ラード・アラモード

アウトドア好きのオッサンです。山系バックパッキング、サバゲ、林道野宿ツーリング、好きなモノ、好きなコト、昔ばなし(w のんびりと、自分の興味をご紹介します。

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林道焚火野宿のバイク旅と
サバゲ、そして
バックパッキングの世界を愛する。
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鷲は舞い降りた、ワシの手元に。

2011/07/04(月) 18:56:29

8earthrise-apollo8_20110610002452.jpg

ブラック・ダイアモンドのLEDランタン「アポロ」、その2011年モデルをゲットした。

いやその。毎度ながら、ひと月以上も前のコトなんですがネ。
ところで記事タイトルの元ネタとは、もちろん「アポロ11号」に由来する。
今回、いくつかの「アポロ」系エピソードを盛りこみつつ、宴会夜話的に書きすすめていこうと考えた。

◆上の画像は、1968年12月、アポロ計画で初めて月の周回軌道に乗ったアポロ8号(映画にもなったアポロ13号の船長・ラベルもクルーのひとり)から撮影した写真で、通称「earth rise」。すなわち地球の出。荒涼たる月面と暗黒の宇宙空間、そして宝石のような発色の奇跡の星との対比で、冷戦とかベトナム戦争とか東大紛争なんかが真っ盛りの当時に、「宇宙船地球号」(バックミンスター・フラーが提示した概念)というステータスをイッパツで表現して全世界に衝撃を与えた、偉大な1枚なのだ。

c8135378.jpg

◆実際にこの光景を目撃したアストロノーツ(宇宙飛行士。ソ連ではコスモノーツ)たちは、この地球が2次元ではなく奥行きのある球体として見えているワケで、受けるインパクトは格別だったらしい。だから、スペースシャトル計画を含む地球のごく最寄りをグルグル周回するだけの宇宙飛行と、はるかに遠い月まで飛んで行った飛行士ってのは、根本的に違うのだト。
ところがだ。アストロノーツはバリバリのエリート軍人にして理系の人種(ボルト&ナッツ・タイプ)しかいない。人文科学の素養なんざ全員がナッシング、しかしながら当時の(ほぼ)全国民がキリスト教徒という、とても宗教意識の高い米国人(履歴書に「宗教」の項目があれば、そこには宗派のみを書くのだと)のひとりである彼らが、暗黒の空間にポツンと青く輝く小さな星を見て、はたしてどのような精神的な変化が起こったのか。
そのコトを初めて世に問うたのが、ワタシの好きな本「オールタイム・ベスト」で第3位となる「宇宙からの帰還」(立花隆・中公文庫)なんです。こんなに刺激に満ちあふれたノンフィクションもない。読むベシ。

◆それでも何でも、地球から月への距離なんてのは、宇宙の「スケール」感から見たら鼻クソ以下のレベルなんだけどね。以前にも貼ったモノですが、惑星と恒星のデカさを比較するこの動画でビビるべし(w

P1060054.jpg

ちなみに、このブツはヤフオクでゲット。ええ。せっかくのプレミアム月会費がもったいないから、活用しないとね。4,900円にて落札。送料は300円。安くてラッキーと思ったが、振り込み料180円を忘れてた。ちょっと残念(w 大震災の直後、コゲ茶色のアポロが「好日山荘」にて定価の5,250円で売っていたのを見ていたので、ソコをガイドラインとしていたワタシ。

◆まあその。アウトドア用の製品だから、いつもワシが申しあげているように、白という目立つ色合いがイイ。コゲ茶色の「アポロ」よりも多少はレアですしね。それ以上に、「アポロ」と言えば白に決まってる白い印象なのだ。いや、司令船とか月着陸船ってのは実際は銀いろだし金色ピカピカのカバーも印象的だったんですけど、知るか、そんなん(w アポロと言えば、まずは白く輝く巨大なサターンⅤ型ロケット・ブースターとバラバラ落下しまくる白い氷塊ではないか。コゲ茶色のロケットやら機械船? 笑わしちゃイカン。

以前の記事でもご紹介しましたが、「宇宙からの帰還」に書いてある「サターンⅤ型」ロケットの解説がハードボイルドなので、ふたたび引用してみよう。
・・・・・・・
ロケットのエンジンは爆発的燃焼によって巨大な推力を出す仕掛けになっているから、その燃焼時間はごく短い。アポロ宇宙船を打ち上げた、三千四百トンの推力を持つサターンⅤ型ロケットの初段部分は、トラックが三台横にならんで走れるほど巨大な直径を持ち、そこに六百トン余のケロシン燃料と千四百トン余の液体酸素がギッシリと詰め込まれているが、これをわずか百五十秒間で燃焼させてしまうのである。一秒間に十三・五トンである。
 (中略)
サターンⅤの打ち上げ時重量は約二千九百トン。これを持ち上げるだけで大変で、打ち上げ後最初の一秒は、推力三千四百トンのうち五百トン分しか加速にまわらないから、人の歩く程度のスピードにしかならない。しかし、百五十秒の間に燃料の重量分が二千トン軽くなり、重さはわずか三分の一になり、その間同じ推力が出されつづけるから、みるみるスピードアップして、百五十秒後には、時速八千五百キロに達してしまう。

二段目、三段目になると、これほどすさまじい推力はない。二段目が四百五十トン、三段目が百トンである。しかし、ロケットの自重も軽くなっているから、二段目は三百六十秒間の燃焼で時速二万四千キロに、三段目はまず百六十五秒間の燃焼で時速二万八千キロに、つづいて三百十秒間の燃焼で時速三万九千キロにスピードアップしていく。人類史上最高速の乗物である。
・・・・・・
P1060057.jpg

じつは数年前、「アポロ」を小型化したLEDランタンの弟モデル「オービット」が登場したとき、ちょっと欲しかったワタシ。でもまあ、キャンプでのムード照明なんてのは焚火の明かりさえあればイイと思ってるワケで、ビミョーなアイテムだったんです。
オマケに単4電池3本で駆動する「オービット」って、スタミナが弱い。照明時間がごく短いのだ。とくに気温が低いと尚さらで、カワイイけれど、現実的な使い勝手はイマイチ。その点、兄貴分の「アポロ」は単3電池を4本も使うからハナシは違ってくるハズ。だから、と言うべきか、コイツは少し重い。アウトドアへ持ち出すTPOってのは限られてはくるでしょう。

P1060064-1.jpg

で、うちのヨメに「買っちゃった、コレ」と見せて、「アポロって言うんだ」と。するとヨメが返すには「アポロってカンジがした!」のだそう。わかってるじゃないか(w さすが、同世代。まあその。この場合は宇宙空間を月に向けてブッ飛んで行く「アポロ」の第2形態をモチーフにしているワケですが。

P1060062-1.jpg

ところで、今回の記事のタイトルはナニを意味しているか。じつはコレ、「アポロ11号」から引いてきたんですね。1969年7月20日。人類が最初に月面に着陸したとき、アームストロング船長が地球の管制室に向けて最初に報告したコトバなのだ。

Houston-ah, Tranquility Base Here, The Eagle Has Landed.
「ヒューストン、こちら静かの海基地。鷲は舞い降りた」。

この動画の4分57秒あたりで、そのコトバが聞けます。ちなみに、コレの2分15秒あたりで司令船着陸船が分離し、月面着陸フェーズに。3分00秒と3分25秒で、各管制官への最終確認。そして着陸適地を探して手動で降下し、月面にタッチダウンしたときにオルドリン飛行士が「コンタクトライト?」と言ったのがホントは第一声なんですが、まあイイや(w 
そして5分15秒から、アームストロングが月面に降り立つ瞬間を固唾をのんで見守る全世界の人びとの様子が続く。日本でのシーンは実写版「サザエさん」みたいな違和感があるが、これってホンモノか?(w まあその。丑三つ時だったが、当時小4のワタシも叩き起こされて、このシーンを見ていたワケです。
現在、「アポロ宇宙計画」のコトをまとめた最強サイトが、こちら。まったく素晴らしい。そこから引用させてもらうと、アポロ11号の場合、司令船の名前が「コロンビア」、そして月着陸船の名前が、すなわち「イーグル」となるワケです。

P1060069.jpg

◆そのまま脱線してまいります(w 先の月面着陸の動画にも、泥沼状態に陥っていた「ベトナム」の米兵たちが見つめるシーンが出てくる。さぞや無情を覚えていたコトだろう。「本国の連中は、お国のために戦っているワシら数十万人を忘れて、宇宙にいるたった3人に熱狂してやがる」と。
しかしながら、月面にヒトを送りこむ「アポロ計画」ってのは、米ソ冷戦による産物でもある。「クレムリン」の建物に水爆を搭載した大陸間弾道ミサイルを誤差ゼロで叩きこむための、ロケット誘導技術の確立と密接にリンクしているワケだからね。先っちょにヒトを乗せるか核弾頭を載せるか、ってなモンですけどね。

◆ちょうどそのころに流行った、ベトナム反戦がテーマのオフ・ブロードウェイ・ミュージカル「ヘアー」の劇中歌をリメイクした「フィフス・ディメンジョン」の歌、「アクエリアス」。けっこうなヒット曲(邦題は「輝く星座」)で、小学4年だったワタシですら懐かしく覚えている。スケールのデカいところがステキ。ボーカルのひとり、マリリン・マックーは可愛かったが、40年後の今もルックスが変わらんというサイボーグっぷりはファンキーである(w この動画には日本語の直訳が貼り付けられているけれど、何かしら意訳を施さないと意味不明な歌詞ですね。で、調べてみたら、ドンズバの記事を発見。なるほど。またひとつ、賢くなった。

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◆そしてアクエリアスといえば、もちろん「アポロ13号」ではないか。「輝ける失敗」と呼ばれた、あの宇宙での爆発事故をクルーと地上スタッフたちが知力を尽くして対処・対応して、クルーは全滅も当然という危機的状況と時間との闘いから見事に生還させた、ナミダと感動の事例なのだ。

司令船「オデッセイ」の酸素が無くなってしまうため、本来は2名乗りの月着陸船「アクエリアス」に3名が乗船して救命ボートとして運用。その場でロケット噴射して方向転換するのか月を周回して引力を利して帰還させるのか?、電力のほとんどが消失した宇宙船をどうやって維持させていくのか、船内が二酸化炭素に冒されて飛行士たちのイノチが危なくなったとき、飛行主任のジーン・クランツ実在の人物。ワタシ好みの俳優、エド・ハリスが演じている)はどのような意思決定をするのか、そして船内にあるモノだけで、どうフィルターを作るというのか
この他にも、もちろん寄ってたかって解決しまくっていくエピソードはたんまりある。泣けるネタ、背筋が思わず伸びちゃう名セリフも目白押しだ。
だから、今まで何回か観てきたこの出来事を忠実に再現した映画「アポロ13」のDVDを、今年の初めにワタシは買ってしまったワケです。中古だけどね。1,780円でした。特典DVDにはドキュメンタリ番組などが盛りだくさんだから、もう願ったりかなったり、という。実話に基づく非常に良くできたシナリオ、すばらしいSFX、そして弾道飛行での無重力状態の撮影を繰り返した迫力で、何回観ても飽きるコトがない。

いま考えると、40年以上も昔の「NASA」の管制室のスタッフィング、アポロ・プロジェクトチームの組織ってのは先進的だな。当時から40年も経て、広告業であるウチの会社もこういったプロフェッショナル・チームみたいな構成になっちまったからね。
そしてフライト・ディレクターのジーン・クランツは「部長」くらいの役職だったのか。30代後半にして、このリーダーシップだもんなあ。爆発事故の直後、騒然として駆けずり回るスタッフたちに向けて言ったコトバからして意義ふかい。「OK。みんな、クールにいこう。そして問題解決に取り組もう。当て推量でコトを運ぶな」。

P1060061-1.jpg

最後になりますが、「アポロ」ランタン2011年バージョンのメリットを挙げてみよう。

・まず最初に、ホワイト・モデルはカッコよろしい。
・2011年バージョンでは、光量が80ルーメン(今までは56ルーメン)にアップ。十分に明るい。
・スイッチボタンを押し続けると、光量を無段階で増減できる。これは便利。
・収納した状態では、ゼッタイに誤作動などしないスイッチ(「GENTOS」製品は、この点でダメダメ)。
・バッテリーの残容量が3つのランプで分かるインジケーター付き。
・アイデア賞ものの「ダブル・フック」が秀逸。旧モデルには付いてなかった利点だ。
・3本足は先端にゴムが巻かれていて、ドコに置くにもグリップが良好。
・その3本足を畳んだ収納状態はホヤをガードするカタチになり、ゴムのおかげでホヤが開きにくい。

イマイチな点もある。
・白色LEDは、やはり眩しい。ここだけは「GENTOS」の電球色LEDを使ったランタンが優れる。
・重いといえば、重い。単3エネループ4本を含めて320gだ。

まあその。防災用アイテムとしてコイツを買ったワケでは無いんですがね。わが家は今夏の灯火管制、もとい(w 「計画停電」時も、再び除外されるエリアだから。その点では「備えあれば憂いナシ」的な買いもの、というか。何よりカッコいいしギミックが満載だから持つヨロコビがある。アウトドアで使い倒していくベシ、だ。

バックパッキング・道具考CM:4
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コメント

そうか11号の着陸って7月20日だったんですね、と言うことは日本だと21日。
 記憶の彼方に何となくテレビで見ていた気がしたんだけど、21日ってことは夏休みだ。
 もう40年も前だと考えると、宇宙開発ってもっと進んでいても良さそうだけど、やっぱり金がかかるからですかね。
 
 
 話は変わるけど先日山渓からでた「空飛ぶ山岳救助隊」を読んだけど、やっぱり56豪雪って一番鮮烈だったみたいですね。
 昔読んだ山の本はほとんど捨てちゃっているので、これから出る「山渓文庫」期待しているんですよね~。
IK #-|2011/07/06(水) 05:38 [ 編集 ]

>IKさん
コメント、サンクスです♪

宇宙開発に費やすカネは、すごいんでしょうね。
アポロ計画も、最後は打ち切りになっちまったからね。

米国はベトナム戦争で疲弊しちまって、だから「ニクソン・ショック」(敵国だった中国と結ぶ&金本位制の廃止)を起こしたワケですし。
だから、使いまわしできる「スペースシャトル」計画に移行したワケですし。
そして、「宇宙」は科学実験・研究の場になっていったワケで。

まあその。米国がブイブイ言わせてた冷戦時の国威発揚イベントとしての「アポロ」には、別格のロマンを覚えるんです。



ヤマケイ文庫・第3弾(でしたっけ?)のその本、ワシもアタマだけ立ち読みしました(w
「ゴーロク」でバタバタ遭難しまくったコトをきっかけに、ヘリによるレスキューを確立した・・・んでしたっけ。

ワタシとしては、あの隠れた名著「黒部の山賊」こそ、あの文庫で発刊してほしいですね。
あの本こそ、ひろく登山ファンに読んでもらうべきですもん。
今なんか、版元の「実業の日本社」が、ヤル気ナッシングだもんね、もったいない。

でも、ヤマケイ文庫のアホみたいな価格設定、なんとかならんか?とは思いますね。
優良なIT企業に拾われて、アソコの社業はようやく持ち直したってのに(w 

ラード #-|2011/07/06(水) 11:17 [ 編集 ]

  あ、言えてる、たしかに高い! 他の文庫本の2倍はしてるでしょ、一番初めに買ったときレジで「え!」って思っちゃいました。

 値段は少ロットしか作ってないんだろうからとあきらめるから、昔他の出版社が出していた本も交渉して出して欲しいですね。
 たしか二見書房とか白水社あたりが色々出していたような?
IK #-|2011/07/07(木) 05:43 [ 編集 ]

>IKさん
ね。あの程度の文庫本で千円とか、片腹痛いよな(w
文庫への参入って、カミの手配とか取次モンダイとか、それほど難しいもの、なんですかね。
よく分からん。

山まわりの本を出していた出版社、いくつかありましたね。
まず、忘れちゃいけない「中公文庫」ってのがありますが。

ほかには、あかね書房とか、朋文堂とか。
朋文堂なんかイケイケで、かつては有名な山小屋を経営してたんですよ。「朋文堂ヒュッテ」という名の。
コレ、いまの「涸沢ヒュッテ」なんです。
ラード #-|2011/07/07(木) 11:18 [ 編集 ]
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