ラード・アラモード

アウトドア好きのオッサンです。山系バックパッキング、サバゲ、林道野宿ツーリング、好きなモノ、好きなコト、昔ばなし(w のんびりと、自分の興味をご紹介します。

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Author:ラード
千葉県在住
バイクはXR250「Baja」
クルマはE46「325i Touring」
メインアームは「SIG552 SEALS」


林道焚火野宿のバイク旅と
サバゲ、そして
バックパッキングの世界を愛する。
風流なオッサンとなるべく
奥義を研究する日々(w

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歩いて帰宅する。

2011/03/25(金) 23:58:38

キョリ測

油断ならない日々が続きますね。皆さん、お元気ですか。アレから早くも2週間が過ぎ去ったのか。どえらく早く感じるなぁ。
しつこく続く震度3くらいの地震には、いいかげん慣れちまってますが、なんつーか、揺れてる時間が妙に長いんだよね。不気味である。加えて政府と東電っつースットコドッコイ軍団が火に油を注ぎまくる。そんなこんなで、元来おそいワタシの筆がピッタリ止っちまった。今さらマヌケですが、あのときのデキゴトを「うp」しましょう。

それにしても未曾有の災難だ。江戸時代までのわが国なら、直ちに元号を改めるレベルの国難に違いあるまい。

そんな中、ワタシのファッキン・シットな長距離通勤による弊害が、ささやかながら地震当日に発生。すべての電車がストップして、ウチに帰れない。そこで、「歩いて千葉市まで帰る」というイベントを実行したのです。いつかはやろうと思っていたんだ。通勤スタイルで長距離を歩いて気づいたコトなんかを含めて、淡々とおバカに記していこう。






◆3月11日 14時46分の巻
地震の第一波に遭遇したときは、印象的だった。ある打ち合わせの帰り、田園都市線の三軒茶屋駅で停車中に、ソレは始まった。グラグラと揺れ始めた車内。同行の女性営業(30歳ちょっとか。カワイイw)に「でかい!降りよう」。ホームに出ると、列車が「どわーんどわーん」と大きく横揺れしてやがる。「むは」。すごい眺め。オマケに揺れている時間がえらく長い。しかしケータイで動画撮影をしよう、なんつーアタマはなかったなあ。まだまだだね、ワシ。

P1050511.jpg

地上に出た。「茶をシバキながら様子を見よう」と駅前のマクドナルドへ行くと、なんと店2階のデカいウインドーがヨコ3㍍くらいの地上に落下。横丁をはさんだ隣が公番で、おまわりさんが散乱した分厚いガラスを掃除している。幸いにも通行人への直撃は免れたムードだが、こんなのが降ってきたら、首チョンパだ。
オッカネーから別のハンバーガー屋に入った。ソコでもデカい余震が引きも切らず。女性営業(かわいいw)は「ラードさんがいなかったら、アタシ泣いちゃいます」と。むふぅ、などとコーフンしてる場合ではなく、ワンセグで見る緊急ニュース群に釘付け。「コ、コレハ」。そしてヨメに連絡しようにもドコモとau、てんで繋がらず。

◆オフィスへ戻るの巻
「三茶」に住む彼女はそのまま帰宅。君、送っていこうかと言いたいキモチ、いやハァ、少しあったんだが(w  ともかく、ワタシは赤坂のオフィスに戻るコトに。コートを置いてきていたし、そもそも会社が帰宅ルート上にあるからだ。すでに三茶の駅は封鎖済みだが、「R246」が真ん前だ。しばらくしたら渋谷駅行きの路線バスが来たので、乗車。ドカヘルかぶったリーマンやOLの帰宅者があふれていた。
渋谷駅から六本木ヒルズ行きの路線バスに乗り換える。ソコソコ順調にヒルズに到達。そして赤坂までの2kmは渋滞がヒドいと聞いたので、歩くコトに。こんなの楽勝。ところがオフィスに着いたら、エレベーターがすべてストップ(w  ダメ押し的に15階まで階段を上る。これにはバテた。

◆ビバーク?帰宅?の巻
会社の方針は、「状況が好転するまでオフィスで待機せよ」。もちろん電車はすべてストップ、タクシーもつかまるワケがない。むーん。オフィスの床で寝るっきゃないか。配給された「緊急支援セット」なる紙箱には、アルミホイルみたいなレスキュー寝袋も入っているし、ワシには造作もないコトではある。
そうこうするうちに、メトロや都営地下鉄が、わずかながらフッカツし始めたというニュースが。「うーむ」。しばらく悩んだ末、「ヨーシ、自宅まで歩いて帰るぞ」と決心した。ナゼなら、わが通勤の足「京葉線」ってば、明朝になったら開通するよーなサワヤカな鉄道ではマッタクないから、なのネ(汁

自宅のヨメとは20時くらいに、ようやくau(のみ)で連絡が取れてひと安心していたが、あらためて「歩いて帰るもんね(キリッ」と宣言。帰宅支援キットから、500mlの水ペットボトルとレスキューシート、すでに3分の1を喰っちまった(ハラへってたんです)重いレーション(固形パウンドケーキみたいなヤツ。美味くはない)の半分だけを非常食としてビジネス鞄に入れ、鞄のショルダー・ストラップを長めに伸ばしてタスキがけにする。こういう場合、両手を振って歩くコトが基本だからね。

◆デッパツ!の巻
15階のオフィスを出たのは、22:30。お断りしておくと、赤坂からすべて歩くワケではない。せっかくの機会ではありますが、運行再開した都営地下鉄・大江戸線で途中まで逝って、ラクをする。両国駅で降りれば目の前が「R14」すなわち千葉街道。その道を30km、ひたすら東に歩いて行けばわが家に至るワケだ。ほら、楽勝ではないか。

ところで、地理に明るいヒトは、南側にある「R357」をトレースしたほうが距離が短くなるのでは?と指摘するかも知れん。しかし、そのときは「R14」しかアタマに浮かばなかった。
後から「キョリ測」でチェックしたら、R357ルートは2kmばかり短縮できるだけで、安心したけどサ(w  やはり昔から存在する「街道筋」の方がヒトの往来も多いから安心感があるし、終夜営業していたコンビニも多く、そして何よりもルート全般にわたって停電している場所が無かったから、ありがたい。結果的には歩行ルートとして正解だった。

大江戸線に乗るには青山一丁目駅まで、まず1.8kmほど歩く。寒くはない。また雨が降る様子もない。なにかハラに入れようと繁華街を見渡してみるが、牛丼チェーンなどの飲食店はすべて閉めていた。これは誤算。そして青山一丁目までの数軒のコンビニも弁当やおにぎり、肉まんなどは、きれいに品切れ。ただひとつ売れ残っていた、ビミョーな喰いモン「納豆巻き」(105円)を購入。

◆大江戸線、大混雑の巻
やがて駅に着いたら、コレがまたタイヘンなのだった。大群衆がコンコースまで、あふれかえっている。ホームに降り着くまで、はたしてドレくらい時間がかかるのか。交通整理する警官たちも殺気だっている。
ワタシは会社を出たときからウォークマンで「キャンディーズ」自選ベスト(100曲あまりブチこんである)を聴いていたのだが、まあその。音楽を耳にくくりつけていれば落ちつくネ。それでも小説を取りだして読めるような状態ではなく、ヒマを持て余していた。
大江戸線、数十分に1本とか少ないながらも何とか運行しており、立ちンボの行列はジリジリと前進。ようやく改札を抜けたところで、駅員が「終電は0時45分ですから」と説明しやがったときは、不穏なムードに包まれた。「ふざけんな」「こんなときは終夜運行しろ」と怒号が飛びまくったんだ。

P1050514.jpg

コレは、青山一丁目駅のホームにて。ワタシが乗る電車の反対方向で、ブタ混みだった。乗車できずにアブレるヒトたちを眺めながら、納豆巻きを喰う。ショーユをつけないと、コレ、マズいね。
そういえば、乗車賃は払っていません。駅員に確認したら、「こんなときですから」と。
さて、ようやく地下鉄がこの駅を発車したのは、0:40ごろ。いやはや。車内も徐々に混雑してきた。当然ながら、オフィスを出てから立ちっぱなし。車内アナウンスがあり、今晩は終夜運行するコトになったとのこと。そいつはグッジョブ。

キョリ測

◆ルートのアウトラインの巻
ココでルートの様子を、おさらいしておこう。両国から海浜幕張までは、約30km。最初の10kmの「セクター1」は、江戸川の手前まで。「セクター2」は船橋市役所まで。そして「セクター3」の残り10kmで、ゴールとなる海浜幕張駅。予定では、駅からさらに1km歩いて自宅マンションまでだったんだが、循環バスに乗れたのでカット。
コース全体に起伏は無く、フルフラットなのはありがたい。最初はペースよく歩いて、セクター2は完徹の夜明け前だからソコソコに、セクター3は疲れているだろうからユックリめに、という精緻なペース配分を想定(w
ワタシは今までの経験から、時速6kmをキープしてドコまでも歩き続けられると思っている。ただしソレは、トレーニングウェアを着てジョギングシューズとスポーツソックスを履いた場合。ってコトは、時速5km平均と考えときゃイイのかな。そうすれば6時間でゴールだ。
まあその。地下鉄に乗るまでに時間と体力をコソゲ取られたのが、どう影響するか。また、キチンとメシを喰っていないから、道中にコンビニを見つけたら、こまめに喰いモンを摂取しよう。シャリバテになるのはカンベンだ。

◆レッツ・ウォーキンの巻
両国駅に着いて満員電車から解放されたのは、1:15。靴ヒモを締め直して、1:20、歩き始めた。方向オンチのワシ、蔵前橋通りへ向かうべきを反対の南側へ進み、繁華街が続く「R14」を歩くハメに。いやはや(w ま、こちらの方が賑やかでイイ。人通りは結構ある。営業中のラーメン屋もいくつか見えたが、いまココで腰を落ち着けたりしたら立ち上がれぬ。
錦糸町駅前のコンビニに入り、スニッカーズ(120円)と缶コーヒー(120円)。店の外には春をひさぐラテン系が。「おにいさん、いいコトしない?」ってアンタ、この非常時に(w

パタパタ歩いて亀戸駅前には2:00着。「ドンキ」があったので中に入る。アミノバイタル製品のドレかを摂取したかったんだ。このロング・ウォーキングに備えてね。しかし見つけられず、ヴァームゼリー(99円)を買う。「運動で脂肪を燃やす」とは、今のワタシにドンピシャよ。
後で気づいたんだが、アミノバイタルはクスリのコーナーに置いてあったハズ。もう少し念入りに探せばよかったと後悔した。ええ。ルート後半では両脚がヘトヘトになったからネ。

◆大渋滞の巻
亀戸駅前から北上し、蔵前橋通り(その後、千葉街道と名前が変わる)に入って、北東に進む。改めてビックリしたのが、この街道の大渋滞。もちろんクルマのね。京葉道や東関道の高速道路はすべて閉鎖されていたから、あらゆるクルマが下道にあふれているワケだ。
登りの2車線はガラガラで、たまに「回送」のタクシーがブッ飛ばしていくくらいなんだが、下りの2車線はベッタベタ。そしてほとんど進まない。間違いなく、西船橋あたりまでは徒歩のワタシのスピードの方が早いハズ、そんなレベルだった。
だから、運よくタクシーをつかまえて乗れたとしても、この大渋滞で果たしてメーターはドコまで上昇したか、想像するのもビビる(汁 都心からわが家まで、フツーの深夜帰宅なら高速を使って15k強なのだが、タイムチャージで2倍以上にハネ上がったんではなかろうか。
そして、カーナビを睨みながら脇道に特攻したり、脇道から戻ってきたりのクルマで、さらにカオスが増幅していたなあ。でも、あきらめきっているのか、あまりクラクションのオトを聞くことは無かった。

◆BGMの巻
たしかこのあたりでキャンディーズは終了。それからはビートルズを、デビュー・アルバム1曲目の「I Saw Her Standing There」から聴くことにした。テンポがいいからBGMには適しているし、個人的な「おもひで」に浸れて、単純なウォーキングにアクセントがつくし。ちなみにビートルズは全てのオリジナルCDアルバム(「イエロー・サブマリン」が無いだけ)をウォークマンに入れてある。さすがに聴き終わるまでには、帰宅できるだろう。

◆荒川越えの巻
幅が1kmくらいある荒川を渡るときは、車道とは独立した歩道になった。江戸川のときも同様なんだが、ちょっと長い石段を上り下りさせられるから、疲れるんだよね。そして、ワタシと同じく、東に向かう歩行者も多いから、気分的にラク。おお、同士よ(w また他のヒトが視界にいると、自分のペースを把握しやすいムード。

新小岩駅前、2:55に通過。ふとももの前側の筋肉が張ってきた。ふくらはぎも少し痛くなる。ついでに、息が白い。小岩駅前、3:30着。コンビニに入って、ネクター・ピーチ味(95円)。美味い。やはりおにぎりや菓子パンなどは、スッカラカン。

国道14号ハード・ウォーキン 改

江戸川を渡り、市川駅前を過ぎると、千葉街道は片側1車線のショボい道路になっていく。歩道は次第に歩きにくいモノになっていった。画像は「ストリートビュー」のキャプチャだが、こういった傾きまくったデコボコ、ドブ板、電信柱が多く、弱っている足首にダメージが加わるワケです。
もちろん、相変わらず下り車線はベッタラ漬け。さらに寒くなってきたから、モンベルのシャミース・インナーグローブをハメた。

◆ウェアリングの巻
このときのワタシのウェアをご紹介しておこうか。ま、ただの通勤スタイルってだけですが(w
上衣は、まずコットン製ノースリーブ下着、その上にコットンのフツーの長袖ワイシャツ。ウールの薄手ジャケットと、ユニクロのエアテック・ハーフコート。下は、コットンのブリーフとウールのズボン、そしてコットンのソックス。
靴はスコッチグレインの内羽根式レースアップのストレートチップ。ソールは合成ゴムに張り替えてある。「gap」の薄手ストールは持っていたが、最後まで巻かず。そしてシャミース・インナーグラブ。
登山をするヒトなら、すぐにお気づきになると思うが、このコットン製のシャツとパンツは、ダメダメなんだよね。汗をかいて一度濡れたらゼッタイに乾かない、低体温症につながるモノだ。まあしかし、コレはいつもの通勤のカッコであって、これでウォーキングするなんて想像もしていなかったんだよ(w
また、春まだ浅い季節の深夜の歩行では、休憩するポイントが一切ない。道端で風に吹かれながら座ると、カラダが即冷えてしまうし、コンビニでは店内に腰かける場所がないから、やはりカラダを休められないワケで、けっこうシンドかった。

P1050515.jpg

◆おでん!の巻
「セクター2」の中間、総武線は市川と本八幡駅の真ん中くらいにあるセブンイレブンに入ったのは、4:20。レジ横を見ると、名物のおでんが残っている。これは美味そう。ガンモとタマゴ、そしてモチの入った袋を注文(300円)した。
今までワタシは、セブンイレブンってのは冬場は店内が「おでん」臭くてキライだと言いまくってきたんですがネ、素直に反省しよう。あったかくて、味が染みてて、ココロの底から美味いと思った。この「つゆ」の風味もサイコーじゃないか。駐車場の片隅でアグラをかいて、ハフハフ喰いつつ20分ほど大休止。

ところでこの店、こんな深夜にソコソコの客がいて、2名で対応していた。店主と思しきオジサンに「ちょうどルートの中間地点ですワ」と笑いかけたら、つゆを多めにしてくれた(w そして、こういう状況下では、情報を取れるスポットはコンビニだと気づいた。脚が疲れて少し弱気になってきていたボク、もう少ししたら総武線の始発あたりが動き出すかも知れん、最寄りの駅で待機しようかな?なーんて思っていたんだが、まだ当分は動きそうもないと店主が教えてくれたのだ。非常時にはコンビニがコンスタントにあるコースを選ぶ、それが大事かも。

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◆夜が明けるの巻
「セクター2」の終盤、西船の手前あたりで夜が明けた。眠くはない。しかし両脚はけっこう疲れている。ヒザの裏側のスジがとくに痛く、足を振り出しにくくなってきたんだ。いきおい歩幅は短めとなり、スピードが落ちてきた。
西船橋駅前、5:30に通過。このあたりからは反対方向に歩くヒトも多くなり、歩行がよりメンドくさくなった。ベッタラ漬けだった下り車線の渋滞は、さすがにこのあたりから流れるようになった。「それでは」とタマに振り返って、客が乗っていないヤツを探したりするが、見るのは回送のタクシーのみ(w

◆千葉街道・セクター3の巻
船橋市役所前を6:00に通過。ココから、ラストの3分の1ってワケだね。ドピーカンだ。今回、お天気がイイのが救いではある。同じ下り方向に歩くヒトが相変わらず常に何名かいるんだが、皆どこから歩いてきてるんだろう。

6:30、京成・谷津駅前を通過。夜が明けたら少し暖かくなった。太陽のパワー、ありがたさが身に染みる。ところがさらにバテて、さらに小幅になる。この原因は、靴にあるんだろうな。ペニーローファーのようなスリッポンは論外だけど、いちばんタイトにフィットさせやすいカタチのビジネスシューズとはいえ、中で足が前後に少し踊るから、足先を曲げないような歩きかたをしてきたからだろう。ま、それでも靴ズレにはならなかったから良かった。

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7:00、もう一回ハラに栄養源を入れたかったのと、小用をしたいので幕張インター手前にあったコンビニに入る。暗いときは路地裏で立ちションしていた(すいません)ワタシだが、さすがにこの時間では、そうもいかない。缶コーヒー(110円)とスニッカーズ(120円)。15分ほど休んだコレが、最後の休憩となった。さあ、ラストスパート。

◆バテバテでゴールの巻
京葉道の幕張ICを過ぎると、いつもクルマで買いものなどに走り回っている「ご近所」だから、歩く遅さのギャップを痛感して、さらにペースが落ちる(w とはいえ、最後のコンビニからゴールの海浜幕張駅までの4.7kmを55分で歩いているんだから、そんなに悪くはない。
下り車線にはクルマはいないが、今度は反対側の上り車線が大渋滞。やはりほとんど動かない。交通マヒだよな、コレって。

P1050519.jpg

このあたりから埋立地のエリアだ。ソレがスグに分かる「シルシ」が、液状化現象。歩道や車道のアチコチで、汚い灰色の泥が噴き出して散乱していた。そして乾いたこの泥がホコリとなって、ノドがイガらっぽくなる。

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8:15、ついに海浜幕張駅に到着。BGMのビートルズは「ホワイト・アルバム」に差しかかっていたんだっけな。「やりきった!」感は充満。やるじゃん、俺。ところがカラダはヘッポコで、両脚のヒザ裏側のスジが痛くて、もう歩けぬ。もうヤダ。

P1050525.jpg

駅前はごらんのとおり。液状化だらけのバスロータリーは封鎖され、シネコンのビル1階の飲食店はガラス全面が割れて悲惨だ。当然ながら、京葉線は動いていない。シャッターが下ろされている。階段下は段差ができてボコボだし。電車はこの土曜日の午後には運行再開したんだっけか。まあ、指くわえてソレを待っているのも何やら悔しいワケで、歩いて正解。ちなみに、大地震のちょっと後の、このロータリーのアリサマは凄い。
循環バスは運行していると聞いたワシのココロはポッキリと折れ、足を引きずりながら臨時乗り場へ。乗客はワタシのみ。運転手と昨日からの体験談で盛りあがる。夜中に信州でも大地震が発生したと聞き、これはリアルに日本沈没か、などとビビリながら、自宅には8:40に帰着。「ヤレヤレ」と思ったら、エレベーターが止まっていた。「むは」。なんとダメ押しの連続であったことよ(w

◆まとめ
歩行タイムは、休憩を含めると30kmを7時間だったから、時速4.3km。買いものを含めた休憩時間は合わせて60分弱だったから、実際のワタシの歩行は、平均時速5kmってコトになる。目論見よりも遅かったが、通勤ルックで夜通し不眠不休で歩く51歳にしては、ソコソコかな。
そして、この1日半の歩行距離の合計は、この30kmと、青山1丁目までの1.8km、六本木=赤坂の2.1km、得意先の往復の約2km、朝の通勤時の1.9kmの総計で、だいたい38km。いやはや、アスレチックな日であった。

帰宅してから数日は、両脚含めて全身が筋肉痛だった。ジジイになっちまった。やはり亀戸のドンキで、きちんとアミノバイタルを探して買うべきだったなあ。コンビニには売っていないコトを知らなかったし。アレは中年にとってはユンケルなんかより有効だもんね。
会社のデスクに置いておけば良かったモノは、デイパック、スニーカー、化繊の下着、スポーツソックス、ダブルストック、折りたたみ自転車などかな。いやその。チャリンコは冗談だが、靴とダブルストックさえあれば、けっこうペースアップできたと思う。

【追記:3月28日】
そういえば、同じ街に住んで同じような長距離歩行を、海沿いルートの「R357」でやったヒトの記事があったコトを思い出した。で、探し出した。コチラになります。いやその。ルート全般にわたる液状化現象による歩きにくさ、停電による暗闇、コンビニでの補給不可と、悲惨なムード。埋立てエリアだらけの地盤の弱いこのルートはダメだね。「避難路」としては、やはり昔ながらの街道筋が安心できる。このルポを読んで、そう痛感した。

【もひとつ追記:3月30日】
ワシ、少なからずショック・・・の巻。じつは、以前は新浦安に住んでいた会社のとある女性、現在はリコンして浦安にいるんですが、彼女はあの晩の23時くらいに更新された情報で、復旧したばかりの千代田線から東西線という通常の通勤路線を使い、座って帰宅できたとのこと。帰りついたのは深夜2時とのことだから混雑はヒドかったに違いないが、いやしかし(汁 
ああ。西船あたりで歩行者が増えたのは、東西線が生きてたのが理由だったのか。その情報をワタシがキャッチできていたら、東西線の谷津駅まで移動できて、歩行距離は「セクター3」の10km弱のみに短縮できた上に、数時間は早くウチにたどり着けたワケだ。むーん。やっぱ、情報戦にはツイッターが最強かぁ。

アウトドア体験記CM:10
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コメント

 ふっふっふ、お疲れさまでした。

 土曜の朝買い物に行こうと6号を渡ろうとしたら、ラードさんのように歩いている人がまだ何人もいました。翌日が週末だから歩いて帰ろうと言う人が多かったんでしょうね。

 僕は運が良かったです。ジョグで帰ったのですが、帰りにスポーツジムに行こうとしていたのでシューズ・ウエアを持っていたことや、「やばい!」と思ったので4時過ぎには退社したので帰宅難民の大行列に巻き込まれなかったのですんなり帰れました。
 そして停電が起きなかったのでコンビニが開いていたのも助かりました。
 
 余震続きますね。「良くないなぁ」と思うんだけど震度3ぐらいだともう慣れっこで「小さいな」と驚きもしなくなりました。
IK #-|2011/03/26(土) 21:41 [ 編集 ]

>IKさん
こんばんは。

いやその。日ごろ運動不足のオッサンが慣れないコトすると、ココまで見苦しいってハナシです(w
おっしゃるとおりで、土日が休みだから無理したんですけど、IKさんだったら、この距離は3時間くらいで歩き切っちゃいそうだなぁ。

余震、終わらんですね。
コレでキッチリとガス抜きになればイイですね。
ラード #-|2011/03/26(土) 21:57 [ 編集 ]
興味深く拝読しました
mixiから辿って、帰宅レポートを拝読しました。同じような状況下にいた自分ですが、さすがにスーツ姿で歩く気力はありませんでした。
素直に尊敬してしまいます。
七味唐辛子 #t7EgGTA6|2011/03/27(日) 09:37 [ 編集 ]

>七味唐辛子さん
コメント、サンクスです♪

脳内の若かりしころのワタシと、現実の衰えのギャップが大きかったですね(w
そして、二度と「こんなコト」をしなくていいように願いたいです。

ラード #-|2011/03/27(日) 11:18 [ 編集 ]

余震いつまで続くんですかね~、そのうち4ぐらいでも驚かなくなりそうで怖いです。
 
 先週チャリで江戸川を下ってDランド付近まで行ったのですが、液状化の被害を目の当たりにしました。埋立地って怖いなぁと思ったのですが、ラードさんの所は大丈夫だったのですか?
IK #-|2011/03/27(日) 17:31 [ 編集 ]

> IKさん
ウチの街は、とくに地盤がキッチリ作りこまれているみたいですね。
液状化とかの被害に遭ったのは、外周の道路や駅前など。
これだって新浦安や舞浜の惨状に比べれば、ごく軽微ですけどね。
次の次の記事で、そこらへんのネタを書くつもりです。
ラード #-|2011/03/27(日) 18:01 [ 編集 ]
お久しぶりです。
ラードさん、徒歩での帰宅及び、そのレポートお疲れさまでした。
私は、ちょっと酷い方の新浦安ですが、区画とか、個別の家によって、被害の当たり外れが大きいです。
ダブルストックは確かに有効でしょうね。
震災の翌日に周辺の様子を見に出歩きましたが、道路がズボズボ、凸凹で危なかったです。私は、登山用のダブルストックは持っていませんが、スキー用のストックがあったので、使えば良かった・・・・

それにしても、革靴で良く歩けましたね。



pickupcamper #zd2NwEL6|2011/03/31(木) 00:17 [ 編集 ]

>pickupcamperさん
こんにちは。

最初に考えたのが、天候状況と「このクツで歩き通せるか?」でした。
足に馴染んでるといっても、このタイプはやっぱり前後に多少ズレるから、歩行バランスが崩れたのか、後半では筋肉痛でバテました。

ダブルストックを使うと、まあ、往来のジャマと言われるでしょうが、ラクチンです。
泥にハマった足を引き抜くような場合、カンタンにバランス取れますからね。「四足歩行」、便利です。

ウォーキングのとき、両腕はバランスをとって振っているだけですが、ダブルストックを後ろ側に突けば、10%くらいの推進力になるのではと考えます。
コレ、山腹の林道なんかのダラダラ登りなんてときに、効果を実感できますからね。
ラード #-|2011/03/31(木) 11:23 [ 編集 ]
お疲れ様でした。
だいぶ前にこの記事拝見したのですが
コメント書くの忘れてました。

私の場合、職場まで歩いて3分位なんで
残念?ながら・・・帰宅難民にはなれません!

私でも、次の日休みなら結構楽しんでナイトハイク出来そうです。不謹慎ですがなんかワクワクしちゃいます~(笑)

でも、革靴じゃ辛いですよね?
チャイ #zlAQJbYM|2011/04/18(月) 14:55 [ 編集 ]

>チャイさん
うーん。1回、やってみたかったんですよ。
ネタづくりにネ(w
そしてもちろん、反省した。
二度と真っ平御免之介でござる。
革靴はね、なんか、底が減るのがもったいなくてね(w

チャイさんは、夜通し登山して「ツバメ」とかやってるじゃないですか。
アレのほうが、よっぽど有意義ですよ。
ラード #-|2011/04/18(月) 15:42 [ 編集 ]
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