ラード・アラモード

アウトドア好きのオッサンです。山系バックパッキング、サバゲ、林道野宿ツーリング、好きなモノ、好きなコト、昔ばなし(w のんびりと、自分の興味をご紹介します。

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ラード

Author:ラード
千葉県在住
バイクはXR250「Baja」
クルマはE46「325i Touring」
メインアームは「SIG552 SEALS」


林道焚火野宿のバイク旅と
サバゲ、そして
バックパッキングの世界を愛する。
風流なオッサンとなるべく
奥義を研究する日々(w

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地図読みを語る

2015/11/18(水) 23:40:55

4q.jpg

・ラード版「初級・地図読み講習会」の解説テキストってヤツが手元にあります。
・これは昨年(2014年)の2月ごろに、某SNSの某コミュで、講習イベントを企画したときに作ったもの。
秩父のハイキングコース(東吾野駅~ユガテ~五常の滝あたり)で実施するハズ、でした。
・実地イベントとか読図テキストの事例では、奥多摩の高水三山とともにココがよく使われているんで、相乗りしました。
・ところが、ちょうど「ソチ五輪」のころ、関東にドカ雪が降ったでしょう。結局そのイベントは順延日も含めてお流れに。
・余談ですが西武秩父線のその一帯は、それから一ヶ月ほど雪に閉ざされるという、日本むかしばなし状態に。
・「一回くらいイベントを主催したいんだぜ」というワタシの意気込みは砕け散ったが、パワポの資料は残ってる。
・もったいないんで、今さらですが公開してみましょう。

・講習会の資料を作る上で参考にさせていただいたのが、国土地理院の職員氏がupしている、こちら
・「富山インターネット市民塾」という講座で使ったテキストと思われます。
・キャプションいっさい無しという「パワポ紙芝居」ですが、ワタシなら、作者の意図にほぼ沿った講釈ができます。
・優れた内容ですが、これを取捨選択し、ラード的要素を加えて、30分強で解説する仕様にリメイクしてみた。
・「ヤマケイ」の地図読み机上講習会に参加して得た知識とか、もちろん昔から知ってるコトとか、ですね。
・ただし、中盤以降、国土地理院さんの図版を何点か借用させていただいている。他にネットから拾った画像も。
・すべて自前のモノで作り直して公開したらスッキリする(とくに自分が)んですが、まあその。
・あるジジイの山ヤが考える読図の「キモ」を紹介するブログ記事、ということでお許し願えたらと。

・さて。そのイベントでのワタシのねらいは、一日で、地図読み「初級」スキルを身につけてもらうことでした。
・大した内容じゃない。常識レベルです。そのおさらいと言っていい。
・講習内容は、最初に30~40分ほどの机上講習。それから地図とコンパスと首っ引きの軽いハイキング、という流れ。
・机上講習は集合場所の駅前にて行います。このテキストを解説し、各自の地図に手を入れ、読みこむ。
・参加者には、「飯能」の地形図はもちろん、ラインマーカーとか定規などの文具を持参するようお願いをしていた。
・学びのモチベーションを「ホンの少し」高めに、参加いただこうと考えました。
・その後、隊列を組んでデッパツ。山道を歩きながら、学んだ内容アレコレを確認し、検証し、身につけていただくト。
・うまく教えられるか自信もないワタシですが、ま、こんなコトを企画したワケです。





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・パワポ紙芝居の1枚目は簡単な自己紹介。だから省きますが、次がコレ。
・心がまえを説いちゃう、という(w いま考えるとお節介の極みかも。
・ま、SNSで無料の講習イベントの実施をクチあけて待ち受けてる属性のヒトに、上段の内容を求めるのは酷かな。

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・この講習イベントの「キモ」ですね。
・「自分でやる」ことが前提だから、予習を勧めております。予習するには、ナニが大事でしょうか?
・そして、②が今回身につけてもらいたい具体的なスキル3点です。

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・地図を読むとは、具体的に言うとナニをするのか? 
・つまりこういうこと。どちらも東京都・三宅島。左の平面図(地形図)を見て、右の模型のように3Dで脳内再現する。
・地図読み、他にもキリクチがイロイロありますが、第一弾である今回は、地形を読むことに特化してお話します。

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・というワケで、こうなります。 

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・天候判断については、今なら「ヤマテン」の有料アプリを取りこむだけですべて丸く収まります、たぶん。
・地図読みスキルは、無雪期の数日間の北ア縦走くらいまでなら、不要というか、無くてもイケる。
・「山と高原地図」さえ持っていけば、方向と予定タイムと注意点とかがわかる。それで十分です。
・しかしながら、それよりも「上」のレベルを目指すときには、地図を読むスキルがマストとなる。
・つまり冬山登山とか、沢登りをはじめとする「バリエーション」登山とか。
・まぁ、たとえば正月の赤岳だって、パーティ編成で前の人のケツに付いて行くだけなら、やっぱり不要で(w
・すなわち「初級」地図読み講習ってのは、登山について向上心を持っている正しいヒト向け、となるかと。

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・「地図読み」でググるとトップページに出てくる、知恵袋のコイツ。愉快な主張であります(w
・フロシキを広げた物言いをしますとね、登山者にとって無くてもいい唯一のスキルは、お産。
・臨月の登山者などいるハズないという前提の昔バナシですが、いやその。最近は意表をつくアホがいるかも(w
・特殊事例はさておき、翻って、それ以外はすべてが必要です。対応できる出来ないは別として、ね。
・あ。「ガーミン」のGPS、ワタシも持っていたんだった。8年ほど前、林道野宿ライダー時代に買ったヤツ。持ち腐れでした。
・厳しい冬山とかBCスキーをやるときには、GPSを持っていれば安心でしょう。

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・きょうのスケジュールです。机上と実地の2段構え。ワンデイで習得するには、この方法が良いと考えます。

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・机上では、こういうことをやります。

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・その後の山歩きでは、こう。
・「シルバ123」とは、プレート型コンパスを使う、進行方向設定システムのこと。
この動画の3:00時点から解説があります。これ、現在地を把握していれば、じつに簡便なGPS機能です。
・そういえば、プレートコンパスを持ってくること前提で参加者を募集していたとき、こんなコトがあったっけ。
・ブロッケンさんという参加予定のジジイから質問が。「そういうコンパスは持ってない」。
・「フツーの丸いコンパスならある。それで逝く。OK?」と。「うーむ・・・(・∀・;)」
・3千円なんだから買ってこいよ、そう思うワケですがね。偏差値20のドカタの考えるコトは理解しがたい。

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・ここから具体的な内容に入ります。

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・これは昔からよく使われる「ゲンコツ」説明法。他には、タオルの真ん中を浮かせて机に置いてもイケます。
・デコ部分とボコ部分。「デコ」は山、峰、丸、尾根、稜線とか。「ボコ」は沢、カール、峠、乗越、キレット、とか。
・「中指尾根をピストンでピークハント」とか、「小薬沢を詰めて薬指山に登頂し、人差し指山まで縦走」とか。

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・海面つまり海抜ゼロ㍍からの高さ。
・ココでは「等高線の英語読み、じつは皆さん、いつも山で使っているんですよ」というギャグを熱烈にブチこみたい。
・「挨拶するでしょ? こんつぁ!って」。てへ。
・左図は、地図というモノの「あらまし」ですね。俯瞰と断面図の相関を説明するもの。
・右図では、等高線で描かれた地形を「そのままリアルに」造形したら、段々畑っぽいこんなカクカクになる、とも。

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・16方位の説明ですね。「ENEとは?」「トーホクトー!」という合唱が即返ってくれば、しめたもの。

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・地球の軸の傾きによる、磁北の西約7度の偏差について解説します。
・この基礎知識を知らないヒトは多いかも。カシオとかスントとか、コンパス付き腕時計をハメてるのに知らんヤツが(w

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・「紙」地図の代表例ふたつ。これ、同じ場所なんですが、見えかたの違いが際立つ。「ナゼか?」。これがツカミ。
・国土地理院の地形図は、もはやレガシー。でも、沢登りとか冬山では、今も2万5千図は使われているのでは?
・昔も今も、売ってる店が少ないし、1枚300円くらいと高価くてね。
・そして各自の工夫=カスタマイズがマストと、手のかかる子です。四隅を折りたたむとか、情報をモロモロ書きこむとか。
・でも、昔はコレしかなかった。デフォルトだった。比較して今ではどんだけイージー&カンファタブルか、そう考えたい。

・一方、山と高原地図。ジジイのワシには「エアリアマップ」という昔の商品名のほうが馴染みがある。
・現在の登山業界では、コレがデフォルトです。皆さん良くご存じですよね。だから欠点だけ指摘しておきましょう。
・まず「5万分の1」という縮尺は、険しい山岳では小さくて、デコボコがわかりづらい。
・さらに、その稜線上に文字情報が重ねられたりして、やはりデコボコがわかりづらいケースが多々でてくる。
・だから、2万5千図など地形が詳しく見える地図で、事前に予習しておくということが大切です。

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・そこで「ヤマレコ」が便利だ、となるワケです。
・欠点として挙げたのは、事前シミュレーションで「すでに行った気になっちゃう」のはどうかなーってこと。

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・予習ツールとして、当時コレは優れていました。デメリットとして挙げたコト(情報量が少ない)は、今はどうか。
・それより何より、現在、もっとも便利な無料の地図ツールは、ヤマケイの「ヤマタイム」だと思います。 
・他にも王道「カシミール3D」とか、スマホアプリのアレコレとかありますが、ワタシは興味ないので不案内。悪しからず。

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・2万5千図は4㌢が1km、5万図は2㌢が1kmです。

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・「きょうの荷物なら」とは、つまり7kg程度のザックなら、山と高原地図のコースタイムどおりに歩けるということ。
・ジジイになった今、毎夏の長期縦走の序盤ではコースタイム+休憩時間、すなわち標準の1.2倍という状態です。
・もちろんハタチ前後の体力が充実していたころは、このタイムは「ゆるすぎ」。まったくアテにならなかった。

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・ここから再び等高線について解説します。

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・開聞岳を思いついたわがセンスを称えよ(w 
・2万5千なら主曲線は10mごと。それが「山と高原地図」では20m。だから地形表示が大ざっぱ、コレを理解しよう。

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・北ア「五色ケ原」をチョイスした国土地理院さんナイス。富山から近いもんね。白馬岳とか雲ノ平も使える地形。

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・地図を読めるとは、こういう想像がサラリとできるということです。

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・ホントに高価くてビビる

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・このパートはすべて国土地理院さんの画像。立体視の想像をしていくため、地形図のカスタマイズに入ります。
・でっぱり=尾根は赤のラインマーカーで。へっこみ=谷は青のラインマーカーで、と。

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・等高線を読んでいくとき、高い地点から低い方に向かってデコなのか、あるいはボコか。最初は分かりにくいもの。
・どこでもイイから「ピーク」を起点にして見れば、デコ=尾根が見分けられやすい。
・とにかく地形図にラインを引きまくって、慣れてもらうのが早道です。
・だから最初は地形図の「使わない」エリアで、失敗しいしい練習書きするのがよろしいかと。

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・ボコ=谷&沢は、尾根を先に線引きしてから考えるほうがイイかと。
・また、地図がラインマーカーだらけになって逆に見にくくなるから、青線は本流くらいで止めるほうがイイかも。

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・防水紙の「山と高原」地図に文字情報を書きこむのは難しいが、フツーの紙である地形図は楽勝。
・手塩にかけた自分の地図、ちょっと愛着の湧くモノになります。
・かたやフツーの紙だから、濡れたらアウト。そこで地図ケースには「ジップロック/スライダー/大」。これがベスト
・その理由は、濡れない/破れない/折りたためる/ポケットに入る/取り出しがラク/使い捨てでも惜しくない。

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・ムラサキ色の吹き出し「3つの矢印」がキモ。「シルバ123」を試すとき、多用するんでヨロシク。

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・コレはまとめシート。地図読みができれば、「あと、どれくらい?」なんつーオロカな質問をしなくなる。
・そして地図読みができるヒトは「もうちょい」なんつーボンヤリした返事など、しなくなりますよね、と。
・画像は2013年1月の丹沢・塔ノ岳。モデルはボンヤリ登山者の生ける標本、baroloさん(w
・氏の最新事例は、今夏の槍ケ岳。財布も入ったザックを稜線からケッ転がして紛失&回収不能!というお笑い系。
・登山不適格者と言えなくもないbaroloさんを、このときは「イベ主」にまつり上げていたんです。

31q.jpg

・コレは自分の解説用アンチョコ・シート。見せるものではないです。
・机上講習の後半、実戦パートで、「飯能」の2万5千地形図と各自が首っ引きで見るときのチェック項目です。
・地図上にある記号、見えるもの、気づくことをチェックし、皆で共有する。さらに書きこんでおく。
・何といってもこの地形図、これから登るルート「古道飛脚道」が未記入なのだ。理想的なテキストと言えよう(w
・それから実際にその山道を歩き、地図上で確認した各項目を「ホントだ。そのとーりだ」と体験していただくと。
・「ユガテ」というステキな広場でランチタイムとし、ソコで「シルバ123」システムを紹介します。

ユガテ

・その後、アチコチでそれを試しながらハイキングをし、「五常の滝」経由で武蔵横手駅へ。
・きっちりスキルを身につけて、お帰りいただきましょう。
バックパッキング・スキル考CM:2
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コメント
すごい分かりやすいです。
はじめましてコメントさせて頂きます、とても分かりやすく勉強になりました。
若いころにボーイスカウトで読図を習いましたが、長男が小学生になったので山に戻ろうかと準備をしていて、読図をもう一度おさらいしようとネットをみていたら、このページにたどり着きました。

とても分かりやすく実践的で勉強になりました、ありがとうございます。
とらぬ狸 #97.h04uE|2015/12/06(日) 18:05 [ 編集 ]

>とらぬ狸さん
お役に立てて良かったです。

登山の楽しみかたって、考えると深いモノがあります。
・事前に楽しむ(目標を決める/シミュレーションする)
・登って楽しむ
・帰って楽しむ(写真や記録を整理する/発表する)
こんなムード。三度おいしい(w

ぜひ楽しい思い出を作っていってください。
ラード #-|2015/12/07(月) 12:40 [ 編集 ]
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