ラード・アラモード

アウトドア好きのオッサンです。山系バックパッキング、サバゲ、林道野宿ツーリング、好きなモノ、好きなコト、昔ばなし(w のんびりと、自分の興味をご紹介します。

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林道焚火野宿のバイク旅と
サバゲ、そして
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信越トレイル・いくつもの峠越えの山旅(3) Day3

2013/03/12(火) 12:12:12

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◆9月4日(火)
3:45、起床。暑くて寝苦しく、1時間ごとに目がさめていました。信越トレイルみたいな低山ではドンズバな、モンベルのULアルパイン・シーツのジッパーを全開にして、腹にかけていただけだったんですがネ。

まずはコーヒーを飲む。朝メシはワタシの鉄板、棒ラーメン。とくにマイ・フェイバリットのマルタイ「熊本」で、フリーズドライのキャベツとうずらの燻製たまご添え、にんにく入りです。ところが、食欲がイマイチ。前日の行動食などは、例年と同じラインナップとボリュームなのに、少し残してしまった。

まあその。暑さにやられたのかも知れません。ついでに申しますと、今朝は大キジが出そうにない。せっかくキチンとしたトイレがある場所なのに。
そういえば今回のバックパッキングでは、最後まで「キジの出」がおかしかった。不定期なのだ。理由は自分でも分からんです。

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5:30、デッパツ。お天気は晴れ。ほんの少しながら、朝焼け。
今回のバックパッキングでは、毎朝、出がけに「アミノバイタル2200」をまず摂取。ヤクに依存した行動体系とも言え(w そうして午後にもう1袋、キメる。おかげで疲れ知らずでした。歩くスピードは遅いけれど。

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「沼の原湿原」へと下っていきます。各種のトレイルが交錯している、ルートを間違いやすいダンジョンですが、珍しく一発クリア。

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湿原に流れている沢の水を飲む。冷たくはないが、美味い。水質は何もモンダイないと太鼓判を押しましょう。

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ミヤマキーロイシラネソウ(w 可憐。

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遠くに斑尾山が望める、木道の手入れが行き届いたトレイルが続きます。

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この湿原は天然ではなく人造モノなのだと、事後、「みゆきの杜」オーナーのブログで知りました。「ザッツ里山」、といったところか。ちなみにわざわざ持ってきたガイドブックには、この有意義な情報には触れていない。

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花の盛りは過ぎていたとはいえ、なかなか美しく楽しいトレイルでした。

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湿原から、ふたたび舗装道路に飛び出す。ココには立派なトイレもありました。駐車場に停めたクルマから観光客が見ている。「クマよ、クマが歩いてる!」などとビックリされたかも知れぬ(w

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妙高山がステキ。「深田百名山」のひとつで、2,454㍍。今まで、このエリアの山々のピークハントにはトンとご縁が無かったワタシですが、いずれ、秋の好日にキッチリと歩き回ってみたいと思いました。

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丘をひとつ越えると「希望湖(のぞみこ)」に出ました。6:55。日中は飲みものを売っているらしい小屋も、この時間は無人。

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取ってつけたような観光地ネーミングですが、これ、本来は「沼ノ池」というそっけなさ。ただし、戦国時代の傑物・上杉謙信がらみの史実的エピソードを持っています。

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続いて「毛無山トレイル」に取りかかります。カラマツ林は涼しげだ。

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大ぶりのシダ系。

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ゆるめの真っすぐな登り道は、信越トレイルの全行程で、ラード的3本の指に入るココチ良さ。

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7:45、毛無山(1,022㍍)に到着。眺めはありませんが、15分間の大休止を。そういえば、ゴロゴロと、遠雷のオトを聞いた。

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このキモチ良いトレイルの下りでのデキゴト。左肘の少し下、前腕に「チクッ」と痛みが。見ると、クソでかいアブが一匹、張り付いている。長袖Tシャツの上から刺してきやがった。両手でストックを使っているから、こんなとき、とっさに叩くコトができないんですね。とりあえず振り払う。
刺された部分を思いきり指でつまんで、毒(あるのかな?)を絞り出しました。いやしかし、体長20mmくらいあったよ。キモい。

しばらく下ったあと、ふと左下を見たら、なんとまたアブが同じ場所に着地して今マサニ刺サントス。「どわーッ」。おじちゃん、怒ったよ。先ほどと同じヤツではないか? 似ている。とはいえアブ公の顔の区別はつかないが。この野郎を「キラー・アブ」と名付け、抹殺リストの1位に入れた。

それにしてもだ、ワシはそんなに牛歩なのか? 120cmくらいに伸ばしたダブルストックは、けっこうな振動でバタバタと突きながら歩いているハズです。それにしても、ワシはそんなにジューシーなのか? そりゃまあ、ムシどもにえらく好まれるという血液型「O型」ではありますが。

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下りきると、涌井新池。8:35着。江戸末期に造られた溜池とのこと。畑が現われ、その横に農業用水の装置が。水も出る。
喜んで飲もうとしたら、なんてこった。みたびキラー・アブがワタシを付けねらう。追いかけてきたのだろうか。ナンナノダ、この執念。よっほど飢えてやがるのか。まあ本日も、トレイルでは誰ひとり出会わないという静かさだったワケですが。

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ココからは、砂利ダートの農道をエンエンと歩くようです。前方には志賀高原の山々が高くそびえる。

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カンカン照りに、アタマがくらむ。

さて、ここで読者諸兄にゲロせねばならぬ。信越トレイル上で数少ない「オフィシャルの水場」がこのへんにあるハズですが、ワタシ、それを見つけられなかったのです。ああっ、恥ずかしい。穴があったらブチこみたい。もとへ。入りたい(汁
信越トレイルのルート標識である「[ST」印プレートが、「そろそろ出てくるハズ」と注意していたくせに分からなかった。いやしかし。

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ちょっと道東っぽいムード。このダートを下っていきます。

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すると、水の流れるオトが聞こえた。農道からは足元が悪い斜面を数㍍ほど下ったから、「コレは違うんだろうな」とは感じていた。

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7月に、英国はポーツマスの「wiggle」から取り寄せた「キャメルバック」のチューチュー式水筒2号機。長らく愛用した1号機よりも軽く仕上がっている。国内価格よりもアホみたいに安い、1,260円。おまけに「ツールドフランス」開催記念とかナントカで、送料が「タダ」。なんと剛毅なキャンペーンでしょう。
それはともかく、この水はぬるく、ちょっと濁ってもいるみたい。ま、かまわずグビグビ飲んでましたが。

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9:55、涌井峠に着きました。目の前の広い道路をダンプがビュンビュン、どえらい交通量です。これは国道292号。事後にカクニンしたら、現在の長野と新潟を結ぶメイン・バイパスのひとつと判明。

とりあえず左右をカクニン。いや、交通安全ではなく、見える範囲にコーラの自販機は見当たらない(汁 ガックリ。
まあその。フツーの登山エリアみたいに、入山したら「ずーっとウィルダネス」というならあきらめもつきますが、このように交互に情景をスイッチされちまうってのは、ちょっとアレですわね。このクソ暑い中、そのくせに自販機がない「罰ゲーム」状態だから、とくに。

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このツオロミーブーツ、とくに左足の親指と小指が当たって、かなり苦痛。歩くときには両足指を丸めるようにしているんですが、それでもキツい。で、休憩のたびに足と靴を乾かしていました。靴下が乾くと、ナゼか痛みが少し弱まるコトに気づいた。
それにしても、こんなことで歩きのモチベーションが削がれるのは、腹立たしいったらない。帰宅したらコイツを捨てて、新しい登山靴を探そう。さて、どれにしようかと夢想するのは、単調なトレイル歩きの良いネタになりました。

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ガイドブックにも登場する涌井峠のヨコに佇むステキな民家。このお宅のチャーミングなおばあちゃんの姿は見えなかったけれど、うむ、この絵に描いたような里山的アイコンは、いいアクセントになります。

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この峠から、信越トレイルはムードを少し変えてきます。エンエンと続く「ダート林道」区間、ですね。オフロードバイクでの林道野宿ツーリングを各地で行ってきたワタシにはすんなり馴染める、と言いたいトコロですが、気分的には、大汗かきかきムシに付きまとわれながら、谷底に落ちたバイクを捨てて里まで歩く約10km、ってなイメージが正しいかと(w

ともかく、顔のまん前をイヤらしく飛び回る小バエ「メマトイ」がウザいったらない。ザックのショルダーベルトにMSR「パックタオル・ナノS」をブラさげ、牛のしっぽみたいに、たまにソレをブンブン振り回しながら歩く。ただし両手にストックを持っているから、いつでもというワケではない。そのスキに再びまとわりついてくるのだ。まったく。
もちろんこれらムシどもへの対策はしています。塗るタイプの虫除け剤を、首から長袖Tシャツの二の腕まで塗りたくっているし、ハッカ液は「シアトル・ソンブレロ」のつば下側に、前2ヶ所、後ろ1ヶ所、さらにザックの両ショルダーベルトに定期的にスプレーして、「結界」を張っている。それでも何でも、夏の里山ではガマンするしかない、ってことです。

もうひとつ。涌井の峠から少し上がったところで、本日も、森のクマさんのクソを見かけました。それにしてもヤツらってば、自己主張がホント強いよね。ヒトが通行する場所にワザワザ残していくんだからね。

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東側の千曲川沿いに広がるステキな田園風景。にわかに空が黒くなってきました。

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11:00、富倉峠に到着。人力での国境越えルートとして由緒あるものですが、ロマンチックな部分は何もなく、ただの「コル」。
ザックを下ろしてレーション喰って、さあデッパツと思ったら、いきなり豪雨。大慌てでカッパ上下を着て、ザックカバーをかぶせる。えらく時間をくった。

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スコールそのものは30分間くらいでした。ひき続き、林道歩き。

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こんなカッコで歩いてます。「ソブの池」あたりにて。これを撮ったあと、暑いので雨具は脱ぎました。
真新しい「入山禁止」のタテカンには一瞬ギョッとしましたが、「ははーん。皆が皆、信越トレイルの趣旨に賛同してはいないんだ」と、妙にナットク。

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植林ゾーンを行く。けっこうワダチが深い。こんな状態の道では「わだちバカよね~。おバカさんよね~」という歌がクチをつくってもの(w お天気は良くなってきましたが、風が通らないから暑い。歩けばメマトイが、休憩するときは足元からアリが上ってくる。

さらに、きょうは「股ズレ」が発生。いや、下着のトランクスの下側の折り返し部分がスレて当たるんです。4年も愛用してきた「アルペン」PBのスポーツ用おパンツですが、こんな目にあうのは初めてヨ。
とりあえず、ジョンソン・ベビーパウダーを股ぐらにビシバシふりかけて対処。足指は当たって痛いし、股ズレでガニマタ歩きを強いられるし、イヤハヤです。

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ようやく人工的な林道区間が終わったみたい。ひとしきり、急登が続く。

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抜けだすと、黒岩山(911㍍)。13:45着。ただし地図をよく見ると、ホントのピークはココではなく、登山道を引いていない様子。対豪雪設計なのか、面白いカタチの休憩所があります。トレイル上に「屋根」のある場所って、信越トレイルにおいては「超」レアな特別待遇と言っていい。ココ、試験に出ます(w

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レアといえば、この山にはたいへん珍しい蝶がいるらしい。ワタシは見なかったけど。でもまあ、ワタシにはこの里山の素晴らしい俯瞰のほうが、ありがたみを覚えます。

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こんな緑のじゅうたんみたいな道を下っていく。いいムード。

ところで、このあとテン場に着いてから気づいたコトですが、おそらく黒岩山を発つときに、ザックにブラ下げていたパックタオルを落としてしまった。休憩ベンチの画像には、まだ付いているから、ココでザックを背負うとき、何かに引っかかって落ちたワケか。
どうしてソレに気づかなかったかというと、林道ゾーンから山道に入った途端に、メマトイなどの害虫どもが消えたから、ではないかと想像します。タオルを顔の前で振り回す必要がなくなっていたから、ですね。自然と人工の対比として、生態系の違いを思わせるネタとも言えましょう。

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オフシャルの水場「太郎清水」には、14:30着。
この直前の名も知らぬ天然の小さな池を通過したとき、後ろで「ボチャーン」とナニモノかが池に飛びこむオトが。ギクッとしました。「なんかいるゥ!」。

たまに涸れることもあるという名水・太郎清水(キャンプ場の手前5分くらいと、けっこう離れている)は、きちんと出ていました。やれうれしや。
ザックを投げおろして、まずはシェラカップで一杯。うむ! なぜかキリリと冷えていて、美味いったらない。

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写真を撮りつつ、もう一杯。ともかく大汗をかいた一日ですからね。そしてまた、水には常に気を配らないといけない夏場の信越トレイルだから、良い水をゲットできるというコトは、2倍にも3倍にもヨロコビがふくらむワケです。

ところが薄暗いこの水場は、ヤブ蚊どもの魔窟であった(汁 なんと、ユニクロ「ドライEX長袖Tシャツ」の上からビシバシ刺しまくってくる。いや、顔とか首などは虫除けを塗ったくっているからですが、刺されたワタシが「チクッ」と感じるほどの無差別攻撃を背中や肩に仕掛けてくる。
これはたまらんと、水筒3ケに計5.5㍑の水をくむときには、ストームクルーザーをきちんと着て、フードまでかぶって行いました。「ワシの血は、やらん!」。

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これが桂池。事後、「そういえば」と気づいたコトですが、今回の旅でテントを張ったキャンプ場はすべて池の畔にある、という。

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桂池キャンプ場、14:50着。
標準コースタイムより遅いと思いますが、まあ、休憩しすぎだからね。富倉峠なんて結局35分間もいたし、手前の水場でも15分もダラリンとしていたワケで。まあ、このへんがソロBPの長所。そしてパーティを組んだりしたら、こんなことはできないというのが短所と言えるでしょう。
そのくせ、アミノバイタルでしっかりドーピングはしているんですがネ。この日もじつは黒岩山で、けっこうくたびれていたからでしょうが、ふたつ目の強力バージョン「3600」をキメております。

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段違いで2面のスペースがあるのだが、「5張」と書いてあるからには、テン場は下段の芝生部分のみってコトですね。
それにしてもこのキャンプ地、ナニから転用したのだろう。もちろん新設ではない。そりゃ、見てわかります。「シェルター」と言われるホッタテ小屋は、昔は倉庫か牛小屋だったのか? 飯場ではないな。なぜなら、テントを張るのに最適な芝生の下段スペースには、庭園の築山と思える造作が施されているからです。
すると上段のスペース(土の駐車場みたいな荒れた広場。わりと新しいボットン便所もソコにある)に、民家か何かがあったのかも。

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いい天気になりました。テントを張ってから、なにはともあれ濡れモノを乾かします。湿度が下がったのか、暑いけれど快適。ちなみにココの標高は800㍍。
左前方には桂池。その間に、日中には何台かクルマが通過していった、山脈の横断路・県道411号がある。前日の「赤池」キャンプ地と似かよった、あんまり優雅とは思えないロケーションですね。

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半袖Tシャツとユニクロのステテコに着替えたら、さあ、飲酒タイム♪ 「トレッカーチェア」の座イスにもたれながらやる、ビシッと冷えた好みのバーボン「ジンビーム」の水割り。うむ、美味い!

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なんかクルマがバックで入ってきたナと思ったら、運転していたニコヤカな青年がニコヤカに話しかけてきました。「こんちわー」。おお、この日はじめてヒトとお話しできる機会がやってきた(w

信越トレイル事務局の、滝沢さん。「スルーハイカー」の率直な感想を聞きたいと、業務の合間にやってきたとのこと。というワケで、ストレートに感想を述べました。
まず、「キャンパーはビンボーではない(キリッ」とブチカマす(w いやその。これは滝沢さんにとって、とんだトバッチリというもの。申しわけない。そして、アプローチの悪さという交通手段をなんとか改善してほしいこと、水場情報を、よりくわしく開示してほしいことをお伝えしました。そうすれば、信越トレイルをスルーハイクすることの「敷居」をグンと下げられるハズ、とも。
本業は近所の農園の若旦那らしい氏は、オフィシャルサイトで、このデキゴトをこう書いています

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その後、セクション・ハイク帰りのシニア夫婦がココのトイレをチェックしに立ち寄ったので、奥さんと少し立ち話。ええ、ヒトと話しができるのは嬉しい。まだまだ、だの(w
ワタシの翌日のコースを歩いてきたようですが、改めてよくわかったコトは、彼らは信越トレイルクラブが定めた、1から6まで区分けされた「セクション」を基準に行動を切っていますが、ワシらスルーハイカーにとって、ソレは無関係であるなということ。ドコのキャンプ地まで行くか、そして水場はどこにあるか、これが行程を決定づける基準になります。

再び果敢にもチタン・シャローパンでツマミのスパムを焼き、ナベ底だけ黒コゲにさせて轟沈(汁 まあイイや、水が美味くてサケが進むし。きょうだけで4杯もやってしまいました。
サイトはでかいアリさんがワンサカ活動していて、キモチわるい。

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晩メシは、アルファ米に無印良品「奄美大島風鶏飯」をブッカケたもの、うずらのクンタマ添え。半分残してあったカルパス、そしてオニオンスープ。
ディナーとしてビジュアルがイマイチと思われるでしょうが、袋のまま喰えばクッカーを汚さずにすむから便利なのネ。この鶏飯、ちょっと薬膳くさくて味はイマイチ。

19時にテントに入り、20時、就寝。ところが0時過ぎに、オシッコで目覚めてしまう。おぼろ月で、暑い。さらにヤブ蚊がテント内に大量侵入。ぐは。池の畔だからなァ。蚊取り線香を改めて焚き、殺戮しまくりました。安心して寝入る。

バックパッキングCM:4
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コメント

 予想通り標高低いから9月始めだとかなり暑そう、しかもまだアブがいる。
 暑いのは苦手だしアブも嫌なのでやっぱり行くなら秋ですね~。

 昨年10月後半に行こうとしたのですが、天気が悪くて中止、今年再度トライしようと思っています。その時もたしか2日目のキャンプ場は水がなくて手前の沢でと言われました。
IK #-|2013/03/13(水) 02:43 [ 編集 ]

>IKさん
コメント、サンクスです。

そう、夏場はハードル高いです。ワタシが身を持って体験済み(w
そもそも、ココを「キャンプでスルーハイク」するのに、くつろぎ感とか快適さを求めちゃイカンと今は思いますね。
貫徹の快感と自己満足、コレしかないんじゃないか、と。

キャンプ解禁後の初年度パイオニア・ワーク的スルーハイク報告は、ワタシのこのレポートで出尽すハズ。
2年目である今年は、だから歩きやすくて紅葉景色が美しい、秋の3週間くらいに集中するでしょうね、スルーハイカーは。

まあ、日が短いのとキャンプ地選定の折り合いを、どうつけるか、これが課題でしょうね。
ボッタクリのキャンプ場代・1泊につき千円は「入山料」「関所通行料」と考えて、事前に日数分を振り込んでおいてから、好きな場所で行き倒れてテント張る、という「テ」もあるかと。
トレイル上には、ナンボでも好適地がありますからね。大きな声では言えないが。

三鷹のあの店も、今年は信越トレイル紹介に注力するみたいだし。
なんたって「日経トレンディ」誌が発表した「2013年に流行るモノ」、総合ベストワン(!)ってのが、「日本版ロングトレイル」だし。ユー、知ってっか?(w
ラード #-|2013/03/13(水) 11:04 [ 編集 ]

日本版ロングトレイル、流行るといいですね。そういや東海自然歩道ってどうなっちゃったんでしょう。
亮介 #-|2013/03/14(木) 23:03 [ 編集 ]

>亮介さん
高尾山やら陣馬山なんかに一極集中するよりは、健全ですよね、ロングトレイルは。

東海自然歩道は、ですね、典型的な「ハコモノ行政」の遺産として、ほとんど死に絶えているみたい。
それの現代版みたいなヤツで、「関東ふれあいの道」ってのがありますね。こっちのほうは、だいぶマシな各種ハイキング・里山歩きのバラエティに富むコース群になってるようですよ。
ラード #-|2013/03/14(木) 23:57 [ 編集 ]
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