ラード・アラモード

アウトドア好きのオッサンです。山系バックパッキング、サバゲ、林道野宿ツーリング、好きなモノ、好きなコト、昔ばなし(w のんびりと、自分の興味をご紹介します。

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林道焚火野宿のバイク旅と
サバゲ、そして
バックパッキングの世界を愛する。
風流なオッサンとなるべく
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ワタシの「Made in U.S.A catalog」その1(後篇)

2010/12/01(水) 23:50:24

MIUSA 2-1

このムックを鮮烈に覚えている、50歳以上のメンズは多いことだろう。
そう。「Made in U.S.A catalog」の第1集(読売新聞社、1975年刊)です。

もちろんワタシもそのひとりだ。東横線・元住吉駅近くの「住吉書房」にて、高校生になったばかりのころに平積みになっているこのムックを見て、衝撃を受けた。とくに表紙デザインに驚かされたコトが印象深い。まるで「目次」のように文字と写真がレイアウトされているのは、奇抜に思えたのだ。そして教科書に載っている「catalogue」ではない米国表記も、なにやら新鮮だったなあ。

表紙に書いてある売価は1,300円。けっこう高価だから、そこに恐れをなしたのだろうな。そのころに毎号買っていた「週刊プレイボーイ」は、1冊200円以下だったと思う。いやしかし、今ではココロの底から買わなかったコトを後悔します。
売れたんだかそうでもなかったのか、よく分からんけれど、かなり長い間、その書店には並んでいた。だから何回も立ち読みしたもんだ。そしてこの翌年、第2集が発売された。レッド・ウイングの「877」がドドーンとフィーチャーされた、これまたココロ踊る表紙がステキだが、やっぱりコイツも買わなかった。オレの馬鹿モノめが(汁
さておき、このどちらの号だったか不明なのだが、使い込んだレッド・ウイング・ブーツのオールソールを頼みにショップへ来店したあるワーカーの写真が、今もナゼか脳裏にコビリついていたりする。そのアメリカ人の兄ちゃんったら、ソックスのかかと部分に大穴が開いているんだよね。気にもせずニッコリと写真に撮られるってのがアメリカンというかウエストコーストっつーか。むーん。大らかだなあと感じたワタシ。

今となっては「Made in U.S.A」の発行が読売新聞社、書籍コードが「週刊読売増刊号」ってのはギャグとしか思えぬ(w そういえば昨年、「週刊読売」(最後の誌名は「読売ウィークリー」、だったか)も休刊しちまったんだよなあ。
編集部員は読売の社員のみで構成されたのだろうか。だとすれば、このムックのすべてが、奇跡的な結実というべきでしょうね。ワタシは長年、その後「POPEYE」編集部に結集した、たくさんのフリーの人材が編集に関わったのだろうと勝手に想像していたのだが。

この記事では、マッタク突然変異的に登場したコトがわかる。このムックが与えた影響については、この記事が参考になるだろう。「BEAMS」の創業メンバーのみならず、このヒトのように、その後の人生を決定づけてしまう「1冊のカルチャー本」って、スゴイものだ。
また、このヒトは6回くらいにわたって、その影響の大きさを記している。表紙に大きくフィーチャーされている「リーバイス501」のドタバタ騒ぎが面白い。ああ。「501」とモデル名さえ言えば、それがリーバイス社のジーンズのアレだと理解できるように日本人の脳内を改造したのは、このムックがキッカケを作ったのだと考えます。

ついでに言えば、いま初めてコレを見たヤングは「べつにフツーの誌面デザインじゃん」と言うかも知れない。間違ってはいない。ナゼならこのムックの表紙を含めたデザイン、レイアウト、表現などといった画期的な雑誌づくりは、その後、平凡出版(現在の「マガジンハウス」)のライフスタイル雑誌群にそっくり引き継がれて雑誌文化として定型化したと思うから、なのだ。それくらい、以後の日本雑誌業界に影響を与えたってワケです。

さて、「Made in U.S.A」の魂を受け継いだ、これまたヤングの生活に絶大な影響を与えた雑誌「POPEYE」は、1976年の6月に創刊された。ワタシが高2のときですね。ソコでは、西海岸=ウエストコースト、LA、、ラコステ、UCLA、イーグルス、AOR、サーフィン、フリスビー、ローラースケート、などなどのキーワードが飛び交い、それ加えてテニスにスキーと、貧相なワタシの日常とは20光年ほどかけ離れたヒト・コト・モノの「情報」ってのを、圧倒的なパワーで発信しまくっていた。
いやその。ワタシはポパイを創刊してから3年くらいは買ったコトが無かったんですがね。「山と渓谷」誌は、そのころから定期購読するようになったのだが。

1970年代の後半はまた、米西海岸文化の象徴であるバックパッキングのファッション・アイテムがわが国にナダレこんで来た時代でもあった。シェラデザインとかノースフェイスのマウンパとかデイパック、ダウンベストにCPOシャツなどなど。で、アウトドアにまるでカンケーないクラスメイトが「ファッション」としてコレらを買って着ているのが、もう悔しくてのう(汁 は。ワシですか。買えるワケなかろうが。もとい。「モノよりコト」が最優先だったのです当時のワタクシはネ、カッコつけて言いますとね(w

ところが、そんな屈折の歴史は恐ろしいコトに大学時代も継続するのだ。まあ、厚手のウールセーター1枚で厳寒の北アルプスを暮らせたわがバーニング・ボデーがグレイトなワケですが。ドメゾンのモッコモコの羽毛服を持っているユーレイ部員の同期のヤツが、やっぱり、うらやましくてサ。

そして苦節ウン年、社会人になってから、ワタシのアウトドア・グレイト・ブランドに対する満たされぬ思いを解消するための復讐が、こうして始まったのである――、なんちゃってね。

第1集の表紙に書いてあるテーマ、「男にとって道具とは何か考えよう」ってコトバは、いま振り返っても深いものがある。この表紙に衝撃を受けたワタシはそれから雑誌好きな青少年となって、やがて雑誌広告を商う社会人になった。あらためて現在の目線でこのカタログを読んでみたいと思うのだが、いやその。プレミアムすぎて手が出ないのが、いやはや何とも。
これだけは買わせろCM:4
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コメント

私もアメリカに憧れた世代の人間ですが、1975~1976年に発売された二冊の Made in USA は現在でも大切に保管してあります。
Todd #-|2011/01/16(日) 02:25 [ 編集 ]

>Toddさん
コメント、サンクスです。
二冊ともお持ちですか。それは何ともうらやましい(w

「Made in U.S.A」に熱中したジェネレーションで、いま、読んで面白い雑誌は「Free&Easy」だと思っています。
ラード #-|2011/01/16(日) 12:04 [ 編集 ]
私も両方持ってますよ。
初めまして、ラードさん
「Made in U.S.A catalog」当時購入したものを各一冊ずつ保管してあります。そろそろどこかに嫁がせねばと思うのですが・・・
この当時のムックも何冊か所有しています。
シェラ・デザインのシンサレートパカーは、今でも年一回は顔出しして貰ってますよ。
ひがし
ひがし #bnrbbJ5U|2013/11/11(月) 15:35 [ 編集 ]

>ひがしさん
コメント、サンクスです。
いやしかし、長らく気づきませんで、申しわけない(汁

このシリーズ記事の続篇も、完全に放置しておりますね。
シェラデザインズの60/40マウンテンパーカだの、ダウンベストだの、シェラクラブのオリジナル・シェラカップだのを取りあげる予定だったのに、長く凍結しとります。
ラード #-|2013/12/10(火) 21:06 [ 編集 ]
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