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」というか、なんか昔のワシらを見たような錯覚を覚えて、感慨ぶかいものがありました。

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とはいえ、山の頂上としては、あまりイロケは感じられませんね。遠くから眺めると凛々しくてカッコよろしいのだが。

先日、これら記事のネタをかき集めているときに知った、衝撃のトリビア(古っw)がコレです。
「この3千㍍峰、赤石岳の所在地は静岡県静岡市葵区、である」。
いやはや。なんつーか、ロマンが消え去っちまうぢゃないか(w ソースはコチラからいただきました。このナイスな記事によると塩見岳はもとより間ノ岳も、そして光岳も同様なんですね。葵区、恐るべし。ええ。ワシは今、静岡市内を何日もかけて野宿しながら歩いております(w

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直下にある赤石避難小屋。もちろん昔には存在もせず。考えてみると、一昨年の夏に歩いた「飯豊連峰」は、現在でも寝場所を提供するのみという避難小屋しか主稜線上に無いワケですから、この南ア南部よりも登山の難易度としては格上になりますね。

ところで、この山域のブログ記事などレポートを読みあさっていると、この避難小屋管理人のオヤジのファンキーっぷりが突出しています。これ、ヒトによってはイイ意味にもイクナイ意味にもなるという、そんなファンキーさですが。
たとえばこんなレポ(後半部分)ですね。肩を組んで歌! 社会人になりたてのころ、新宿に「まだあった」有名な歌声喫茶「灯」に連れてかれて、そして恥ずかしい目に逢着した最後の世代というワタクシ的には、サイコーですけど(w
ま、冗談はさておき、この太平洋高気圧におおわれた数日というものは、モルゲンロートもアーベントロートも何でもござれだったから、このテッペンの小屋には泊ってみたかったワタシです。

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種なしカリカリ梅。1日につき3ケ、わが行動食にすっぱいモノは欠かせない。「イオン」にて105円のヤツを2袋、買いました。
長居をした頂上は、9:15にデッパツ。

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赤石から縦走路は西に向かって下っていく。名渓・赤石沢の向こうには、いよいよこの山旅の最終ピーク・聖岳がバーンと展開します。イマイチ頂上が判然としない山ではあるナ。そしてピークから右に下りきったトコロが、聖兎のコル。その右側が兎岳です。

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10:25、ガレガレのモレーンのトラバースを下りきって振り返る。ちなみに左奥が赤石岳ですが、この赤く見える「ラジオリヤチャート」という岩盤が山名の由来との由。
このあたりですれ違った単独行者は健脚で、文字どおりスタスタとこのトラバース道を上がっていきました。なんか好ましい(w 

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そこからは平坦な広い尾根が続きます。11:20ごろ、苔が敷き詰められた「百間平」を通過。

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百間平は「雲ノ平」を思い出させるようなステキな場所です。ところが、ナゼか花はチングルマの花穂しか見当たらない。南ア南部の高山植物は、野生のシカによる食害が広範囲に見られるとのコトですが、ここら一帯もそうなんでしょうか。

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百間洞という沢の上部にある「百間洞山の家」に向かって、登山道は白ザレの斜面をガンガン下っていきます。西を見やると、小渋川に沿って十重二十重(とえはたえ)に尾根が続く。山深い場所です。

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この花は、エート、クモマニガナでイイのかな。漢字にすると面白い。

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12:15、「百間洞山の家」のキャンプ・サイトに到着しました。ところがココは小屋とはえらく離れた場所にあり、受付をするのにも10分近く下っていかねばならん。いったんザックを降ろし、サイフとプラティパス2本をザックの雨ブタに入れて、トボトボ向かいました。
キャンプの受付と水くみをしてテン場に戻るも、「きょうは雷雨があるかも」という小屋の兄さんのコトバがアタマから離れず、沢沿いに並ぶサイトで心配だから、結局、宿泊するコトに決めました。素泊まりは5,000円也。ただし例の送迎バスで前払いをしてあるから、ホスピタリティの良いヒゲ面のお兄さんに支払ったのは、残金の2,000円。こんなコトをしてたら13時になってました(w 

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他のお客はまだいないので、もの珍しげなワシは小屋の中を撮影しました。ウッディーで上品な内装、寝具も清潔です。この区画が「1部屋」で、基本は4名。客室は2階分あり、下の階に3部屋、階段で上がる上階は4部屋。窓のない着替え部屋を含めると、フトンの数で言うと30名のキャパシティってコトになりますね。

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ただしココは山小屋だから、お客が来たら来ただけブチこみます。ヒドイときには100名宿泊、なんて事態が起こるかも知んないのがオッカネーところ。まあ、荒川三山と赤石は「ワンセット」で縦走するヒトは多いものの、それと聖岳をつなげて歩くのは、それほど多くはないハズ。ちょっとハードですからね。だから、ココはその中間に建つ重要な拠点ではありますが、アホみたいに混雑するコトは滅多に無いと思います。

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シズル感ビシバシのこの水槽を見て、手ぶらで立ち去れる「山ヤ」が存在するハズもなかろう(w もちろんワシは「サッポロ」をチョイス、600円也。

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その後、屋外のテラスでレーションをポリポリつまみつつ、バーボン水割りを飲み進めます。スコールがやってくる気配がない(w 

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宿泊者は、結局、20名ちょっとになったかな。ソロの幕営縦走の若いヒトと話したんですが、ココに食事付きで泊ると言う。理由を聞いたら、ちょっとビックリ。この小屋は南アで一番メシが美味いと評判なのだと。必殺メニューはトンカツなんだって。「あらヤダ!」。昼からスタッフが肉を叩いていたとかナントカ。しかし事前の情報をキッチリ収集しとけよ、いやワシのハナシだが(w じつは翌日のキャンプ予定地「聖平小屋」までが東海フォレスト管轄だ、そう思いこんでいたコトも同様ですが。

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きょうの晩メシの素材です。お外のベンチで独りで喰いました。

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そのまま晴れてしまった、という。他の宿泊者たちは皆、階下の食堂に居座っておハナシしている様子。後で気づいたコトですが。どうも小屋での所作に慣れていないから、よく分からん(汁 ワタシはずっと小説を読んでいました。このバックパッキングのためにとっておいた「夏を拾いに」、森浩美著。小五のあの夏、親友たちと小さな大冒険をする日々を生き生きと描く。爽やかに胸キュンしながら読めますよ。

19:45に耳センをして寝ましたが、ナゼか目が冴えわたって眠れず。昼寝もしてないのに。消灯は20時ですが、22時くらいまでモンモンとしておりました。テントだったら本を読めるのに、そういうワケにもいかん。加えて、上階の窓から満月の月光が差しこんできました。コレがエレキで照らし続けられているようなムードで、風流なんてモンぢゃない(w 横で熟睡していたはずのヒトも目が覚めたほどの眩しさでした。いやはや。慣れないコトをするのも何ですなあ。

バックパッキングCM:4
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コメント

  もしかするととは思っていたのですが、横浜や大阪と同じ政令指定都市、区だったのですね。
 何~かしっくり来ませんね。やっぱり○○郡であって欲しいです。

 お互い似合いませんが(失礼)、チングルマノ果穂好きですね~。(笑)
 
IK #-|2010/09/13(月) 04:43 [ 編集 ]

>IKさん
住所表示の件、もしかすると大倉財閥の実力発揮事例、なのかも知れませんね。
ま、ともかく「しっくり来ない」です。

で、IKさんもチングルマが好きですか。
あのコの凛とした立ち姿、そして散った後の、はかなげな佇まいにオトコとして惹かれますね。
「守ってやりたい」、なんて(w
ラード #-|2010/09/13(月) 11:00 [ 編集 ]

ししし静岡市内幕営縦走www
しかし先日、槍や穂高も松本市内って聞いてビックラこきましたw
いのうえ #OucFHXVM|2010/09/14(火) 12:03 [ 編集 ]

>いのうえさん
妙にインパクトあるでしょう。
しかもですよ、市内「葵区」を歩行中にバテまくって、路上でビバークするのしないのと(w

松本市も、広いんだ。イマイチ、ロマンが感じられませんよね。
ラード #-|2010/09/14(火) 13:53 [ 編集 ]
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