ラード・アラモード

アウトドア好きのオッサンです。山系バックパッキング、サバゲ、林道野宿ツーリング、好きなモノ、好きなコト、昔ばなし(w のんびりと、自分の興味をご紹介します。

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ラード

Author:ラード
千葉県在住
バイクはXR250「Baja」
クルマはE46「325i Touring」
メインアームは「SIG552 SEALS」


林道焚火野宿のバイク旅と
サバゲ、そして
バックパッキングの世界を愛する。
風流なオッサンとなるべく
奥義を研究する日々(w

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赤石山脈・再訪記(8)バックパッキングの装備について

2010/10/30(土) 23:43:02

P1040423.jpg

それでは、シリーズ最終篇をお届けしよう。
夏のバックパッキングにおけるワタシの各装備について、思いつく限りの解説をブチかまします。

◆はじめに
ワタシは自分の登山スタイルを、「山系バックパッキング」と呼んでいます。コレは、もちろん「山ヤ」発想をベースに据えていますが、昔ながらの「登山」ではない。アレは苦行だからネ。同様に「ULハイキング」でもない。コレも苦行だ。ナゼなら、このどちらも「歩く」というコトを最大のテーマにしているからです。あたり前だが。いやその。ワタシはもう、踏破したルートに引いた地図の赤線の長さを競ったり、ピークハントした山の数を誇ったりするコトには興味が沸かない。そんなコトはハタチ前後にさんざんやったからです。

近ごろのワタシは、非日常な場所、つまり奥深い高みにある、できれば絶景の広がる山岳エリアで「キャンプ生活」をしたいってのが、メイン・テーマ。ソコに至るには登山道を行かねばならんから仕方なく登山をする、そんなニュアンスとお考え願いたい。ヘリクツみたいですが、これがワタシの「山系バックパッキング」。そうして、この考えかたを装備面にどう反映させているかと言うと、こうなります。

「山ヤ」発想にアメニティ・アイテムを加え、「UL」風味を取り入れた軽量化を図る。

この「山ヤ」発想とは、忘れちゃいかん基本ルールは守るというコト。強調すべきは、「安全マージンは削れない」。たとえば、テントは軽量ドーム型のダブルウォールで前室つきのバスタブ式、ストーブはガス・キャニスター、ハイカットの登山靴に予備のメガネと各種医薬品も忘れずに携行するというもの。まあその。長くアウトドアで遊んでくると、やはり保守的なモノ選びになりますね。

一方、「UL」すなわちウルトラライト系は、登山界におけるニューカマーが極端な持論をゴリ押しするのがハナについて、気に入らないケースが多かったワケですが、「軽薄短小」化への偏執的な取り組みのアウトプットには、気になるアイデアが少なからずある。ワタシの安全マージンに踏みこまない部分については積極的に参考にしたいと考えます。
ナゼかと言えば、ワタシがもう30kgのザックを背負って歩けないから、なんですね。ザックを軽くするための各種ネタは、いつでも絶賛募集中ってコト。たとえば昨年、夏山用のシュラフをモンベルの「サーマルシーツ」に買い替えたってのが、その好例かと。

そして今回、「夜行6泊7日」(計画時)の南ア南部バックパッキングにおけるザック総重量は、水を抜いた状態で17kg以内に収めるベシ、そんな方針で各アイテムをチョイスしていきました。




P1040539_20100921000115.jpg

◆買い足したモノ
・新たに買ったモノは、食品を除けば、これらとビーサンくらい。昨年の夏までに、あらかた揃えてしまったからですネ。そしてほとんど「それ以来」、1年ぶりの山行なのだった(w

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・プロトレック腕時計の電池が切れたまま、そしてスント「コメット」だけだとイマイチ不安ってコトで、最廉価のコンパス、スント「A-10」を買い足した。
・昨夏の雨まみれだった北アルプス行で、メガネを拭く小さいタオルが必要と痛感したから、「パックタオルnano」を購入。
・そして新品のキャニスターを1ケ。「EPI」のボンベは安価なところが好き。

◆装備リスト@2010年・夏仕様

決定版◆装備表2010南アBP

・コレが今回の装備表・最終バージョンになる。なんと美しい仕上がりでしょう(w
・この「装備一覧表」づくりってのは、ワタシ、林道野宿ライダー時代を含めてキャリアが長いのだ。
・すべてのアイテムの個別重量を書き出すようになったのは、「UL」系による好ましい影響。
・「UL」系エッセンスを取り入れてから、じつは重いモノと知った「フリース・ジャケット」を外したりした。

・「薄青の地色」を敷いた装備たちは、自分の身につけるモノ。目方には加算しない。
・それら以外は、ショルダーポーチにいたるまで、自分の腰と肩に荷重が乗るモノと考える。
・いちばん左のタテ軸は、装備カテゴリーの総称。もっと気の利いたネーミングがあるかも、だが(w
・まあその。夏季は、年間を通じて装備の点数、目方がもっとも少なく軽い時期だから、気楽です。

比較対照用に、昨年・2009年版の装備表もサービスしておこう。

参考 2009夏 BP_装備重量_決定版

◆装備・総論
・当然ですが、昨年の装備リストと登山時の体験を元に、改良を加えた。
・北アと南ア南部は、標高も含めて、気象条件は同じようなレベルだと考えた。
・「雑品」カテゴリーのいくつかのアイテムが重量増になるコトもあり、衣類を大幅に減らした。
・今回は「マイカー登山」。往復のアプローチでのウェアに気をつかわなくてイイから、うれしい。
・軽い短パンがあれば良かったが、テキトーなモノが見当たらず、替えズボンは無しで通した。
・シュラフカバーや長袖Tシャツなど、1回も使わなかったモノもあるが、これは天候条件が「たまたま」良好だったというだけ。「使わなくてラッキー」だと心得る。

・では、一覧表の順に、装備を個別に検証していこう。

◆「運」カテゴリー
言わずもがな、「運ぶ」系のアイテムですね。

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アルパインパック60は、わが山旅の定番。この記事を書いてから、検索でコイツを調べにくるヒトが増えました。何度でも言おう。現行モデルのこのザック、基本機能がシッカリしていてコストパフォーマンスは最高です。今までに3週間以上もハードに使ってきて、壊れない、ヘタレない、ほつれない、穴も開かない。ワシのように2気室ザックの使いみちが分からん昔気質の「山ヤ」には、すんなりフィットするシンプルなザックだと考える。
ついでに言うと、シブいグレーの色と、全体に細身で下部は小さく上部にいくほど大きくなるというザックのカタチも好み、なんですね。
ところで、背負いやすさについては他の有名モデルと比べてどうなのか、そう聞かれても、ワタシはグレゴリーとかオスプレーを背負ったコトがないから分からん。でもまあ、独創的なそれらベストセラー・モデルの長所をパクり、否。大いに参考にして設計しているハズだから(w この3年間も売り続けている現行モデルが、それらと目を見張るような違いなんて無いのでは。
ついでに言うと、ワタシの装備群が結構コンパクトになったからか、夏の一週間のバックパッキングでは、この60㍑というザック容量は少しデカいと思われた。その気になれば50㍑クラスでもイケるかも知れません。

アタッチャブルポーチは、左ショルダーベルトのストラップに、内蔵ベルクロで装着する。コイツには、山と高原地図、手帳とペン、カメラを入れている。もっとも頻繁に使うグッズですね。左胸位置ってのは、歩くときにジャマにならない。さらに内蔵されているストラップを引っぱり出すとショルダーポーチに早替わりして、入下山での移動時に重宝します。

ザック・カバーは「80㍑」サイズ。リッジレスト・マットを外付けしているから、これでジャストサイズだ。コイツにはドローコードが内蔵されていて、旅の後半などでザックが小さくしぼんでもピッタリフィットにできます。昨年、たいして使いもしないうちに細かい穴が開いたのでダクテで塞いでいるという残念なブツだが、今回は雨に降られなかったから、まあイイや。

スタッフザック類については、この記事で書いたモノですね。「グラナイトギア」の傑作コンプレッション袋には、今回もシュラフとシュラフカバー、着替えを含むすべての衣類をブチこんでも、サイズ的には余裕アリです。キヨミズから飛び降りる思いで購入したモノ(だってナイロン袋1枚に4せんえん、だよ)ですが、完全にモトを取っている。今のところ、穴も開いていない。

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ダブル・ストックは、山歩きを大いに助けられている。コレ、もはや無くてはならないアイテムです。アンチショックなどの付加機能が一切ないシンプルなモデルだからか、今までかなり酷使してきたと思うんですが、まったくヘタレていないのは素晴らしいぞ、ブラック・ダイアモンド。このブランド独自のロック機構がまた秀逸で、メンドくさいはずの登り下りでの長さ調節をワタシでもマメにスパッと行えるのだ。
ストックを使うコトによるデメリットは、ハッキリしている。それは歩きかたが劣化するっコトですね。前後左右の歩行バランスを補うツールだから、何回かコレを使ってしまうと、グラッときたときに今まではフツーに補正していたとっさの所作・対応ってのができなくなる。いや、すべての場面でそうだとは言いませんが、これまでに体得してきた山道ならではの歩きかたを忘れてしまうワケ。たとえば、登りでは足運びは細かくってのが基本ですが、ストックのサポートを得て大股に雑になってしまったり。あるいは岩稜歩きなどでストックを収納して歩く場合なんか、ちょっともう怖くて、いやはや。ストックの使用は「諸刃の剣」の典型的な事例と言えましょう。

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◆「住」カテゴリー
・愛用のテント、「VL-12」は、今まで20泊以上、張ってきました。ワタシがコイツを購入してから間もなくしてフルモデルチェンジされた「プロモンテ」の現行テント「VL-13」は、さらに100gの軽量化を達成するのと引き換えに、各部の造りが安っぽくデチューンされたムードだから、コレを買っといてヨカッタと思っています。
室内の狭さにも、すっかり慣れている。夏山のひとり暮らしには過不足ない居住空間ですが、しかしコレを冬山で使うにはムリっぽい。ふだんは前室に置いている登山靴やクッカー類、水筒といった全ての装備を室内に収納しなくてはイカンから、ですね。とくにヤル気もないが、冬山用のテントだったら「エアライズ2」のチョイスが現実的だと考えます。

ところで、3日目の朝すなわち「千枚小屋」テン場での撤収時に、たいへんムカツク発見をしました。テント本体の床部分の生地に、広く10ケ所くらいの細かい穴が開いていたのだ。ホラ、畳む前にテント本体を持ち上げて、ゴミを出すためにバタバタやるでしょう。フロアを陽に透かした状態になったら、ゴマ粒大の穴がいくつも開いてるのに気づいたってワケ。むーん。しかしいつの間に(汁
まあ、こんなのはリペアテープを買ってきて塞げばイイだけなんですが、さすがにアナが開くのは早すぎやしないかト。今後も張るたびにフロアシートの各所に穴がポツポツ開いていくのだと思うと、軽量化と引き換えに、ココまでナイロン生地の耐久性を落とすってのもモンダイだと思うのだ。
また、フロア生地を傷めないために「別売のグラウンドシートをセットで使うベシ」などとゴリ押しするんだったら、そりゃまた本末転倒なハナシだ。それならばフライシートと同様に「セット売り」として、トータルで重量表示をすべきではないか。むーん。穴アキ予防のためだけに、「タイベック」シートでも導入してみようか。

ちなみに、テント用のペグにも工夫を凝らしている。現在は「イーストン」のアルミ・ステーク(15cm、10g)を3本、「ヴァーゴ」のチタン・ネイルペグ(14g)を1本、「アライ」のスティックペグ(10g)を3本、そしてゴム製ストレッチコードを2本というラインナップで落ち着いています。
本数面では、これ以上は減らしようがない。風が吹かないTPOでは、本体の四隅と、フライシートの前室と後室のデッパリにストレッチコードを付けて、ビシッと張る。風が強い場合は、テント本体のポールスリーブからダイレクトに取り付けてある(新型の「VL-13」は、この部分が耐風性の劣る仕様になった)テクノーラ製ガイライン4本で四隅をキメる。設営場所に大きな石でもあれば、ペグと組み合わせて活用します。
チタン・ネイルペグは、スノピの「ソリッドステーク」と同等の使い道を発揮できるから、優れモノだ。ガッチガチの地べたにキッチリと先行穴をブチ開けられて、アレより断然軽いからね。高価いが、1本は持っておくべきモノでしょう。イーストンのペグは、ワリと簡単に曲がっちまうしヘッド部分が抜けるしで、たいして使いやすくはない。いずれ、無雪期用のペグは「アライ」製品で統一していくと思います。

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蛇足ながら、マッキッキのテントはムシさんたちに大人気ってのを実証する、コレがその画像。いやその。もしかすると汗を吸ったジューシーなタオルに群がってんじゃねーの?と、スルドいご指摘が入りそうだが(w ま、写真の撮りかたがアレってだけで、荒川小屋ではフライもテントの内部も、この小バエがたくさん取りついていました。蚊取り線香を持っていって、ホントに良かった。

サーマルシーツ、夏山ではコレ、じつに使えるアイテムです。薄いシュラフはナンボでもあるけれど、暑い季節には大きなお世話となる「首から上」の部分が無いから、スッキリして軽いのが身上だ。ちなみにワタシの身長であれば、天部分のドローコードはちょうど首のところですぼめるコトができ、大きさという点でもジャスト・フィット。
この山旅では、条件が良好だっただけでしょうが、一回もシュラフカバーを使うコトが無かった。また靴下と登山ズボンも脱いで寝た暖かいときが2晩もあったし、暮らしやすいものだった。

シュラフカバーは、できれば夏山に持って行きたくないアイテム。サーマルシーツが旧モデルで、ポルカテックス加工されていないから、雨対策として仕方なく300gを加えている。ちなみに昭和時代から愛用しているモノです。

リッジレストのマットレス、「コンパックチェア」と併用するようになってから、ますます存在価値が高まったというムードです。まあその。ゴツゴツの地べたに横になるのがシンドくなってきた昨今、そろそろ厚さが20㍉もあって快適そうな雪山用の「デラックス」を、値下げされたコトもあって導入したいワケですが、レアモノ的なこの黒色がヒケラカシにピッタリであるからして、リンダ悩んじゃう(w

コンパックチェア、今では多くのブロガーさんが、この座イス・ホルダーを使っているみたいですね。まあ、175gという異常なまでの軽さはナニモノにも替えがたいメリットで、じつに見事なアイデア商品と言えるだろう。テント生活において「座イス」にもたれられるという安楽さは、素晴らしい恩恵だと考えます。今のところワタシのヤツは穴も開かず、ほつれも出ていない。
唯一の欠点と言えば、コイツは腰が弱く、地べたが左右どちらかに少しでも傾斜していると、クニャクニャして座りにくいコトですね。ソコだけは「クレイジークリーク」製が優れる。

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◆「衣」カテゴリー
・まず、今回は着替えの点数を減らした。コレは昨夏の北アでの反省ですね。持ってはいても、着替えなかったから。アプローチがマイカーというコトもあって、最低限に絞りました。
・つまり7日間で「おパンツ」は、キッパリ1枚(w 小屋での宿泊など「よもや万一」の身だしなみ用に、予備トランクスを1枚持つ。下半身から立ち昇る(かも知れん)異臭対策には、ベビーパウダーとハッカスプレーを降りかけて応急処置としよう。
・半袖Tシャツで歩くのが、ワタシのスタイル。暑がりですからね。強烈なサンシャインには日焼け止めを塗ります。で、ウィックロンのTシャツは、厳選して予備を1枚。

・ところで、行動時のウェア一式は、もう3年も同じモノを着ています。これらについては、ナゼか買い替えようとはイマイチ思わぬ。まあその。ファッション面は、あきらめているもんでネ。まあしかし、ワシがこんなチンドン屋さんを演じるワケにも逝かず、シック&コンサバティブなウェアリングを「是」とする(w
恥ずかしながら、ブリーフとトレッキングパンツは「サウスフィールド」製。コレ、「アルペン」のPBね。ところがコイツら、えらく安価なクセして、しっかりシゴトをするワケ。どちらもキッチリとストレッチするし、汗で濡れても「着干し」をしていれば渇くのが早い。必要十分なスグレものだ。

・バックパッキング用の帽子には、ちょっとしたコダワリがある。まず、「キャップ」はいただけない。夏は首の後ろと耳が焼けるから「ハット」タイプがベターです。これまたブランドにこだわらなかったので、「フェニックス」のヤツを買っちまった。いやその。安かったんだ(w 防水性のある生地のようで重宝していますが、次は「OR」のヘリオス・サンハットを選ぶね。
メンズに限って言いますと、「つば」がデカいハットはドレープがついて、なんか女々しい印象になるから要注意。
ちなみに、2ケ持つつもりならキャップを追加します。コレはつまり雨天時の対策だ。雨具のフードを被るときはこのカタチの方が動きがラクなのと、「つば」が長いからメガネが雨水に濡れにくいからね。

レインウェアは、ほとんど雨に降られなかったから、新投入の「ストームクルーザー」ジャケットの実力は分からずじまい。まあしかし、降られないほうがイイに決まっとるワ。さすがにモンベルのフラッグシップ、優れた改良ポイントが多いようだ。フードの前端部分にはワイヤーが入れてあり、視界がダラーンと邪魔されるのを防ぐとか、ニッチな仕上げにイノチをかけています。そういえばゴアテックスのウェアって、ずいぶん久しぶりに着たワタシですが、このガサガサ音は懐かしいものだな。

ULサーマラップジャケット、これがフリースのジャケット代わりに導入した保温ウェアとなる。雨などで濡れやすい状況下でも着倒せるようにと、ダウン製ではないコチラをチョイス。まあその。モンベルのサーマル・ウェアってのは、どれくらいの寒さに耐えられるのかイマイチ分かりづらいのだが、真冬の都会ならばアウターとしてソコソコ使えるジャケットだってのが実体験から導かれました(w

タオルについて。今回は「MSR」のパックタオル、速乾素材の最少サイズ「nano・s」を新たに導入。コレをナスカンに付けて、ザックの右ショルダーベルトにブラさげていた。いつでもメガネや顔をふけるように、ですね。夏は垂れた汗がメガネに落ちたり、昨年みたいにガスの水滴で曇ったりと、メガネ登山者はメンドくさいコトが多いワケです。ただし、その点では使い勝手はイマイチかな。メガネのレンズが汚れてしまうのだった。
ところがこの生地の水分を吸収する能力は、なかなかスゴイ。だから、朝露でビショ濡れの重くなったフライシートをコイツでフキフキしていました。冒頭のパノラマ風画像でザックの左にヒラヒラしているのは、つまりコレを干しながら歩いていたからだ。
以前から使っている「クイックドライタオル」は、乾きにくいし濡れたら臭いしで、もう愛想をつかしたぞ。パックタオルの大型のヤツにでも買い替えよう。

ビーサンは、この山行のために購入した「げんべい」製。昨年のモノより70gも重くなるけれど、ワタシは偏平足なんでネ、ソールが硬いほうが土踏まずが痛くならない。だから今後もコイツでいく。

靴下は、一週間くらいの山旅なら3足。とはいえ、コレしか持ってないが(w ホーボー氏とかシェルパ氏は靴下だけは毎日履き替えていくとのコトだが、ワタシは3日で一足くらいでイイかな。「スマートウール」の製品は履き心地が良く、臭くもなりにくいところが素晴らしい。高価いのと、穴が開きやすいのがイマイチですが。

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◆「食」カテゴリー
このカテゴリーはできあがっているので、昨年と変化がない。まあその。重点的に研究&散財したからネ(w 「ブキ」のセットから、無くても困らぬチタン製フォークを外しただけです。

ストーブ(チタン地)とレギュラーガス(EPI)キャニスターの燃費性能について、かるく考察。

ガス(新品・満タン時)重量        =370g
ガス(中身が50%時)重量        =280g

つまり、キャニスター(缶)のみの重量  =190g
つまり、満タンのガスのみの重量     =180g

5日間使ったキャニスターの総重量  =226g

つまり、ガスのみの残量           =36g
つまり、消費したガスの重量        =144g
つまり、144÷4日(8回)
ゆえに、1日に使ったガス量        = 36g

この結果、ワタシの「山メシ」メニューなら、満タンのガス缶1ケで5日間(180÷36=5)は使える。

・以下、愛用のストーブ「チタン地」について、コメント。
・デメリットは、面白味(ガスだし)とか所有欲が感じられん(スノピだし)コト。メリットは多い。たとえば、
・チタン製だからヘッド部の熱が冷めるのが早い。朝の片付け時には便利。
・4本ゴトクはクッカーの安定感がバツグン。3本足の比ではない。
・トロ火が難なく使える。ガソリンストーブにゃ出来ない芸当です。
・キャニスター式は、その昔は「夢」だった、ガスを詰め替えられるアダプターを装備すれば鬼に金棒。

・そして、燃費性能が、まあまあだ。
・チタン地=出力2,500kal/h ガス消費量210g/h。本体重量は、75g。
・キャニスター・ストーブのランドマーク的存在、プリムス「P-153」に比べたら燃費は良い。ナゼなら、
・P-153=出力3,600kal/h ガス消費量245/h。本体重量は、110g。

・ワタシが購入した直後、ナゼかメーカーはコイツを廃盤にした。
・その理由は何だったのだろう。「KOBEA」OEMの超軽い新製品とカブるから、素のモデルだけを残したのかも知れないが、まあその。「チタン地」は10年間も作り続けていたロングセラーだから、何の品質上の疑いもワタシは持っておりません。

・ちなみに、ラード的「次に使いたいストーブ」といえば…、「SOTO」のコレもイイが、ゴトクが3本なのが残念なところ。すると「プリムス」のコレが、3本ゴトクではあるが一挙に大型化したコトと火力調節ツマミも大型化したコトで、前モデル「P-113」ユーザーのワシから見たら正しい進化をしていて惹かれる。カワイイしね(w なによりコイツは150g/hというバツグンの省燃費性能を誇るから、長期間の山行には「もってこい」。
追記しておこう。11月号の「ヤマケイ」誌をもらって見てたら、「SOTO」のこのストーブ、すごい低燃費だというコトが分かった。むーん。不勉強でした。マイクロレギュレター機能といい、「PEAKS」誌で読んだファクトリー見学記でのモノづくりマインドといい、やっぱり次はコレを使ってみよう、そんなムードに今はなっております。発売してから1年くらい経っているから、初期不良も出尽くしているだろうしね。
ところがしかし、さらに追記。こういった論評があるから、ワケわかんなくなるんですね(汁 冬場のコレの使用レポを、丹念に読んでいこうかと。

まあしかし低燃費性を突き詰めていくと、「ジェットボイル」やら「イータパックライト」といったメカメカ系がダントツぢゃないか、そんなご指摘はごもっともです。ただし、アレコレ調べたら、結局は「ヒート・エクスチェンジャー」という底ヒダヒダ装置付きのクッカー1ケさえあれば良い、ってコトに気づいた。さすがワシ(w オプティマスの1㍑のヤツとか、プリムスのコレとかがソロにはフィットしそうです。モンダイは海外通販しか「テ」がないコトだな。ま、雪を融かして水を作るような冬山に行く気も起こらんワタシにとって、オーバースペックなモノではありますが。

【追記:2011年2月】
アレコレ考えた末に、ストーブはコイツにスイッチしました。ああ、クッカーも含めてセットをソックリ入れ替えたことになります。結局なにか散財したかっただけ、なのかも知れんが(w

P1040495-1.jpg

クッカーブキは、この画像に写ったアイテムがすべて。このセットにたどり着くまでには、けっこう散財しているワケですねえ。

クッカー類はチタン素材で統一しています。その理由は、まず軽いコト。そしてラーメンを茹でたクッカーで、そのまま喰えてスープもクチを付けてすすれるっつーコトもメリットだ。アルミ製でコレをやったら唇から「ジュッ」というノイズが聞けます(汁 そしてチタンは所有欲を満たすブツってコトも大事だな。

左のシェラカップがスノピ製、それに乗っている「フタ」(このフタ1枚で、全ての食器に使えるのだ)が「FGS」製で、それ以外はエバニュー製。右端の650mlのヤカン代わりと、900mlのメイン・クッカーは、セラミック・コーティングされた高級仕様。コゲつきにくいらしいが、わが「山メシ」のラインナップでは、現状、無くてもいい過剰クオリティだと言えましょう。
ちなみにエバニュー製品は、すべてハンドルにシリコン・チューブが巻いてあるのが美点。コレ、山中ではじつに親切な工夫だと感心します。疲れからボケッとして、ストーブに掛けたクッカーを、ついつい素手でつかんで「ぎゃっ」と叫んだりしないか? キミらも(w
言わずもがなですが、食器というモノはハンドル(取っ手)が本体に取り付けられているモノに限る。汎用の外付けグリッパーを、フタを開け閉めする際にイチイチ握りなおす動作なんか、ワタシにはメンドーなだけです。
収納は、450の中に650をスタッキング、そして900の中に入れる。さすが同メーカー、コトリとも鳴らぬ。伸びる軍手の片方だけに包んだストーブ「チタン地」と、他にはインスタントのコーヒーをブチこんでいます。

シェラカップは、ザック左側上段のストラップに外付け。コレ、沢清水を汲むなどの用途に重宝する。ヤブ漕ぎでも落ちたコトなく、カップ内側が隠れているから少しは清潔で、何より「バックパッカーでござい」と主張できる、カッコつけアイテムでもあります。

ブキは、これまたアレコレと研究してきました。
まず、折りたたみ式ハシの「和武器」と大型の木製スプーンの2ケで、ワタシの夏山メニューには対応できる。昨年まではチタン製フォークも加えていたのだが、使う機会がなかった。レトルトぶっかけマカロニやカレーライスは、スプーンで喰える。中をかき回すためにシッカリした長いサイズであればイイ。味噌汁やスープだって、スプーンでイケるでしょう。そしてラーメンには麺をシッカリつかめる木製のハシがあればイイ。ね、このふたつでOKなのだ。
たとえば、メニューにスパゲッティがあったらフォークで喰いたいところだが、まあ、ハシでもバチは当たらないし。ああ。今回のラインナップでは、唯一、白桃というフルーツをハシで喰うのは、ちょっと侘しかったです(w

わがブキ・セット、ビニールケースを含めてソコソコ軽量だ。しかし、軽量化を最優先にしても、イイことだらけではない。たとえば「ライトマイファイア」のスポークが1本あれば、夏山BPの食事について最低限はコト「足せる」ワケですが、ザックの中でポッキリ折れそうなあんなモノをチマチマ使うってのも、大のオトナとしてどうなん(w ま、それ以上に、オートキャンプでアレを嬉しそうにファミリーで使っている絵も見るけれど、そもそも根本的に、どうなん。スポークよりも30数グラムは重くなるが、「ハシ+スプーン」というスタイルは崩したくないワタシ。

さて、ブキの先端のクチに当たる・入る部分ってのは、木製が優れる。なんといっても「舌触り」がイイからね。チタンだのプラスチックだのより優しいムードで、粗末なメシだってコレだけで少しは美味く感じると思うんですが、いかが。
さらに言うと、チタンの食器にチタンのブキでは、調理時・飲食時に、その高周波キコキコ・ノイズで脳味噌がカユくなる。ガマンできぬ(w クッカーのセラミック・コーティングのハゲ予防もあいまって、ブキは木製が最良なのです。

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水筒は、キャンプ山行なら、いつも3ケを持ち歩く。
まず、ウォーター・コンテナ用として「プラティパス」の2.5㍑を、2ケ。この製品には信頼を置いている。発売直後に買った最初の同モデルなんか15年近く使えたからね。漏れない破れないというスグレものです。
その合間には、「ナルゲン」の広口1.5㍑という同タイプのモノも使ったのだが、コチラは3年くらいで漏れるようになった。ナルゲン製品ってのは、出来不出来がナゼかハゲしい気がする。他には同ジャンルのブランニューとして「ソース」というコンテナもあるが、コレが青い地色なのだ。沢清水を汲むときなんか、ヘンな色やらニオイがしないか気になるもので、やっぱりこのコンテナってのは、透明なモノが良いのではと考えます。
プラティパスは、そのカタチもバックパッキングにうってつけなトコロが素晴らしい。満タンでザックに横たえてもグラグラしないし、何よりカラのときは小さく丸められてスペースを取らぬ。もちろん軽い。ひとつ37gだ。現代最高のウォーター・コンテナです。

3つ目の水筒は、行動中に水を飲むためのモノ。夏場は「キャメルバック」の750mlを愛用しています。シリコンのマウスピースをくわえ、チューチュー吸い込む。まあ、水をゴクゴク飲む爽快感ってヤツは味わえないモノですが、ノドが渇くことに敏感なワタシには、飲みすぎ予防に効果的な機能ってワケ。飲み干したら、ザックからプラティパスをいちいち取り出し、詰め替えています。飲んだ量とか残りの分を目視確認でペース配分できるのが、この作業の利点と言えます。
「ハイドレーション」という、ビニールホースで水をすするナウいスタイルは今でも生理的に受け付けないワタシですが、このレベルなら許容できる。そういえば「百間洞山の家」で聞いたハナシですが、ハイドレーション・システムってヤツ、自分で飲んだ量が見えないのが急所なのだト。百間洞と聖平間の酷暑のロング・ルート上で、水が無くなって死にそうだったヤングに恵んでやったよと、オジサンが言ってました。

追記しておこう。水筒のカタチは、あまりコロコロ・ツルツルしたモノでないほうが、山で使うには安全だ。こういった神経質な注意点は、その昔に冬山やら岩登りをやっていたときに身についたんですが、たとえば「ナルゲン」の1㍑のボトルなんか、ワタシの手でも握りきれない。ツルッと滑って「アレヨ」という間に谷へコロゲ落ちていったらと想像すると、オッカネー。ステンレス製つるつるボディのテルモスも同様で、アレはまた手袋をしたまま扱うコトが多いものだから、雪稜でツルッときたら、と。その点、キャメルバック750mlは握りきれる細さと転がり予防になりそうなフタ部分の「ツノ」があるので気分的に安心できるワケ、ですねえ。

調味料は、この夏メニューだったら、いつもと同じ4点。粗挽き黒コショー、一味唐辛子、白いりゴマ、荒塩だ。コショーは、昔から粗挽きの黒の風味が好みだってだけだが、一味と同様に、味つけを辛くすると食が進むんです。ゴマも昔から「のりたま」代わりに使っていて、近ごろは健康サプリメントみたいに重宝されているし、メシを美味くするラード的香辛料ってモンなのだ。塩はちょっと用途が違う。大汗をかいたときに少量をなめるためだ。だから、塩のボトルはザック雨ブタのスタフザックに入れてある。これらの容器は、ナルゲンのいちばん小さい丸型ボトルを愛用している。百均のボトルやら何やらを転用しているヒトがほとんどでしょうが、コレ、漏れずツブレずで最強の保存容器です。

コーヒーは、ワタシには大したコダワリがない。毎朝、目覚まし用に一杯すするだけで十分です。そりゃあドリップコーヒーのキットの方が美味いのだが、重めのゴミが出るのがウザイので、インスタントでガマン。ジップロックの「小」を二重にしてクッカー内に収納する。

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アルコール類は、長期のバックパッキングに持って行くにはウイスキーが適している。ワタシはバーボンが好みだ。銘柄は、普及品の「アーリータイムズ」が美味いと思えるワタシは安上がり(w ホントはソーダ割りにしたいところですが。
むーん。今の「ハイボール」ブームがさらに増長して、山小屋でも「クラブソーダ」の500mlペットボトルを売る、なんてコトにならないかな♪ この画像、「百洞山の家」の売り物で「角ハイボール」ってのが見える。缶入りの角瓶ソーダ割りなんですが、もうちょいってトコロだ。ワタシ、角瓶の味はイマイチ好きにはなれんからネ。
ところで、バーボンのクオリティにはこだわらないが、その量にはこだわった。「カンテーン」の800mlのボトルに、ギリギリガールズまで詰めこんだからネ。昨年は少なすぎて苦しい思いをしたからですが、今回は多すぎたト(w まだまだ、煩悩は消えないものであります。
ちなみに「klean」カンテーンは鮮やかなフレンチ・ブルーなんですが、ザックの中でガスのキャニスターなどとブチ当たっていたのか、塗装がカンタンにポロポロとハゲた。ダメじゃん。
小屋で売っているビールは結局ほぼ毎日買ってしまったが、また、ありがたくグビグビ飲んでいるワケですが、あのボッタクリ価格から考えるとビミョーですねえ。売ってるからつい飲んでしまうという、その煩悩(汁

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◆「雑」カテゴリー
各種小物ですね。ワタシの場合、これらアイテムの数は多いと思う。そんな中でも、軽くて小さくて安くて良いモノを吟味しています。
これらの収納は、カメラと地図、手帳とペンがショルダーポーチに。文庫本と蚊取り線香、ハミガキなどはマクラ用のスタッフザックに入れてザック本体上部に。医薬もザック本体上部に収納。それ以外のほとんどは、グラナイトギアの「エアジップサックXXS」にまとめてブチこんで、ザック雨ブタに入れています。

腕時計、アウトドアでは文字盤照明つきのモノが使い勝手がイイ。そんな便利な機能が無かった現役当時は、合宿の起床当番をやらされて、逆に「ハラ時計」が鍛えられたモンでしたが(w また調理の際にはストップウォッチが付いていると便利で、つまり、デジタル時計が有効と。そして防水機能は200mは欲しいところ。多機能腕時計も今ならナンボでもあるが、耐ショック性に優れる「Gショック」シリーズが、登山ではもっとも「ツブシ」が効くと考えます。

ケータイは、駐車場を出てから再び戻るまで、電源をオフにしていた。いやナニ、「au」だもん、電波なんか一回も入らなかったハズです。また、「もしも、万が一」の事態に遭遇したらケータイが無いと、ともワタシは思わない。せいぜい、お天気が荒れていたら「アメダス」を確認したい、ってなレベルだ。山の世界で実用的な電波状態を求めるのなら、まず「ドコモ」にスイッチするべきでしょうね。

カメラは、デジカメのコイツで必要十分。25mmと広角なのが実用的ですし。お花の写真はダサダサですが、そのために重い「デジイチ」を買い求める根性などワタシには無い(汁 しかしレンズにヨゴレが出るなど、購入して2年足らずで早くも悲しい状況になってきた。キチンと描写できる防水デジカメがあれば、次期「FX」として飛びつくだろうな。

ゴリラポッドは、ソロ・バックパッカーにとっては、なかなか便利なアイテムです。そりゃ、三脚にはタチウチできるワケもないが、わずか47gという軽量は何よりの強みだ。ストックのグリップ部分(滑りにくいからコチラ側にするべき)に巻きつけてセルフタイマーで撮影、という便利ワザもできますが、ワタシのカメラなら広角もイケてるから、手持ちでも何とか絵になるのでメッタに使わない。

エレキとは、ヘッドランプのコト。LEDのスタンダードな4灯モデルで、夜間に行動するモノズキでもなければ、この程度の明るさで十分のハズ。手元を見るときには「弱」のヒカリにしないと、目が疲れるくらいです。
コレに買い換える前はブラック・ダイアモンドを使っていたのだが、電池を替えるときに裏ブタのツメが引っかかって壊れた。それで「ペツル」に乗り換えたワケですが、各機能がよく練りこまれていてイイもんですね。ペツルには「ジプカ」というワイヤー式のベルトのモデルもあるが、アタマにセットするときにワイヤーってのは、ビジュアル的にイタそうだから、ワタシはオーソドックスなモノを選びます。
このモデルのバッテリーは「単4」電池が3本で、これがエレキ自体の軽量化に貢献している。そして、今なら電池は繰りかえし1,500回も充電できる「エネループ」に限る。
エレキ用の予備電池は1セット3本を持っていくが、ワタシの夏山行動スタイル(日暮れてから1時間くらい、朝に明るくなるまで1時間くらい、かな)であれば、7泊8日でも交換するに至らない。
ランタンは、軽量化を優先させるバックパッキングでは不要。周辺を薄ボンヤリ照らすためにしては、重いだけ。エレキひとつで十分です。

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ラジオは満を持してSW-22(JE)を投入。もちろんドコのキャンプサイトでもクッキリ受信できたワケですが、地元局(なんたって静岡市葵区を5日かけて歩いてたもんねw)である「FM静岡」だけ聴いていれば文句ナシ、だった。
持ち運びには少し気を使い、エアキャップに二重にくるんでジップロックに入れ、ザック本体最上部に安置していました。いずれ大きなホムセンにコイツを持って訪れて、エアキャップでくるんでジャストサイズのタッパウェアをコンテナとしてゲットしようと考えています。
予備の乾電池は、なるべくサイズを統一したいところですが、コイツは単3エネループが2本。満充電していれば、10日間くらいなら予備は不要と思われる。

MP3ウォークマンは、往復の車中ではビシバシと活用していたが、山中では、ラジオが聴ければソレで十分ってなムードでした。今年の6月、改めてビートルズにハマってしまい、彼らの楽曲のほとんどをブチこんだ結果、8ギガの容量がパンパン、メモリ残量はナシという事態であります。
クルマでの電源はシガーソケットから取っているが、USBケーブルを繋いでいれば自動的に充電されるから便利。

・当然ですが、文庫本も「ジップロック」の中サイズに小分けして収納しています。ともかく濡れ対策は用心ぶかく、コレが基本。

医薬品のラインナップについては各人各様だろう。ワタシは今まで使ったコトが無いから、外傷対策のキットを持たないですね。「バンドエイド」の大中小サイズは豊富だが。「イソジン」の余りモノはマキロンの代用(w
そのかわり、「おくすり」系は充実しています。最強の鎮痛剤「ロキソニン」と最強の下痢止め「フェロベリン」、インドメタシン1g入りの鎮痛消炎・筋肉痛用の軟膏「インテバン」は、会社の医務室からもらってきます。その他に「ワカマツ」(5回分くらい)、「ルル」(3回分くらい)、ムシ刺され・かゆみ止めの軟膏「タクト」。
「ジョンソン・ベビーパウダー」は、汗にまみれたボデーの抗菌消臭に活用します。これのネタ元は、20年くらい昔に読んだオフロード・バイク誌「GARRR」から。豪州のライダーが、股間にもメットにもブーツの中にも大瓶からバシバシ振りかけまくっていたのだと。靴擦れもしなくてキモチ良しってのが印象的だったワケ。ま、使っているサマを見られたら、なかなか恥ずかしいカッコではあるが(w

・「アミノバイタル」にも触れておこうか。一昨年の飯豊バックパッキングで山歩きを再開して以来、このサプリメントを愛用しているワタシですが、今回の南ア初日時の下半身痙攣を「たまたま」抑えたその理由が、フシギだったんです。
ところで先日、「山の遭難」羽根田治著(平凡社新書)を立ち読みしてたら、興味を惹くネタがあったので購入しました。山の遭難について研究する著名なライターである氏が、西表島で「あわや遭難」という事態になったのだという。ナメてかかった平坦な島の横断ルートで暑さからバテバテとなり、やがて下半身どころか上半身にもに強い痙攣が生じたのだと。ついには全身硬直状態、激痛にのたうち回りながら「人はこうして遭難していくんだな」、なんて無力感と疎外感に打ちひしがれたのだという。このあたりの文章が身にしみて良いから、皆さんも是非この本はご一読されたい。
氏のカラダを襲ったのは「高体温疾患」すなわち「熱中症」で、悪くすればイノチに関わる可能性もあるというんだから、あなどれない。以下引用しますと、「全身の筋肉に痙攣が起こったのは、放熱効果を高めるために皮膚への血流が増し、筋肉への血流が低下したためだという」。
これを読んで、あの尾根の登行ではワタシも「熱中症」の一種に陥ったのだと今さら気づいた(w タオルを絞れば、吸いこんだワタシの汗がジャーッと流れ落ちるくらいの悪コンディションだったからですね。荒塩は2回くらいクチに含んだのだが、その程度では不足だったのだろう。また、体調不良の初期段階で「効きすぎる鎮痛剤」ロキソニンを服用したハズで、それも原因を考慮するコトなく痛みを散らしているワケなのだから、カラダにとって良くはないですね。
それでも何でも、やっぱり発汗を伴うジョギングなどの事前トレーニングをキッチリ行わないとダメだね、中年になった今ならとくに。いやはや。
そして、科学的な作用の流れは分からんのですが、アミノ酸の筋肉疲労を緩和させる成分が、ワタシの血流が低くなった状態を向上させる働きをしてくれたというコトなのでしょう。素晴らしい。もう、コイツはバックパッキングに手放せないブツであります。

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テーピングとは、両ヒザの痛み対策に今回から導入してみた「ニューハレ・Vテープ」、6枚セットで1,500円也。デッパツ当日、剥がれ予防に気合いを入れてこのテープを貼る両脚部分のおケケを剃りまくったワタシでしたが、先に述べたようにワタシには粘着性が弱く、剥がれまくってしまった。
ちなみにわがヒザは、なにも運動していない平時の今でも両脚お皿の下あたりが常にじんわりと痛い。軟骨が磨り減ったのか水が溜まっているのか知らんが、すでに持病になっちまっている模様。マッタク中年そのものだの(汁
ところで、ヒザの痛み対策には、事前にまずサポーターを検討していたんです。もっとも評価の高いサポーターのコレを試着するまで調べ上げたのだが、下半身「も」デイヴなワシには「3L」サイズでも脚を曲げるとキツ目で、真夏の大汗の登下降では圧迫感がウザいはずという理由から、とりあえずこの「Vテープ」で凌いでみっかと考えたワケ。

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まあその。Vテープ程度の軽いサポートでも下降時のヒザの「タメ」をつくる動作は「ラクだ!」と感じたのは確かであるから、今後、本格的に製品研究に取り組んでいこうと考えています。
「ヒザ痛」対策は、ふたつ。まずは「Vテープ」のような出来あいのブツではなく、フツーのテーピング・テープの巻きかたを習得して活用するコト。ちなみに「ようつべ」などで講習動画が何本もあるから便利です。でも、山で毎日貼ったりはがしたりってのもコストがかかるしメンドくさい。
ってコトは、両方で8千円と安くはないが、ヘタるまで何回も使える「リガード・パテラアンダー」が良いか、やっぱり。コレ、ホールド感を重視するからカンタンに脱着できず、デッパツから到着まで緊縛大全状態ってのがシンドそうなんですよね。まあしかし、サポートタイツを買うよりは断然お得だし、なによりあのファッションをワタシがやると悲しいかな、「お笑い」だかんな(w

トレペの容器は、スライダー付きのジップロック(中)に限る。中の空気を抜きながらチャックを閉じるには、スライダー式が手軽なのだ。ウェットテイッシュは、ウォシュレットに慣れてしまったわがケツには、カミでのフキフキだけではご満足いただけなくなっちまったからその代用。ハッキリ言って、爽快です。ワタシはアウトドアに限らず、通勤カバンにも「よもや万一」に備えて忍ばせている。

メガネの予備は必ず持つ。ケースも含めて、もっとも軽くて小さいヤツです。裸眼で0.04くらいで乱視気味で老眼すら備えるワタシがメガネを失くしたら、なんて想像したくもない。視力が悪いクセして予備を持たないヒトを、蛮勇と呼ぶ。

耳センも常備品。どころか自宅でも使っていますからね、ワタシは毎日。それも高3のころから。今どき「ヒトのイビキが五月蠅くて寝られん」などとボヤく未装備者なんてのは、下の下(w そんなワタシも近ごろではブランドのコダワリが無くなり、100均のヤツで十分です。

ビオレは「ナルゲン」の容器に少し入れて持ち歩いているんですが、この旅でも「また」一回も使わず。お守りみたいな扱いになっている。

虫よけは「ジョンソン」のコレと決めている。399円。スプレータイプでは最も小さく軽いモノと思う。

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ハッカスプレーも、現代の夏山にはマスト・アイテム。今どきコイツの優れた効果効能をご存じ無い登山者なんてのは、もはや「情報弱者」と呼ぶべき因果な時代になっちまったようです。アブ、ブヨ、ハチ、ヒルなどのアタックを回避できるんだからお安いものだ。
30数年前、表丹沢の沢登りを盛んに行っていたころには、ヒルの害なんか聞いたコトも無かった。各山麓でのブヨも同様で、何だろう、この点でも山全般が汚染されてきているというコトなんでしょうか。

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・どんな高山でも夏場はムシどもがイッパイだと昨夏に気づかされたから、蚊取り線香を装備した。ダイソーの小さいヤツは、香りはイマイチながら100円だから素晴らしい。容器には、同じくダイソーのジップロックのパチモンを合わせてみたら、コレがピッタンコ。グッジョブだ、いや、ワシが(w

日焼け止めは、夏は半袖Tシャツで歩くスタイルを好むワタシには必需品。とくに首筋、両腕が丸出しだからね。ロート製薬の安物を3年ほど使っている。

ライターは、高山で使うなら昔ながらの「フリント式」のモノに限る。電子式のヤツは、ナゼか着火できない場合が起きるからですね。ついでに言うと、中身のガス残量が見える透明なボデーがイイし、目立つ色味ってのも大事。よく調理中にどっか逝っちゃうんだよナ(w また予備の輪ゴム数本はライターに巻いておくべきで、コレだけで、軍手をして操作しても取り落とすコトがなくなる。

マッチは予備用。軽いからね。モノ持ちのいいワタシは「オハイオ・ブルーチップマッチ」を一箱持っていく。タマに翌朝の撤収時までライターがカクレンボしているときに重宝する(w 
ワタシが山で着火という動作を何回しているか、あらためて考えると、朝に3回、晩に4回ってところですかネ、食後のクッカーのヨゴレ取りに少量の水を沸かすのを含めて。

レザーマンの「マイクラ」も愛用の一品。繰り返しますが、ワタシの山系バックパッキング・スタイルにナイフは不要。そんなのよりはカッターナイフの方が実用的だし、それよりハサミの方がさらに使えるからです。だからソコソコ大きなハサミ、小さいナイフとマサカのときの毛抜きと缶切りが装備される「マイクラ」でジャスト・フィットってワケ。この50gは熟慮の果ての軽量なんです。

ダクトテープ、最近はそこらのオートキャンパーたちにも流行り始めているムードですが、ワタシは20年以上も前に知りましたね。その強力すぎる粘着力からオフロード・バイクのパンク時にタイヤチューブのパッチ代わりに使える「ガムテ」があるのだと。今も使っているOD色のダクテは、かれこれ8年ほど前に名古屋のミリタリーショップで買った米軍制式のモノ。いやその。マッタク減らないんです(w

バックパッキング・道具考CM:10
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コメント
いつもながら・・・
いやぁ~いつもながら勉強になります!
なんてたって、山歴2年の駆け出し者ですので。
装備表、装備品選択理由に至までホントに勉強になります。

私の場合、泊まりでテン泊は年に2回しかありませんが(それも1泊)涙
それでも、
「脱!要らない物、重い物、嵩張る物」
を、スローガンに頑張ります!
チャイ #LWB8Ov9k|2010/10/31(日) 16:44 [ 編集 ]
ようやく
真夏のバックパッキングのネタを書き終えました(w
チャイさんの何かの「気づき」になれば、幸いです。

いやしかし、アレだけ日帰りでアチコチ登られているんだから、チャイさん、体力ありまくりですネ。
うらやましいッス。
ラード #-|2010/10/31(日) 18:47 [ 編集 ]

あれ「8」があったんすか。
 
 う~~んなるほど装備もいろいろですね~。
 まずストック、山に復帰してビックリしたことの1つがみんなストックを使っていること、昔ストックなんて使っている人いなかったもんね。
 ただ使っている人を見ていると正しく使っていない人が多い!、ただ何となく持っているだけの人や下りでやたらにストックに頼っていて、足にかかる体重よりストックにかける体重の方が大きいんじゃないって人もいますよね。
 あとハシゴや鎖場でしまわない人も。

 アルコールはさすがにビールは買うけど、最近は日本酒なので洋酒に比べて度数が少ないので困っています。山用に度数の多い日本酒作って欲しいっす。

 耳栓は避難小屋などに泊まる時は必需品ですね。一度ものすごいいびきを掻く人がいてえらい目に遭ったことがありました。
 
 ハッカスプレーはたしかに夏の必需品、スプレーの小型殺虫剤作ってくれませんかね~。
IK #-|2010/10/31(日) 21:10 [ 編集 ]
とりあえず
装備紹介まで、とキメてました。
えらく遅れたけど(w

IKさんは山で清酒ですか。
そりゃ、詰め替えていっても重いですね。

あ。そんなIKさんに、ポン酒のプレゼンテーションを。
「滝谷C沢奥壁」、です。
http://www.chiyonokame.com/online/sake/takitani/index.html

ちょっと、山で呑んでみたくならんかネ?(w
ラード #-|2010/10/31(日) 22:35 [ 編集 ]

いやはや、なんだかんだ言っても行き着くところこのスタイルですよね。
キャンプのために山へ登る。ウンウン。
てゆーかワタクシは行き着くどころかハナっからソコにしか行かず、グータラ街道まっしぐらですw
いのうえ #-|2010/11/01(月) 00:31 [ 編集 ]
一緒ですよ、
いのうえさんと。「仕方なく」山道を登っているんだから、ワシ(w

でもまあ、国内でも、もっとステキな野宿地が、シャングリラがドコかにあると信じています。
ラード #-|2010/11/01(月) 11:28 [ 編集 ]

 「ゲッ、すごい名前」(笑)
 しかも岐阜じゃなく愛媛の酒、どこからこんな名前つけたんだろう?

 でもポチッと買っちゃいそうです。
IK #-|2010/11/02(火) 04:40 [ 編集 ]

>IKさん
やや、ホントだ。
蔵元が愛媛県とは、知らなんだ(w

経営者とか杜氏とかが、かつてよっぽど物語のある「体験」をしたんじゃないですかねー。
ラード #-|2010/11/02(火) 15:55 [ 編集 ]

同じくこのスタイルw

今後、岩場も高みに野営できるテラスのある場所をリストアップし、そこでの一夜を楽しむためにまったり登る、なんてことになりそうです。

で、ボクの場合ダクトテープのかわりに布のガムテープをピッケルのシャフトやらあちこちに巻いて常に携行しとります。

数年前にスノーブロックの中にテントを設営し、激しい降雪で埋もれ死にしかけ、ようやくのことテントをナイフで切り裂いて脱出する・・・なんて出来事以来ですw

もうそんな山行はしないですけど・・・たぶん。
ユウ #2DdjN05.|2010/11/15(月) 09:24 [ 編集 ]

>ユウさん

>岩場も高みに野営できるテラスのある場所をリストアップし、
>そこでの一夜を楽しむためにまったり登る

ああ。そういうの、最高ですねー。
ヒト気が無くて、それほどアプローチが遠くなくて、そして絶景が見渡せる場所。

房総に、そんなトコが見つかればサイコーなんですけどね。
ラード #-|2010/11/15(月) 15:50 [ 編集 ]
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